ちょっとした近況

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雑雑とした呟きとか、仕事の愚痴とか、後に残したらマズイだろうなという壊れた叫びとか、そういうコーナーです。
従って、ここで書いた内容は、保存はせず内容は日替わり、コメントも受付しません。
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12月からこちら、仕事がド修羅場につき、沈没しておりました。
年末年始のご挨拶など諸々失礼しており、申し訳ありません(陳謝)。
忘年会も新年会も全部断り、2月頭まで休みもひたすら?仕事してたので、ご寛恕ください。。。

2月はちょっとだけマシになりましたが、ただ今年度末進行まっただ中です。
日本の年度末が憎い…(今の職場にいる限り、バーデンバーデンのイースター音楽祭はどうあがいても行けそうにありません)。

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2025年4月 8日 (火)

AIを使ってみる

去年は前半が死ぬほど忙しく、夏に欧州に行って帰ってきたら咳喘息を発症して秋以降は数ヶ月低空飛行。

喋ると悪化するので、英会話はストップ。

年明けには体調の方は復調していましたが、仕事がまた忙しくてですね、、、今に至る。

そうこうしているうちに、このところAIの進化が著しく翻訳精度もだいぶ上がり、これは語学学習にも使えますよね、ということで、とりあえず英作文でもしようかなと。

私のAI環境は、Perplexityに課金していて、ChatGPTは無課金ですが、英作文はChatGPTでやっています(たまにPerlexityでも英作文をしていますが、どっちが良いかはまだなんとも)。

DeepLも一瞬課金しましたが、今は無課金に戻しています。

 

さて、ChatGPTではこんな感じでプロンプトを書いています。

手探りなので、書く内容はちょこちょこマイナーチェンジしています。

私の英語の先生になってください。瞬間英作文の練習を通して英会話能力を上げたいので、会話で頻出する表現や構文、トピックなどを意識しながら、少し長めの日本語の文章を出してください。私が英作文をして答えるので、間違いや不自然な表現を修正してください。説明は日本語でお願いします。特に冠詞や単数・複数の区別が弱点なので、冠詞にまつわる文法やニュアンスなどを詳しく説明してもらえると助かります。その後に次の日本文を出してください。私の回答の精度によって次に出す課題文の難易度を調整してください。このタスクを習慣化したいので、モチベーション維持のために、日々の進捗、上達具合のチェックも含めてフィードバックしてください。

あとは【属性】として、自分の情報を趣味なども含めて書いておくと、それに寄せた問題を出してくれると思います。

 

実際にはこんな感じ。

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【課題文】
この絵は一見シンプルに見えますが、よく見るとたくさんの複雑な要素が隠されています。作者は観客に「よく観察することの大切さ」を伝えようとしているのかもしれません。

どうぞ、あなたの英作文をお聞かせください。気楽にどうぞ♪

あなた:
This painting looks simple at the first glance, but if you see it closely you can find a lot of complex elements that are hidden. The artist might try to convey the importance of careful ovservation to visitors.


ChatGPT:
ありがとうございます!今回の文もよく書けていて、全体として伝えたい内容がしっかり表現できています。
構成もわかりやすく、文法的にも大きなミスはありません。
ただ、少し不自然なところやスペルミス、ニュアンスのずれがいくつかありますので、それらを丁寧に見ていきましょう!

✅ あなたの英文(再掲):
This painting looks simple at the first glance, but if you see it closely you can find a lot of complex elements that are hidden. The artist might try to convey the importance of careful ovservation to visitors.

✏️ 添削後の英文:
This painting looks simple at first glance, but if you look closely, you can find many complex elements hidden within it. The artist might be trying to convey the importance of careful observation to the viewers.

🪄 添削ポイントと説明:
① "at the first glance" → "at first glance":
✅ 正しい表現は "at first glance"(慣用句)です。

“the” を入れないのが自然な言い方。英語では「最初にちらっと見たときに」という意味で定着しています。

② "see it closely" → "look closely":
“see” は「自然に目に入る・見える」、
 “look” は「意識的に目を向ける・観察する」なので、
 → この場合は「よく見る」= look closely が適切です。

“look at it closely” でもOKですが、「look closely」の方が自然で口語的。

③ "a lot of complex elements that are hidden":
文法的には正しいですが、より自然な言い回しとしては:

"many complex elements hidden within it" という言い方の方が洗練されています。

“that are hidden” は “hidden” と分詞で置き換え、よりスッキリと。

④ "ovservation" → "observation"(スペルミス):
“ovservation” は “observation” のタイプミスですね。惜しい!

⑤ "might try to convey" → "might be trying to convey":
“might try” でも通じますが、
 → “might be trying” の方が「今まさに観客に伝えようとしている」という継続的ニュアンスが加わり、より自然。

英語では「芸術作品が意味を“伝えようとしている”」という表現によくこの進行形が使われます。

⑥ "to visitors" → "to the viewers":
"visitors" でも意味は通じますが、「作品を鑑賞する人」という意味では “the viewers” や “the audience” の方が的確です。

"visitors" は「施設に来た人」全般を指すため、少し広すぎる印象。

🧠 今回のポイント:冠詞・単複・ニュアンス
表現 説明
at first glance 決まり文句なので “the” をつけない。冠詞不要。
many complex elements "a lot of" より "many" の方がややフォーマル・明確。elements は複数形なのでOK。
the viewers 特定の対象(ここでは観客)に向けたニュアンスを出すには "the" を使う。
🌸 総評:
🌟語順・構文の理解がしっかりしており、内容も明確に伝わる英作文でした。
💡今回は「不自然ではないけれど、よりナチュラルな表現」を学ぶ段階に入っています。これは中上級への入り口です!

✨また、冠詞や単数・複数も大きなミスはありませんでした。
今後は「冠詞がある・ない」でどうニュアンスが変わるかを意識するとさらにレベルアップできます。

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とまぁ、課題文はさほど長くないのに、解説は盛りだくさんです。

1000本ノックと言いたいところですが、とりあえず300本をめどにやってみようかと思っています。

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2024年1月 8日 (月)

Cambly 始めました

オンライン英会話、これまでフィリピン系のスクールで断続的にやっていましたが(最近はほとんどレッスンできてませんでしたが……)、ネイティヴの講師のオンラインスクール、Camblyに入ってみました。

Cambly 公式サイト

 

ブラック・フライデーのセールで、週60分のコース、12ヶ月で76,317円(1月あたり6,360円)。

セール価格でまとめて払えば、かなりお徳ではないかと思います(フルプライスだと倍くらいしちゃう?)。

 

プライベート(マンツーマン)とグループレッスンを選べますが、私は週60分のコースで、30分のプライベート・レッスンを2回取っています(グループレッスンを取らなくてはいけないということはなく、プライベートのみでも可)。
英・米・カナダ・南アフリカの講師が在籍していて、好みのアクセントの講師を選べるのが良いです。

私は基本的に英国アクセントの先生をチョイス。

 

Zoomやスカイプ、Teamsの類は不要で、公式サイトからつなげる方式。

 

Camblyの独自の英会話教材(カリキュラム)もありますが、ネット上の素材をリクエストしてトークするなども可。

私は、現在のところ、engoo のサイト(engoo daily news)から興味のあるトピックを選ぶか、キャンブリーの教材「ミステリー:ホテルの謎」をリクエストするかのどちらかです。

とりあえず、この辺をやってみました。

Man Arrested After Banksy Artwork Stolen in London December 28, 2023

 

キャンブリーはレッスンの予約はもちろんできますが、予約無しでも、その時にオンラインで待機している講師をつかまえてすぐレッスンできるシステムがあります。

その場合は、出来合いの教材の方が良いかと思い、「ホテルの謎」をリクエストしています。

 

レッスンは録画されていて後から見ることができるので、復習するのに便利です(自分が喋っているのを見るのはいたたまれないのであまりちゃんと見ていませんが、見直した方が絶対効果的だろうと思います)。

 

フリートークは喋れることしか喋らなくなるので、(個人的には)教材の指定は必須だと思っていますが、何をどうリクエストするかは、まだちょっと手探り状態。

あとは中級のビジネス英語あたりを取ろうかな。

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2023年10月24日 (火)

英語のハノン

最近、英語とフランス語を両方やっているので、色々まじるんですよね。。。

英語の方は、「英語のハノン」をちまちまと。

英語のハノン 初級 ――スピーキングのためのやりなおし英文法スーパードリル

英語のハノン 中級 ――スピーキングのためのやりなおし英文法スーパードリル

 

「英語のハノン」は、英会話、パターン・プラクティスのための教本です。

ハノンといわれるとどうにも素通りできないピアノ・クラスタ。

パターンプラクティスとは、ある英文を元に、指示に従って、元の英文に語句を代入したり、変換したりして口に出すことによって、スピーキング能力を上げるトレーニングです。

初級、中級、上級、フレーズ編がありますが、初級でも結構負荷が高いです。

私は初級の後半(イギリス英語版)から初めて、今は中級を半分くらいまで終えたところ。

中級以降の音声は今のところ米語のみです。

 

やり方は、本を閉じた状態で元になる英文の音源を聴いて、まずはその英文を復唱。

その後、音源の指示に従って作文(言い換え)をする、を繰り返します。

 

たとえば、中級編、p.20

 

元の文:You should run. You don't want to miss the train. 

 

まずはこの文の音源が2回繰り返されるので、テキストを見ずに口に出して言ってみます(リスニング+スピーキング)。

その後、「if」 という音声が流れます。

これは先程流れた文に対して、「if」 を使って意味の通る文を作りなさい、ということなので、

You should run, if you don't want to miss the train.

という文章をまずは自力で作って口に出してみます(作文+スピーキング)

ここで作文ができない場合は、正解の音声がその後に流れるので、それをリピートします(リスニング+スピーキング)。

そして、指示どおりに作文できるようになるまで練習します。

この後、別の指示、例えば「reverse」という指示が流れたら、これは前半と後半を逆転させなさい、ということなので、

If you don't want to miss the train, you should run.
という作文をします(作文+スピーキング)。

その後正解が流れるので、自分が作った文が合っているかどうかを確認。

 

別の例。

同じく中級編、p.71

 

元の文:Is sending troops overseas constitutional? (海外に派兵するのは合憲ですか?)

 

指示:It's unclear(It's unclear〜という構文で作文をしなさい)

↓ 言い換え

It's unclear whether sending troops overseas is constitutional.

指示:change(前後を入れ替えなさい)

↓ 言い換え

Whether sending troops overseas is constitutional is unclear.

 

大体こんな流れです。

 

私は音源を車の中で流しながらブツブツ練習していて、本は聞き取れなかった時の確認用として補助的に使っています。

文法が怪しい場合は、まずは本の文法解説の部分をしっかり読んだ方が良いですが、文法事項が大体頭に入っている場合は、上記の使い方で問題ないでしょう。

ただ、聞き取れない箇所も結構あるので、なんだかんだ本を開くことも多いのですが(女性のスピーカーより男性のスピーカーがちょっと早くて難しいです)。

 

一冊やり切ると、かなりやった感はある気はします。

まずは中級を終えられるように頑張ろう。

 

 

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2021年3月 2日 (火)

冠詞などその2

英語の複数と冠詞 ネイティブの感覚を読む

メモメモ。

p.99

一般的・総称的用法

うーん、これ、なかなかわかりづらい。。。

1 Ears are more susceptible to frostbite than fingers.

2 An ear is more susceptible to frostbite than a finger.

3 The ear is more susceptible to frostbite than the finger.

4 The ears are more susceptible to frostbite than the fingers.

耳は指より凍傷にやられやすい。

1が一番自然(そもそも耳も指も複数あるものだし)。

3と4は The が「その」という意味なのかどうなのか判断しにくく、抽象的・学問的・アカデミックに響く。また、4は、通常、限定された個体の集まりを指し、一般的・総称的な用法はまれ。

 

p.105

The telephone was invented by Bell.

一般的・総称的用法の the。発明品などは必ず the。

 

p.106

1 The computer is revolutionizing our daily lives.

2 Computers are revolutionizing our daily lives.

1は概念としてのコンピューター(一般的・総称的用法)、2は色々なコンピューターについて記述。

 

p.107

When I finished grade school, my parents gave me a telescope and a book about the telescope.

両親は私に1台の望遠鏡と望遠鏡に関する本をくれた。

about the telescope の the は、一般的・総称的用法。望遠鏡という発明物を意味する。

 

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2021年3月 1日 (月)

冠詞など

お久しぶりです。

去年は仕事の切れ目が無く、気分的には1年ほぼ休み無し状態でした(物理的にはほぼちゃんと休んでましたが、精神的にはセブンイレブン的な)。

今年に入って、気持ち的には去年の3割、実質的には6〜7割くらいの働きっぷりでしょうかね。

相変わらず英語はボチボチ、ノロノロやってます。

去年は少しだけオンライン英会話を再開、でもすぐに忙しくなってしまって中断中です。

先生とひたすら新型コロナの話をしていて、コロナ界隈の単語は増強されたけれど、会話内容が殺伐としてましたね。。。

 

先月来、仕事で少し和文→英文(英訳)のチェックをしていたんですが、やっぱり冠詞が永遠の迷宮だなと。

ニュアンスが本当に難しい。

いや、真面目に困りました。

 

というわけで、以下の本をまずは通読。

無冠詞と不定冠詞と定冠詞でどう意味やニュアンスが変わるかを、例文とともにかなり事細かに書いてくれているのでありがたいです。

英語の複数と冠詞 小泉賢吉郎

なかなか目鱗な例のメモ。

p.33

Every day jets are flying in the Tokyo skies.

Every day jets are flying in the Tokyo sky.

skyが複数形の場合、東京の上空は、たとえば新宿の上空、池袋の上空、渋谷の上空など、いくつかの上空からできているというイメージ(ネイティヴは、東京は色々な場所の上空から構成されていると考える)。

訳文は、「ジェット機は毎日、東京の空をいろいろな方向に飛びかっている」。

skyが単数であれば、もう少しシンプルに「ジェット機は毎日、東京上空を飛んでいる」になる。

 

p.44

I have mixed feelings about it.

わたしはそれに対して複雑な気持ちを抱いている。

feelingの複数は、気持ち、感情。

 

He speaks to me with feeling.

彼はわたしに情感を交えて話す。

無冠詞のfeelingは、情感、感覚。

 

p.45

I have a feeling that we are going to have rain tomorrow.

I have the feeling that we are going to have rain tomorrow.

わたしは、明日、雨が降るような気がする。

a feeling はそういう気がする、the feeling はそのような気持ちがしてならないというより強い感じ方。

 

厄介な抽象名詞

pp.60-61

I hate war.

わたしは戦争を憎む。

Those two countries are at war.

これらの2つの国は、戦争状態にある。

無冠詞で、戦争という抽象概念、あるいは戦争「状態」を表す。

 

We are having a war on cancer.

われわれは今、ガンとの闘いをしている。

If those two leaders keep threating each other, they are going to start a war.

a war は、「ガンとの戦争」という戦争の具体的な「種類」、あるいは具体的な「出来事」としての戦争を示す。

 

A war broke out between those two countries. 

二国間で戦争が始まった。  *出来事としての戦争

War broke out between those two countries.

二国間で戦争状態になった。 *状態としての戦争

 

pp.63-64

I am listening to an opera.

(ある)オペラを聴いている。*演目としてのオペラ

I am listening to opera.

オペラを聴いている。*オペラという音楽のジャンル

 

p.67

We need a decision right now, not (a) discussion.

今必要なのは決断であって、議論ではない。

概念ではなく、何がしかの具体的な決断が必要なので(ただしどういう決断かは特定されていない) a decision。*「出来事」としての決断 なので a になる。

長く続く「状態」としての議論であれば、無冠詞で discussion。

 

p.71

Compromise is needed in the Middle East. Otherwise there will be no solution to the problem.

中東においては妥協が必要である。*一般論、概念的

A compromise on the issue of coecistence between the Palestinans and Israelis is necessary before peace is achieved.

パレスチナ人とイスラエル人の共存に関して、ある種の妥協が必要であり…。 *二つの民族の共存に関する、という説明があり、妥協の「種類」を表している(ある程度、絞り込んでいる)。

 

p.72

You need exercise.

運動が必要だ。

You need an exercise to strenghen your knees.

両膝を強化する運動が必要だ。 *修飾する句を付け加えると、運動の「種類」となって a が付く。

 

p.89

初出であっても限定される(具体的に絞り込める=話手と聞き手の両者がそれを知っている/前後関係から絞り込める)名詞には the が付く。

The price of books has changed a great deal over the years. *何の値段かわかるので the

The apartment in which I live is going to ve renovated.  *どのマンションか分かるので the

This is the gun used to kill Lincoln. *どの銃か分かるので the

 

I live in an apartment which will be renobated soon.

改修工事を行うという情報だけではマンションを絞り込めないので(世の中に改修工事を行う予定のマンションはいっぱいある)、an になる。

 

ここまでで半分くらい。

気が向いたら続きを書きます。

 

 

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