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2005年3月

2005年3月28日 (月)

The Lord of the Rings Trilogy Gift Set アメリカ版

The Lord of the Rings Trilogy Gift Set アメリカ版
J. R. R. Tolkien Rob Inglis
Recorded Books 2002-01-01


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★★★★★

USアマゾンのマーケットプレイスにて購入した「The Lord of the Rings」の朗読CDが届いた。1990年録音のUnabridged版。ナレーターのRob Inglisはシェイクスピア俳優ということだけど、とても落ち着いた味わいのある朗読である。クイーンズ・イングリッシュにありがちな気取った感じ(偏見?)が無くて、若い俳優では出せないであろうしみじみとした雰囲気がとても良い。

FotRは封を切ってあったけど、TTTとRotKは未開封でビニールをかぶったまま。ふーむ、ここにもFotR挫折の呪いが。英語ネイティヴの人間にとっても、FotRはかったるいということなんだろうか。
ちなみに内訳はFotR16枚、TTT14枚、RotK16枚。合計54時間半。通して聴くのも大変だけど、聴きたい部分を探し出すのもちょっと骨かもしれない。ま、気長に聴きます。

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2005年3月26日 (土)

Nodame Cantabile 1

Nodame Cantabile 1
TOMOKO NINOMIYA
Del Rey 2005-04-26


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個人的に大ニュース。来月、「のだめカンタービレ」の英語版発売!。今すごくハマっている漫画なので、すごく楽しみ~。
ストーリーは、ピアノ専攻のヘンテコ音大生野田恵(通称のだめ)と、指揮者を目指す千秋真一が出会うところから始まる、2人の成長を核とした学園コメディ。キャラクターが個性的を通り越してかなり変なんだけど、その変人ぶりがいかにも楽器をやってる人間って感じでちょっとデジャヴを感じる。音大楽しそうだなぁ、楽理でもいいから行っとけば良かったなぁ、なんてバカな思いに囚われてしまう(当時はチラとも考えなかったけど)。
「こんなに笑えるクラシック音楽があったのか!?」という帯のキャッチコピーの通り、基本的には爆笑系。ただ、確かに笑えるんだけど、これだけきちっと取材しているクラシック音楽漫画は珍しい。とにかく、作者の勉強量が半端じゃないと思う。それから、例えばヴァイオリンを弾いてる姿をちゃんと描ける漫画家ってほとんどいないんだけど(大抵、手の角度とかがオカシイ)、「のだめ」はそういう点でもしっかりしていて安心。オケの演奏シーンなんかもすごく臨場感があって、(例え知らない曲でも)絵を見るとどういう雰囲気の曲か分かるし、読者が曲を知ってたら、ちゃんと読者の頭の中で音楽が鳴るような絵を描いている。これは、本当に本当に凄いこと。
以前、「スラムダンク」を読んだ時に、「こういう表現って、小説(文字のみ)でも映画(実写、動画)でもできないな。漫画(文字+静止画)ならでは、漫画でしかなし得ない表現っていうのが存在するんだなー」ってつくづく思ったけど、「のだめ」の演奏シーンでも同じことを思って感心してしまう。

日本語版は現在11巻まで発売中。基本的には青春コメディだから、クラシック音楽に詳しくなくても楽しいと思う。おそらく、二ノ宮知子は相当意識して、詳しくなくても大丈夫なように描いている(多分、テーマがクラシック音楽じゃなかったら、あそこまで笑いの要素を多くはしてないと思う)。え~、クラシックぅ~?などと食わず嫌いせずに是非どうぞ。ただし、「のだめ」にハマると作中に登場する曲を聞きたくなって、CD貧乏に陥るので注意(←私のことだ)。

そういえば、「スラムダンク」で思い出したけど、「スラムダンク」英語版、5巻で止まってるんだけど続き出ないのかなぁ。まぁ、アレを英語で読む意味が果たしてあるのか(最終巻なんか、数十ページ、セリフが無いし)、という疑問はあるけど。

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2005年3月22日 (火)

ぽちっぽちっ

積読がちっとも消化されない今日この頃。なのに、また積読の山に追加。

The Polar Express
Chris Van Allsburg
Houghton Mifflin (Juv) 1985-10-28


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時間が無い時は絵本に限る。薄いGRも良いけど、えてして味気無くて殺風景。その点、絵本はさらっと読めるし、それでいて豊かな気分になれる。値段が張るのが難点だけど。

Blitzcat
Robert Westall
Macmillan 2002-02-08


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お勧めされました。

Ship or Sheep an Intermediate Pronunciation: An Intermediate Pronunciation Course (Introducing English Pronunciation)
Ann Baker A. Baker
Cambridge Univ Pr (Txp) 1977-11-01


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下のカセットのテキスト。

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2005年3月20日 (日)

Ship or Sheep? (3 Cassette Set)

Ship or Sheep? (3 Cassette Set)
Ann Baker
Cambridge Univ Pr (Sd) 1984-01-01


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イギリス英語の発音教材としては、結構メジャーらしい。最近忙しくて英語を読む時間が取れないので、耳を鍛えるべくぽちっ。あくまで発音教材であってリスニング教材ではないのだけれど、発音が良くなれば耳も良くなるでしょう。多分。
概して、イギリス英語の発音教材って米語教材に比べて高額だし、CDではなくてカセット教材が多いので、米語にするかイギリス英語にするかちょっと迷ったんだけど(イギリス英語に慣れて、米語の聞き取りに難が出ても困るし)、歯切れの良いイギリス英語はやはりカッコいい!ということで、コレをチョイス。目指すは、サー・イアン・マッケランのような発音かな(←夢デカ過ぎ)。
別売りテキストもそのうち購入したい。

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2005年3月16日 (水)

Before Sunset

Before Sunset
Ethan Hawke,  Julie Delpy,  Richard Linklater
Warner Independent Pictures 2005-02-08


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US版(リージョン1)が昨日到着。「Before Sunrise」のUS版DVDはパッケージが非常にちゃちく、ほとんど紙パケ?って感じだったが今回は普通。ちゃんとフタが閉まる。
字幕は英語、仏語、スペイン語。特典は字幕が出ないぞ。。。
それから、仏語吹替えが入ってる。そういえば「Before Sunrise」の時も入ってた。いつか仏語の勉強で使えるかもしれない(っていつになるんだ…)。ジュリー・デルピーの仏語はとても素敵で憧れてしまう。暇になったら仏語再開しようかな。

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2005年3月13日 (日)

The Lord of the Rings Trilogy Gift Set アメリカ版

The Lord of the Rings Trilogy Gift Set アメリカ版
J. R. R. Tolkien Rob Inglis
Recorded Books 2002-01-01


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LorRの朗読CD(Unabridged)、ずーっと欲しくて悩んでいたんだけど、とうとうUSアマゾンのマーケットプレイスで注文してしまった。わーい。本国でも絶版になってるし、国内でも手に入りにくいアイテムなんだけど、一応新品(新古品?)で普通の値段だった(多分、国内で定価で買うよりちょっと高いくらい)。前はプレミア付いてたけど、映画が終わってちょっと落ち着いたかな。

それにしても、最近忙しくてあまりお金を使ってなかったんだけど、突発的にストレスに負けてぽちっとやっちゃうからプラマイゼロ、というかマイナスなんだよね。。。

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2005年3月12日 (土)

トールキンで剥がれ落ちる猫

今日(もう昨日だ)、仕事で予定外に、初対面の人と会った。突然のことだったので予習も準備もしてなくって、内心ドキドキしながら話をしてたら、トールキンの話題が出た。せっかくそれまで猫かぶってたのに、「私もすっごい好きなんです!」と、思わず興奮モードに。ううう、ミーハーと思われたかな。。。

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2005年3月 7日 (月)

King Arthur and the Knights of the Round Table (Classic Literature With Classical Music. Junior Classics)

King Arthur and the Knights of the Round Table (Classic Literature With Classical Music. Junior Classics)
Benedict Flynn Sean Bean
Naxos Audio Books 1997-07-01


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★★★★★

ショーン・ビーンの朗読によるアーサー王物語、2枚組CD。ショーン・ビーン目当てで買ったのだが、これがまた素敵。声が良いのはいうまでも無いんだけど、演じ分けも素晴らしい。やっぱり、舞台で鍛えている俳優は違うね、と感心してしまう。
最近、読書時間が確保できないので運転中に聞いているのだが、まさにショーン漬け、うっとりし過ぎてちょっと危険な時間帯。

ところで、サントラ(BGM?)には既存のクラシックの楽曲が使われている。そもそも、このCDを出しているNAXOSという会社は、廉価かつ良質のクラシック音楽のCDを出すマイナーレーベルの雄で、クラシックをやる・聴く人間には超有名な存在。というわけで、サントラ音源は自社CDから引っぱってきており、派手さはあまり無いけど格調高い雰囲気で、BGMとしては申し分無しである。
全体的に結構マイナー系の曲が多いけど、途中「なんか聞いたことあるな」と思ったらシベリウスの「フィンランディア」だった。方向性としては、ああなるほど、という感じ。

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2005年3月 6日 (日)

RotK SEE 監督&脚本陣のコメンタリ

「25周年記念版」、特典ディスクでPJがコメントしてたけど、コメンタリでもしばしば言及されていた。いったからには是が非でもやってもらいましょう。

印象に残った言葉。

Organic process of film making:映画製作の有機的過程
すなわち
Organizede confusion:組織化された混乱

臨機応変?行き当たりばったり?とりあえず撮っとけ?終わりよければ全て良し?
モノは言い様というか、LotR製作現場のしっちゃかめっちゃかぶりを象徴するようなフレーズである。
なんかちょっと励みになるような、ならないような(なんの励みだ…)。

ところで、図書室のシーンって、、、フィルム「なくした」の?やっぱり混乱状態だ。

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2005年3月 2日 (水)

Before Sunset

Before Sunset
Ethan Hawke,  Julie Delpy,  Richard Linklater
Warner Independent Pictures 2005-02-08


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先日、USアマゾンでぽちっとしてしまった。もう太平洋の上かも。
脚本が無茶苦茶ブ厚そうなこの映画、正直、英語字幕で見てちゃんと理解する自信はほとんど無いのだが、安くて早いのと、国内版の発売の有無がちょっと読めないこともあって、えいやって感じ。
でも、いずれ国内でも前作とのツインパックとかが出そうな気もするんだよなぁ。むー。
まぁ、英語の勉強的には日本語(字幕)を追い出した方が良いに決まってるので、頑張りがいはあるような。

ちなみに、2作のスクリプト本「Before Sunrise & Before Sunset: Two Screenplays (Vintage)」が近々出るんだけど、272Pだって。字の大きさやレイアウトにもよるけど、やっぱり相当分量がありそうだ。ちなみに、今手近にあったOscar Wildeの「Salome (Dover Thrift Editions)」(戯曲)を見てみたら45Pだった。まぁ、比べるものでもないんだろうけど。

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