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2005年2月12日 (土)

The Revenge of Ishtar (Epic of Gilgamesh (Paperback))

The Revenge of Ishtar (Epic of Gilgamesh (Paperback))
Ludmila Zeman
Tundra Books 1998-05-01


by G-Tools
総語数1,300、YL3.6
★★★★★

ギルガメシュ三部作のうちの第二作目。
ヘタに粗筋を書くと前作のネタバレになるので、さらっといきます。

ウルク王ギルガメシュは、山に住む怪物フンババに襲われ、闘いの末に勝利をおさめる。その際に助太刀をした女神イシュタルは、ギルガメシュに結婚を申し込むものの拒絶される。やがて、復讐に燃えるイシュタルがウルクの町にやってくる。

テーマは、「ギルガメシュと死」。前作で友情、信頼を知ったギルガメシュは、ここで死=永遠の喪失に直面する。そして、物語は永遠の生命を求める旅を描く「The Last Quest of Gilgamesh」に繋がっていく。

それにしても、多神教の神が理不尽というのは万国共通の認識なんだろうか。個人的には八百万の神様という考え方はとても好きなのだが、神の身勝手に振りまわされる人間の立場に立てばたまったものではないだろう。

一つ、なるほど、と思ったのは死後の世界を「the Underworld」と表現していること。「ギルガメシュ叙事詩」とは別に「イシュタルの冥界下り」という物語もあるようだけど、オリエントではあの世は「天上」ではなくて「黄泉の国」のイメージらしい。

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