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2005年6月

2005年6月29日 (水)

HDDプレーヤー

B0009NTMSOCreative Zen Neeon 5GB グリーンモデル[CZN5G-GR](HDDプレイヤー)
クリエイティブ・メディア 2005-06-18

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アマゾンが発売日(6/24)に届けてくれた。ホクホク。付属のソフトがイマイチっぽいので、Windows Media Player使用中。MP3使わないので、別に問題無し。とりあえず、LotRのBBCラジオドラマ13枚を地道に詰め詰めしてみる。詰めても詰めてもまだまだ余裕があるのが嬉しい。

0553456539The Lord of the Rings BBCラジオドラマ版
J. R. R. Tolkien Ian Holm
Bantam Books-Audio 1999-12-01

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詰めながらチラチラ聞いてるけど、やっぱりこのラジオドラマは良い。ノーブルで高潔な雰囲気が漂う。全体的に叫び声がリアル過ぎるのがちょっとアレですが。夜中に聴くとかなり怖い。

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2005年6月25日 (土)

Basic Grammar in Use、よろりら完走

0521626005Basic Grammar in Use With Answers: Reference and Practice for Students of English , Beginner
Raymond Murphy William R. Smalzer
Cambridge Univ Pr (T) 2002-04-15

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116ユニット、終わった!いや、ただ終わったってだけだけど。それも、巻末のオマケエクササイズは省略。いーよ、もう疲れたよ。単調だし易しい内容が多いけど、良い例文が多いし、色々新発見もあって面白かった。

例えば、Open the window. と Open a window. の違いとか目ウロコ。
前者は、部屋には窓が1つしか無いということで「(その)窓を開けてね」ってこと。後者は部屋にはいくつか窓があって、「(どれか1つでいいけど)窓を開けてね」という意味になる。もちろん文脈にもよるんだろうけど、言われて見ればなるほどって感じ。

私の場合、この手の本で細々とした文法事項を暗記する気は全く無くって(どうせすぐ忘れるし)、むしろ、今まで多少なりともinputされている(であろう)混沌とした英語に少しだけ筋道をつけるって感じかな。さすがにひたすら読むだけだと、入ってきた英語がふわふわ宙ぶらりん状態でいずれ消えゆく運命にあるので、たまにこういう本で交通整理をしてあげて定着率を上げるのも良いのかなと思う。

というわけで、明日TOEICで玉砕予定。どかーん。

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2005年6月22日 (水)

2005年上半期に見た映画

ハウルの動く城
ビフォア・サンセット
TTT(SEE)
エターナル・サンシャイン
アビエイター
オペラ座の怪人
バタフライ・エフェクト
キングダム・オブ・ヘブン
ミリオンダラー・ベイビー
コンスタンティン
FotR(SEE)
TTT(SEE)
RotK(SEE)
(微妙に順不同)

今年上半期、修羅場続きだった割には結構見てるような気がする。ふーん、TTT(SEE)は2回見てたんだなぁ(何を今更)。

DVDが出たら買うつもりなのは、「オペラ座の怪人」と「キングダム・オブ・ヘブン」。「コンスタンティン」は値段次第。英語吹替の有無によっては「ハウル」。吹替が英語じゃなくて「千と千尋」みたいにフランス語とかだったらどうしよう。。。複数言語入ってて、よりどりみどりっていうんなら、それはそれで良いんだけど。

あ、もちろん、LotRの25周年記念エディションDVDとやらも出たら買う気満々なので、できれば10周年くらいで手を打って早目に出して欲しいところ。まさかPJ、「老後の楽しみに取っとこう」とか「いよいよやることが無くなったら出そう」とか考えてないだろうなぁ。

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2005年6月18日 (土)

Seen Art?

0670059862Seen Art?
Jon Scieszka Lane Smith
Viking Childrens Books 2005-05-05

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★★★★☆

一風変わったMoma(ニューヨーク近代美術館)紹介絵本かな。表紙の作品はアレキサンダー・カルダー。

"Art"という名の友達を探して、「僕」は5丁目の街角で女性に尋ねた。
"Have you seen Art?"(Artを見なかった?)
すると、彼女は
"Moma?"(Momaのこと?)
と答えた。
Momaにたどり着いて「Artを探してるんだ」という「僕」に、会う人会う人が「じゃぁ、私がartのところに連れてってあげよう!」と、色々な作品を案内してくれる。「いや、僕が探してるのは違うArtで…」って、誰も聞いちゃぁいない。

登場する作品は、ゴッホ、マティス、ピカソ、ウォーホル、ラウシェンバーク、ジャコメッティ、ダリ、マグリット、ムンク、クレー、デュシャン、モネ、シーガル等々。いわゆる有名どころが並ぶ(Momaだしね)。

なお、お友達のアート君は固有名詞だから大文字で始まるArt、いわゆる芸術という意味のアートは小文字のartが使われている。

ほのぼのとしたイラストと、先鋭的な現代アートが調和した、とてもシャレた絵本。印刷もきれいだし、巻末には掲載作品の小さな図版とデータも載っている。

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2005年6月14日 (火)

甘味大王

いまだ旅の途上で日々転々としてるけど、本日は京都。京都で仕事が終わってどこに行くかというと、喫茶店でもご飯処でも飲み屋でもなく、菓子屋。

とはいえ、路面店を一店一店回る暇は無いし、基本的に京都の菓子屋は店仕舞いが早かったりするので、デパ地下の和菓子コーナーへ行って、小1時間ハンティング。
ひたすら悩んだ挙句、以下のお品を持ち帰り。

仙太郎「ご存じ最中」。でっかいけど、皮が香ばしいしアンコがあっさり上品目で、普段アンコは食べない私でも1個飽きずに食べられる。

京都高台寺洛匠「草わらびもち」。ほよほよ、ぷるぷる、結構弾力もある。ほんのり抹茶味で、あまり甘くなくて清々しい。文の助茶屋の「わらび餅」も試食したけど、文の助茶屋は食感がもっと柔らかかった。個人的には洛匠の方が好み。

亀屋清永「清浄歓喜団」。奈良時代まで遡るながーい歴史を持つお菓子ということで、話のネタに買ってみた。まだ食べてません。なお、ここの「月影」は、数日前に自分用と土産用に大量にゲット済み。胡桃入りの黒砂糖系羊羹で、これが美味しいんですよ、ホント。。。

鼓月「京むらさき」。これもまだ。

あああ、こんなに買ってて良いのかな。でもお酒よりは安上がりだから良いことにしておこう。そうしよう。

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2005年6月10日 (金)

欲しいもの

常々、MP3プレーヤーはジョギングするからメモリタイプ!と言っていたのだが、ここにきてハードディスクタイプが欲しくなってきている。最近ジョギングをしてないっていうこともあるけど、既にメモリタイプは1台持ってるし、2台目は何もメモリに固執する必要が無いということに遅まきながら気が付いたのである。どうも世間の流れに逆行しているようだけど(最近はメモリタイプが注目されているらしい)、まぁそれはいつものこと。

候補はこれ。モックを触ったら小さい!軽い!色は何が良いかなー。

B0009NTMSOCreative Zen Neeon 5GB グリーンモデル[CZN5G-GR](HDDプレイヤー)
クリエイティブ・メディア 2005-06-18

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着せ替え可能とかはどうでも良いんだけど、安いのとライン入力可というのが嬉しい。いまやほとんど活用されていないカセットの語学教材が、これでまた日の目を見るかも、という淡い期待もあったりして。
ZENの20GBの方を買って簡易ハードディスク代わりにしようかとも思ったけど、ずしっっと重いし、ライン入力できないし、別にちゃんとした外付けハードディスクを買った方が良いような気もするので無理に大容量を買う必要も無いかな、と。曲だけだったら、5GBで十分過ぎでしょう。ただ、オーディオ・ブックをいくつも入れようとするとちょっとキツイような気もするけど。

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2005年6月 9日 (木)

長旅のお供

今回は下記のブツ。

0446608955A Walk to Remember
Nicholas Sparks
Warner Books Inc 2000-09-01

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移動中に結構一生懸命読んでる。今、chapter7。ちょうど半分。冒頭の読み難さに眩暈がして、一時かなり放り投げ気味だったけど、途中からは打って変わって読みやすくなった。でもまだ前フリって感じ。
200語(約1ページ)/分くらいで読めてるから、私にしてはかなり調子が良い。

0439372976Chasing Vermeer
Blue Balliett Brett Helquist
Scholastic Prof Book Div 2005-05-01

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手元に読む本が無くなる恐怖心から、これも持ってきた。まぁ十中八九、こちらまでいくことは無いだろうけど、レビューを見ると相当面白そうな感じなので早く読みたいなぁ。

0521626005Basic Grammar in Use With Answers: Reference and Practice for Students of English , Beginner
Raymond Murphy William R. Smalzer
Cambridge Univ Pr (T) 2002-04-15

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ついでにこれも連れてきてる。昨日もサッカー見ながらやってたけど、W杯出場が決まってからはスポーツニュースに気をとられて全然進まず…。次回TOEICまでに本当に終わるのか、甚だ不安。

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[映画]オペラ座の怪人⑤

前回からどれくらい間が開いたののかあまり考えたくないけど、オペラ座の怪人レビューの続き。

ファントムに比して、歌も外見も端正なラウル。パトリック・ウィルソンは実力派といわれるとおり、とても良い声をしているし、技術的にも危なげ無くて安心して聴いていられる。ちょっと普通過ぎて影が薄いかなぁ、インパクトという点でファントムに負けてるなぁと思ったけれど、この「普通である」、「真っ当である」ということは、「こちら側」と「あちら側」という対比、すなわち、ごくごく常識的な人間であるラウルと、芸術の世界に生きながらも闇の住人でもあるファントムとの対比を明白なものにするという意味で、重要なんだろうと思う。
ところで、オペラ座のCDを何枚か聞いてまわって分かったこと。歌だけに限定しても、巷には素敵なラウルというのはなかなか転がっていないということである。強烈にアホっぽかったり、小賢しそうだったり、のっぺりしてたりで、クリスティーヌがなんで惚れるのかよく分からないラウル君ばかり。そういう意味では、パトリック・ウィルソンはいかにも好青年な感じの爽やかな美声で、好感度という点では断トツである。しかも、ヒラヒラブラウスとか白馬とか剣戟といったベタな王子様系演出もそれなりに見えるのは立派と言うべき。お馬パカランパカランは何故か暴れん坊将軍思い出して笑っちゃったけど、そんなのは多分私だけだろう。

余談だけど、「白馬の王子様」という慣用句、英語だと「knight in shining armor」というフレーズをよく使うようだ。「白馬の王子様」だと個人的には何となく軽装で文弱(というか軟弱)の貴公子のイメージだけど、「knight in shining armor」というと、文字通り完全武装の武闘派男子である。このフレーズを見るたびに、英語的二枚目は単なる優男じゃなくて、馬に乗れるだけでもダメで、ン十キロもあるクソ重い甲冑を着こなしてなんぼってことなのか、とか馬鹿なことを考えたりする。アメリカ人のマッチョ好き、筋肉好きを思い起こすとあながち間違いではないような気もするんだけどなぁ(イギリスはどうなんだろう)。
ジェラルド・ファントムに関していえば、あの濃さは日本人的感性からすると一瞬イロモノ路線に見えなくもないんだけど、その実、マッチョ+キュート+セクシーというわけで、「ファントムにイイ男を!」という製作陣の気合が滲み出ているキャスティングである。その方向性が正しいかどうかは微妙だけど。いや、良いんですよ、映画だからね。。。私もファントム気に入ってるしね。。。

今回、気に入らなかったのが口パク。もちろん口パク(アフレコ)っていうのは当り前なんだけど、あそこまで歌ってないのが丸分かりなのもどうかと思う。ただ口を歌詞に合わせてパクパクされても、こちらはイマイチ盛り上がり切れないんだよなぁ。ああいう舞台的な演出なんだから、もうちょっと実際に歌っている雰囲気があっても良かったと思う。こういうのは役者の問題というよりかは演出サイドの責任だと思うけど、特に気になったのがエミー・ロッサム。なまじ聞こえてくる歌が良いだけに、目から入る情報と耳から入る情報が矛盾しててちょっと気持ちが悪かった。せっかく「主要キャスト吹替え無し」がウリなのに、何も知らないで見ると吹替えだと誤解する人もいるんじゃないかな。勿体無い。

さて、もはや映画の細部を全く覚えていないので、DVDを見直してなんか思うところがあったらまた書くということで、まとめもオチも何も無いまま連載終了。長かった。。。とりとめなくてすみません。

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2005年6月 5日 (日)

All I Want

0521794544All I Want (Cambridge English Readers, Level 5)
Margaret Johnson
Cambridge Univ Pr (T) 2000-06-01

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総語数17,184、YL5.3
★★★☆☆

主人公Alexはちょうど30歳になったところ。彼女は画廊オーナーBradのアシスタントで、何とか彼の心を手に入れようと悪戦苦闘するも、いつもあえなく失敗…という典型的ラブコメ。「ブリジット・ジョーンズの日記」に似た感じもあるけど主人公のキャラがもっと緩い感じ。この緩さに共感できれば非常に楽しめると思うけど、個人的にはAlexのダメさ加減を温かい目で見守る気分になれなかったので星3つ。
ただ、GRなので児童書みたいに奇天烈な単語が出てこないし、ストーリーの転がし方が非常に上手いため、YL5.3にしては嘘みたいな読み易さ。しかも笑える。恋愛物、ラブコメが嫌いでなければかなりお勧めな本である。

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LotR(FotR、TTT)SEE in 幕張

金(FotR)、土(TTT)の連日SEEという美味しいけどキツイスケジュールで幕張まで行ってきた。TTTは2月に東劇で見たばかりだし、今回はFotRとRotKにしようかな~と思って行ったんだけど、FotR見たらTTTも見ないわけには行かないような気分になってしまったので、幕張に日参ということに。これで、全SEE幕張制覇ということになりそうな気配が濃厚である。しかし、FotR公開からすでに3年以上経ってるというのに、まだ映画館で見ているという恐ろしい事実に気付き愕然とする今日この頃。

さて、幕張9番。RotK公開時に一度行ってるけど、今回改めてそこいらのシネコンとは違うということを再認識。まず、スクリーンが大きい。そして、音が良い、というかデカイ。特に重低音が効き方が半端じゃなくて、文字通り地響きがするほど。FotRはガラガラだったこともあって、ちょっと大きすぎ?というシーンもあったけど、ある程度お客さんが入れば、音が吸収されるからもう少し落ち着いて聞こえるのかもしれない。
TTTはまずまずの入りだったせいか、私の座席位置がちょっと後ろに下がったせいかは分からないけど、ちょうど良いド迫力加減だった。前後左右、あらゆる方向から音が聞こえて、後方の音が変に浮いて聞こえるようなこともないし、音の移動もよく分かるし、台詞も前に出てるし、妙な反響も無し。それから、音楽も前からだけじゃなく、きちんと360度仕様で、特に金管楽器が後方からパーンっと鳴ったりしたのはとても良かった。ここなら、凝りに凝って効果音作った音響スタッフも本望だろう(幽鬼の叫び声あてたフラン・ウォルシュも多分…)。

映像は、特にFotR、ちょっとビックリするくらいの奥行き感。吸い込まれるような感じもあって、空撮のシーンとかカメラが上から下に落ちていくようなシーン(アイゼンガルドとか)では、無敵の三半規管を誇る私でも映像酔いしそうだったくらい。ほとんど、擬似ジェットコースター体験のようだった。
今までFotRは大人しい作品だと思ってたけど、ハコが違えば随分違って見えるものである。全く、どこが大人しいんだか。音も映像もかなりアグレッシブで、「原作はこんな野蛮な話じゃない!」という原作ファンの気持ちが初めて分かったような気がする。
そうかと思えば、さすがの大画面、細部の細部までよく見えるので、ひたすら眼福の3時間半であった。

TTTには、FotRみたいな新鮮な驚きは無かったけど(予想通りの迫力とでもいうべきか)、大画面なら何でも許せるような気分になる。TTTは、大画面&大音量の勢いに流されるのが最良な映画であって、あまり細かいことを考えないのがお互いの幸福のためなんだろうという気もする。まぁ、あれだけのことをやってくれたら、もう何も言いません。PJの剛腕に敬意を表するのみ。少なくとも今日のところはね。

あまりガラガラも寂しいし、入場者数がある程度行けば再上映の可能性もあるし、何よりも多くの人にSEEを「体感」して欲しいなぁ。あの音響は一聴に値するので、頑張れる方は是非幕張までどうぞ。

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