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2005年2月 6日 (日)

ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 スペシャル・エクステンデッド・エディション

ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 スペシャル・エクステンデッド・エディション
ピーター・ジャクソン
ポニーキャニオン 2005-02-02


by G-Tools

★★★★★

やっと着いた!アマゾンよりも安いネットのDVD屋で注文したら、発売日に発送遅れのメールが。商品ページでも1週間入荷待ちになってた。「指輪」ファンを甘く見て、入荷数を見誤ったな。いつ見ても「通常24時間以内発送」のアマゾンを見習いなさい(アマゾンの倉庫にはSEEがうず高く積まれているに違いない…。多分ハリーポッターとかもそうなんだろうけど)。

で、とりあえず吹替え版を視聴。CE版は(これまた国内版を待ちきれずに)US版を買ってしまったので、吹替え版は劇場で1回見て以来である。よしよし、ちゃんと時代劇してて格調高い。言葉が美しいのは善きことかな。ところどころ「ん?」という部分はあるし、声優の好き嫌いはあるものの、やはり非常に出来の良い台本だと思う。
ちなみに、良いと思ったのはファラミア(宮本充)、エオメル(山寺宏一)、セオデン(佐々木勝彦)、エオウィン(本田貴子)、アルウェン(坪井木の実)。個人的にちょっと…なのはアラゴルン(大塚芳忠)。大塚アラゴルン、「渋い」と好きな人も多いみたいだけど、私としては、ヴィゴの声とあまりにも違うので馴染めないのと、ちょっとドスが効き過ぎのような気がしてしょうがない。まぁでも黒門前あたりは迫力があって良かったけど。サルマン(家弓家正)は、クリストファー・リーが超美声なだけに比べるとちょっと辛いものがある。

吹替え版台本(追加映像分)で、ちょっと「むむっ」と思ったのはとりあえず下の部分かな。まぁ他にも細々あるんだけど。

1枚目チャプター22
デネソール:
It should have been brought back to the Citadel to be kept safe. Hidden. Dark and deep in the vaults...not to be used. Unless at the uttermost end of need.
なぜ指輪を持ち帰らなかった。愚か者め。あれはここの地下深くの金庫に隠しておき、いよいよ絶体絶命の時使うはずだった。     

金庫?むー、中つ国に金庫ねぇ。
えーっと、vaultっていうのは、建築用語的にはアーチを組み合わせて作る天井のこと。西洋教会建築には頻出なんだけど、アーチを天井にズラーっと並べたり交差させたりするのをvaultと呼ぶ。それから、アーチ構造の地下室(何かをおさめるための部屋。遺体とかワインとかね)もvault。現代では銀行の金庫室のことも指すらしい。
ここでは地下の隠し部屋って感じかなぁ。vaultにsが付いてるから、アーチが複数ある地下空間を漠然と指すような気もするけど。詳しい方、教えてください。

それから、「愚か者め」って、そんなこといってませんってば。ますますデネソールのひどいパパぶりに拍車がかかっている。

ファラミア:
Boromir would not have brought the Ring. He would have stretched out his hand to this thing and taken it. He would've fallen.
それは決してありえません。指輪を手に入れた途端、堕落したはずです。

デネソール:
You know nothing of this matter!
お前に何が分かる!

ファラミア:
He would have kept it for his own. And when he returned, you would not have known your son.
指輪を自分のものとし、戻った時には化物に変わっていたはず。

化物って。。。PJお得意のホラー映画ですかい。弟に化物呼ばわりされては、ボロミアがちょっと哀れだ(ただでさえ、このシーンのファラミアは兄に対して少々辛辣なんだから)。まぁ、訳すの難しい箇所ではあるんだけど。

1枚目チャプター31
アラゴルン:
It is but a shadow and a thought that you love. I cannnot give you what you seek. I have wished you joy since first I saw you.
姫よ、あなたは幻を愛しておいでだ。あなたに願いにはこたえられない。ご自分にふさわしい幸せをつかんでほしい。

これ、「ふさわしい」ってのがなんだなかー。前の部分と併せると、まるで「高望みをしてはいけない」っていってフったみたいなニュアンスが強くなる。アラゴルン、ひどい男度3割増だ。普通に「初めて出会った時からずっとあなたの幸せを願っていた」で良いんじゃないでしょうかね。


ディスク2枚目については、気が付いてないだけかもしれないけど(っていうか、集中力が切れるんだよね…)、そんなに「うっ」っていうところは無かったかな。気が向いたら今度書きます。
しかし吹替え版、全体的に英語ではそこまで言ってないぞ、みたいなところは結構あるかも。意味は合ってるけど、行間読みすぎというか補い過ぎというか。分かり易いから良いと思うけど。

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コメント

長らく「王様の耳はロバの耳」だったアレやコレやをやっと心おきなく吐けますね~。自分としてはもっと「怒」の嵐が吹き荒れると予想していたのですが、世間の反応は案外穏やかのようで。
宮本さんの声はもともと好きでして、TTTの頃は吹き替えも結構楽しく聴いていたのですが、今となっては生声版しか観られません(笑)ROTK公開当時、オークのドアップとか、流血シーンが苦手な私にはオスギリアス戦闘場面は格好のトイレタイムだったんでですし。なんだか遠い目になってしまいます。

投稿: gyoku-to | 2005年2月 6日 (日) 21:01

ようこそ、いらっしゃいませませ。

どうぞ、心置きなく吐いて下さい(笑)。
「怒」の嵐、どうなんでしょう、これから吹き荒れるかもしれません。今週末に初めてご覧になった方も多いことでしょうし。

私も2点ばかりどーしても許し難い部分があったりしますが、「ああ、もうこれで終わりだ~」という思うとついしみじみしてしまったり、映像特典で現場の修羅場の凄まじさを目の当たりにして「まぁ、何はともあれ出来上がってよかったよね…」と丸くなってしまったりしてます(←PJの思う壺?)。

吹替えに関しては、私も普段は完全に生声派なのですが、LotRの吹替えは言葉が古くて雰囲気が良いですね。ただ、子供とか理解できるのかな、という危惧はありますが。

投稿: 青猫 | 2005年2月 6日 (日) 23:43

こんにちは。うちにも届きました。
>映像特典で現場の修羅場の凄まじさを目の当たりにして

うふふ、本当にご苦労様っと敬意を払いたくなりますよね。
でも、その特典でサウロンとの直接対決を撮っていたと知ったときは、うぞ!と叫びそうになりました。
あとは、なんといってもパランティ対決。ビビって放り出すシーンだけはゆるせませーん(涙)もう、アラゴルンをみる目が全て、1作にまで遡って変ってしまうくらいショックでしたよ~。
アラゴルンさんじゃなくなってる!正気にもどって!ですよね。

投稿: 丸々 | 2005年2月 7日 (月) 08:07

>でも、その特典でサウロンとの直接対決を撮っていたと知ったときは、うぞ!と叫びそうになりました。

昔、「PJはアラゴルンとサウロンの一騎打ちをクライマックスに持ってくるんじゃないか」という原作ファンの予想(危惧)をネット上で読んだことがあります。なので、RotKが公開になった時に、「とりあえず、アラゴルンとサウロンのガチンコ勝負がなくて良かった…」とホッとしたものです。

パランティア事件…。アラゴルン、意気揚々とサウロンに挑戦したら、返り討ちにされちゃったって感じですよね。あのー、脳内消去しても良いでしょうか(笑)?

投稿: 青猫 | 2005年2月 7日 (月) 20:30

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