ちょっとした近況

-----------------------------------------------
雑雑とした呟きとか、仕事の愚痴とか、後に残したらマズイだろうなという壊れた叫びとか、そういうコーナーです。
従って、ここで書いた内容は、保存はせず内容は日替わり、コメントも受付しません。
-----------------------------------------------

12月からこちら、仕事がド修羅場につき、沈没しておりました。
年末年始のご挨拶など諸々失礼しており、申し訳ありません(陳謝)。
忘年会も新年会も全部断り、2月頭まで休みもひたすら?仕事してたので、ご寛恕ください。。。

2月はちょっとだけマシになりましたが、ただ今年度末進行まっただ中です。
日本の年度末が憎い…(今の職場にいる限り、バーデンバーデンのイースター音楽祭はどうあがいても行けそうにありません)。

|

2023年10月24日 (火)

英語のハノン

最近、英語とフランス語を両方やっているので、色々まじるんですよね。。。

英語の方は、「英語のハノン」をちまちまと。

英語のハノン 初級 ――スピーキングのためのやりなおし英文法スーパードリル

英語のハノン 中級 ――スピーキングのためのやりなおし英文法スーパードリル

 

「英語のハノン」は、英会話、パターン・プラクティスのための教本です。

ハノンといわれるとどうにも素通りできないピアノ・クラスタ。

パターンプラクティスとは、ある英文を元に、指示に従って、元の英文に語句を代入したり、変換したりして口に出すことによって、スピーキング能力を上げるトレーニングです。

初級、中級、上級、フレーズ編がありますが、初級でも結構負荷が高いです。

私は初級の後半(イギリス英語版)から初めて、今は中級を半分くらいまで終えたところ。

中級以降の音声は今のところ米語のみです。

 

やり方は、本を閉じた状態で元になる英文の音源を聴いて、まずはその英文を復唱。

その後、音源の指示に従って作文(言い換え)をする、を繰り返します。

 

たとえば、中級編、p.20

 

元の文:You should run. You don't want to miss the train. 

 

まずはこの文の音源が2回繰り返されるので、テキストを見ずに口に出して言ってみます(リスニング+スピーキング)。

その後、「if」 という音声が流れます。

これは先程流れた文に対して、「if」 を使って意味の通る文を作りなさい、ということなので、

You should run, if you don't want to miss the train.

という文章をまずは自力で作って口に出してみます(作文+スピーキング)

ここで作文ができない場合は、正解の音声がその後に流れるので、それをリピートします(リスニング+スピーキング)。

そして、指示どおりに作文できるようになるまで練習します。

この後、別の指示、例えば「reverse」という指示が流れたら、これは前半と後半を逆転させなさい、ということなので、

If you don't want to miss the train, you should run.
という作文をします(作文+スピーキング)。

その後正解が流れるので、自分が作った文が合っているかどうかを確認。

 

別の例。

同じく中級編、p.71

 

元の文:Is sending troops overseas constitutional? (海外に派兵するのは合憲ですか?)

 

指示:It's unclear(It's unclear〜という構文で作文をしなさい)

↓ 言い換え

It's unclear whether sending troops overseas is constitutional.

指示:change(前後を入れ替えなさい)

↓ 言い換え

Whether sending troops overseas is constitutional is unclear.

 

大体こんな流れです。

 

私は音源を車の中で流しながらブツブツ練習していて、本は聞き取れなかった時の確認用として補助的に使っています。

文法が怪しい場合は、まずは本の文法解説の部分をしっかり読んだ方が良いですが、文法事項が大体頭に入っている場合は、上記の使い方で問題ないでしょう。

ただ、聞き取れない箇所も結構あるので、なんだかんだ本を開くことも多いのですが(女性のスピーカーより男性のスピーカーがちょっと早くて難しいです)。

 

一冊やり切ると、かなりやった感はある気はします。

まずは中級を終えられるように頑張ろう。

 

 

| | コメント (0)

2021年3月 2日 (火)

冠詞などその2

英語の複数と冠詞 ネイティブの感覚を読む

メモメモ。

p.99

一般的・総称的用法

うーん、これ、なかなかわかりづらい。。。

1 Ears are more susceptible to frostbite than fingers.

2 An ear is more susceptible to frostbite than a finger.

3 The ear is more susceptible to frostbite than the finger.

4 The ears are more susceptible to frostbite than the fingers.

耳は指より凍傷にやられやすい。

1が一番自然(そもそも耳も指も複数あるものだし)。

3と4は The が「その」という意味なのかどうなのか判断しにくく、抽象的・学問的・アカデミックに響く。また、4は、通常、限定された個体の集まりを指し、一般的・総称的な用法はまれ。

 

p.105

The telephone was invented by Bell.

一般的・総称的用法の the。発明品などは必ず the。

 

p.106

1 The computer is revolutionizing our daily lives.

2 Computers are revolutionizing our daily lives.

1は概念としてのコンピューター(一般的・総称的用法)、2は色々なコンピューターについて記述。

 

p.107

When I finished grade school, my parents gave me a telescope and a book about the telescope.

両親は私に1台の望遠鏡と望遠鏡に関する本をくれた。

about the telescope の the は、一般的・総称的用法。望遠鏡という発明物を意味する。

 

| | コメント (0)

2021年3月 1日 (月)

冠詞など

お久しぶりです。

去年は仕事の切れ目が無く、気分的には1年ほぼ休み無し状態でした(物理的にはほぼちゃんと休んでましたが、精神的にはセブンイレブン的な)。

今年に入って、気持ち的には去年の3割、実質的には6〜7割くらいの働きっぷりでしょうかね。

相変わらず英語はボチボチ、ノロノロやってます。

去年は少しだけオンライン英会話を再開、でもすぐに忙しくなってしまって中断中です。

先生とひたすら新型コロナの話をしていて、コロナ界隈の単語は増強されたけれど、会話内容が殺伐としてましたね。。。

 

先月来、仕事で少し和文→英文(英訳)のチェックをしていたんですが、やっぱり冠詞が永遠の迷宮だなと。

ニュアンスが本当に難しい。

いや、真面目に困りました。

 

というわけで、以下の本をまずは通読。

無冠詞と不定冠詞と定冠詞でどう意味やニュアンスが変わるかを、例文とともにかなり事細かに書いてくれているのでありがたいです。

英語の複数と冠詞 小泉賢吉郎

なかなか目鱗な例のメモ。

p.33

Every day jets are flying in the Tokyo skies.

Every day jets are flying in the Tokyo sky.

skyが複数形の場合、東京の上空は、たとえば新宿の上空、池袋の上空、渋谷の上空など、いくつかの上空からできているというイメージ(ネイティヴは、東京は色々な場所の上空から構成されていると考える)。

訳文は、「ジェット機は毎日、東京の空をいろいろな方向に飛びかっている」。

skyが単数であれば、もう少しシンプルに「ジェット機は毎日、東京上空を飛んでいる」になる。

 

p.44

I have mixed feelings about it.

わたしはそれに対して複雑な気持ちを抱いている。

feelingの複数は、気持ち、感情。

 

He speaks to me with feeling.

彼はわたしに情感を交えて話す。

無冠詞のfeelingは、情感、感覚。

 

p.45

I have a feeling that we are going to have rain tomorrow.

I have the feeling that we are going to have rain tomorrow.

わたしは、明日、雨が降るような気がする。

a feeling はそういう気がする、the feeling はそのような気持ちがしてならないというより強い感じ方。

 

厄介な抽象名詞

pp.60-61

I hate war.

わたしは戦争を憎む。

Those two countries are at war.

これらの2つの国は、戦争状態にある。

無冠詞で、戦争という抽象概念、あるいは戦争「状態」を表す。

 

We are having a war on cancer.

われわれは今、ガンとの闘いをしている。

If those two leaders keep threating each other, they are going to start a war.

a war は、「ガンとの戦争」という戦争の具体的な「種類」、あるいは具体的な「出来事」としての戦争を示す。

 

A war broke out between those two countries. 

二国間で戦争が始まった。  *出来事としての戦争

War broke out between those two countries.

二国間で戦争状態になった。 *状態としての戦争

 

pp.63-64

I am listening to an opera.

(ある)オペラを聴いている。*演目としてのオペラ

I am listening to opera.

オペラを聴いている。*オペラという音楽のジャンル

 

p.67

We need a decision right now, not (a) discussion.

今必要なのは決断であって、議論ではない。

概念ではなく、何がしかの具体的な決断が必要なので(ただしどういう決断かは特定されていない) a decision。*「出来事」としての決断 なので a になる。

長く続く「状態」としての議論であれば、無冠詞で discussion。

 

p.71

Compromise is needed in the Middle East. Otherwise there will be no solution to the problem.

中東においては妥協が必要である。*一般論、概念的

A compromise on the issue of coecistence between the Palestinans and Israelis is necessary before peace is achieved.

パレスチナ人とイスラエル人の共存に関して、ある種の妥協が必要であり…。 *二つの民族の共存に関する、という説明があり、妥協の「種類」を表している(ある程度、絞り込んでいる)。

 

p.72

You need exercise.

運動が必要だ。

You need an exercise to strenghen your knees.

両膝を強化する運動が必要だ。 *修飾する句を付け加えると、運動の「種類」となって a が付く。

 

p.89

初出であっても限定される(具体的に絞り込める=話手と聞き手の両者がそれを知っている/前後関係から絞り込める)名詞には the が付く。

The price of books has changed a great deal over the years. *何の値段かわかるので the

The apartment in which I live is going to ve renovated.  *どのマンションか分かるので the

This is the gun used to kill Lincoln. *どの銃か分かるので the

 

I live in an apartment which will be renobated soon.

改修工事を行うという情報だけではマンションを絞り込めないので(世の中に改修工事を行う予定のマンションはいっぱいある)、an になる。

 

ここまでで半分くらい。

気が向いたら続きを書きます。

 

 

| | コメント (0)

2019年4月 4日 (木)

ピョートルさん、50歳!

Happy birthday Piotr!!

May the joy that you have spread in the past come back to you on this day. 

 

I heard you have recently canselled several concerts which was supposed to be held in the US due to illness.

I hope you will get better soon.

 

本日はアンデルシェフスキさんの50歳のお誕生日です。

現在、アメリカツアーの真っ最中、のはずでしたが、ここしばらく病欠している模様。

早く回復されるよう、お祈りしています。

 

 

 

| | コメント (0)

2018年4月 9日 (月)

【新譜】Shostakovich: String Quartet No. 3 Piano Quintet

B07B6JHHKSShostakovich: String Quartet No. 3 Piano Quintet
Belcea Quartet Piotr Anderszewski
Alha 2018-04-06

by G-Tools

ベルチャ・カルテットとアンデルシェフの新譜。
アマゾンは在庫切れになってますが、HMVでは4/13発売になってます。

ピョートル・アンデルシェフスキ、ベルチャ四重奏団
ショスタコーヴィチ:
1. ピアノ五重奏曲ト短調 Op.57
2. 弦楽四重奏曲第3番ヘ長調 Op.73

outhere musicのサイト(サンプル音源あり):
outhere music


トレーラー


ショスタコのピアノ五重奏曲、ネトラジで最初聴いた時は、ぴおとるさんがショスタコ?!って思いましたが、去年ワルシャワのコンサートのアンコールで最終楽章第3楽章を聴いて、それがすっごくカッコ良かったので、CD発売はすごく楽しみです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«ピョートル・アンデルシェフスキ ピアノ・リサイタル@ヤマハホール