クライバーDVDボックス
やや血迷い気味に、「Carlos Kleiber The Legend」なるDVDボックスを購入。
モーツァルト:交響曲第36番ハ長調 K.425《リンツ》 クライバー(カルロス) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 モーツァルト ユニバーサルクラシック 2004-12-22 by G-Tools |
交響曲第4番ホ長調 作品98 クライバー(カルロス) バイエルン国立管弦楽団 ブラームス ユニバーサルクラシック 2004-12-08 by G-Tools |
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 作品92 クライバー(カルロス) ベートーヴェン ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 ユニバーサルクラシック 2004-12-22 by G-Tools |
ニューイヤー・コンサート1989 クライバー(カルロス) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 J.シュトラウス ユニバーサルクラシック 2004-12-22 by G-Tools |
ニューイヤー・コンサート1992 クライバー(カルロス) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ニコライ ユニバーサルクラシック 2004-12-22 by G-Tools |
以上5枚、輸入版リージョンフリー、NTSCのDVDのセットで、アマゾンには扱いが無く(バラは売ってる)、HMVで購入。バラ売りのものよりもセット物の方が音質が良いらしい。
クライバーという人は無茶苦茶レパートリーの少ない指揮者で、しかも振る曲振る曲、ことごとく私の好みの範疇外の曲ばかりだったもんだから、イマイチ一生懸命追いかける気になれない指揮者だった。お正月の生中継のニューイヤーコンサートでは流麗で楽しげな指揮ぶりにホレボレとしたし、「ワーグナー : 楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲>」はかねてより愛聴CDではあったんだけど。
基本的に私はベートーヴェンが好きじゃない。ピアノとかで弾くのも嫌だし、CDもほとんど買わない。それが何を思ったのかいまだによく思い出せないんだけど、なぜかクライバーの「ベートーヴェン:交響曲第5&7番」を「ぽちっとな」していた。5番なんか(←失礼です)今更聞く気はさらさら無かったし、「のだめ」で出てきたのは3番だったから7番を聞く動機も無い※。ほとんどはずみか交通事故みたいなものである。
まぁでも、これが目からウロコ体験だった。特に5番よりも7番!どうしてこんな曲(←失礼です)がこんなに面白くなるのか、スゴイ謎なんだが。すごく構築的な演奏なんだけど、カッコよくてはつらつとしてて、透明感と刃物みたいな切れ味と大波のようなドライヴ感が混在。これほどダサくないベートーヴェンは初めてです。完敗。
DVDでも7番見てるけど、やっぱりカッコいい。
というわけで、しばらくはクラシック月間の予感。
※(訂正)7番も2巻に出てきます。Sオケというと3番の印象が強くてすっかり忘れてました。
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