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2005年8月18日 (木)

[映画]スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐③

幕張シネプレックス9番にてEP3鑑賞(3回目)。何故こんなに足繁く幕張に行ってるんだろうか。シネプレのメンバーズカードを作った甲斐があるというものだ。

今回は、EP3鑑賞in幕張もさることながら、同行者Jさんとのお喋りがメインというか何というか。EP3の見所=オビ@ユアンという共通認識が(多分)成立しているので、語り倒しにも力が入るというもの。結局、移動時間も含めて、映画+語りで朝から夜中までという、なんだかすごいことになった。それでも、喋り尽くしてもう喋ることが無いという訳でもなく、やや腹八分目気味というあたりが恐ろしい限り。

とか何とかいってるうちに、その後一週間を開けずして4回目(某TOHO)に行ってしまったので、今回は3回目と4回目に思ったことなどをメモしてみる。ルーカス曰く、SWはダース・ベイダーの物語、アナキンの贖罪の物語だそうだけど、私にとってはSWはほとんどオビ=ワンの物語になっているので、やはりオビ中心のネタバレ感想。

何度見ても冒頭のシーンはワクワクする。飛んでるオビの血も逆流してそうだけど、見ているこちらも総毛立つような高揚感と浮遊感を感じずにはいられない。いまだかつて、あんなに美しい空中戦は見たことが無いってくらい、無敵の映像美を誇るシーンである。映像がブ厚いというとちょっと変な表現だけど、圧倒的な密度と、吸い込まれるような奥行き感はクセになりそう(もうなってるって…)。
3回目の時は、直前に「スター・ウォーズ悪の迷宮 (上巻)」「スター・ウォーズ悪の迷宮 (下巻)」なんぞ読了して映画館に行ったもんだから、この冒頭のシーンに妙に思い入れが強くなってしまった。「悪の迷宮」はEP3の直前を描くブリッジ・ノベルと紹介されるけれど、ラストは本当に文字通り、EP3の冒頭に繋がる。何しろ、「悪の迷宮」の下巻の最後は、(ネタバレ伏字)パルパティーンが誘拐され、まだまだ仲良しのアナキンとオビ=ワンのスターファイターがいざ発進!というところで幕、なのだから。

さて、一部で(?)話題沸騰のオビの決めポーズ、つくづく変。なぜチョキなのか、あのチョキが果たして何か役に立っているのか。もしかしてソレスの型にああいうのがあるんだろうか。誰か知っている人がいたら是非教えてほしい。
決めポーズで思い出したけど、対グリーヴァスのオビはなんであんなに余裕があって楽しそうかな。何も好き好んで、敵がうじゃうじゃいる中に単身、飛び降りることはなかろうに。あのオビは空を飛んでいる時に声をひっくり返らせていた人と同一人物とはとても思えない。っていうか、そもそも、いくら飛ぶのがhateだからと言って、声を裏返らせるGeneralは如何なものかと思うのだが。士気に関わる。あ、でもクローンに士気は関係無いのか。

グリーヴァス繋がりでもう一点。既にいろいろなところで指摘されているけれど、何度見ても気に入らないのが、オビがグリーヴァスを片付けた後に「so uncivilized」と呟くところの訳。字幕は「掃除が大変だ」になっていて、誤訳というにはちょっと違うのだけれど、超訳には違いない。これはEP4のオビの台詞「ライトセイバーは無粋なブラスターとは違って、優雅で文明的な武器だ」(This is the weapon of a Jedi knight. Not as clumsy or random as a blaster. An elegant weapon...for a more civilized age.)に対応させたもので、一種のファンサービス的な台詞でもあるのだから、その辺の意図をきちんと汲んで欲しかった。汲まなくても「なんとも野蛮な方法だな」って直訳すれば良かったのに。おそらく、なんでblasterがuncivilizedなのか、分からなかったんだろうけど。SWファン以外には、ライトセイバー(剣)よりも銃の方がcivilizedに見えるのかもしれない。まぁ、ライトセイバーで一刀両断(腕とか足とか首とか…)するのと、ブラスターでバラバラに吹っ飛ばすのとどちらが野蛮かというのも、微妙に意見が分かれるような気がしなくもないのだが。

あと、ムスタファーでのオビ・アナキンバトルを見てて思ったこと。アナキンの戦い方はスピーディで苛烈、猛々しい。オビは受身で守勢に回りがちで、決して強そうに見えない(ただし、負けない)。こうした印象は、この時の二人の心情、心理状態を反映しているともいえるけど、要するに常の二人のスタイルそのままで、オビとアナキンの戦い方は、師弟とはいえかなり異なっているといえる。
だけど、今回、意外な共通点を発見してしまった。すなわち、この二人、白熱するとつい足が出るのだ。優雅で洗練されたジェダイの武器・ライトセーバーを振り回しつつ、随所で「蹴り」を繰り出すのである。あらまぁ、二人ともお行儀が悪い、育ちが知れるぞ(ジェダイ・テンプルだ)、、、誰に習ったの?と思わず突っ込んでしまうのだが、EP1のクワイ=ガンはどうだったかな?と記憶をたぐり寄せてみると、どうも違うような気がする。とすると、あの蹴りはオビ=ワンの自己流なんだろうか、とまた悩ましい思いで一杯になる。そして、オビの台詞「少年の頃から鍛え上げ、私が持てる全てを教えた」を思い起こすと、「全て」にはこの「蹴り」も当然含まれてるんだろうなぁ、、、とそこでちょっと切なくも哀しい気分になったりするのである(なるな)。

さて、あと何回行くかな。さすがにRotKの回数は抜かないとは思うけど。

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コメント

いつも新たな視点からのレビューありがとう
蹴りは気がつかなかった、、、
EPⅢのサントラCDを買ってきてオマケのDVDを
見ておりました、またまた見に行きたくなりました
おらも4回目行こうかな、と、でも幕張はきついなぁ、、
うぶめのレビューも楽しみにしてます、もうそろそろ
終わりそうなので前売り券を無駄にしないように
ご注意ください

投稿: ビヨ | 2005年8月21日 (日) 20:00

ジェダイキック、次回見に行った際に是非チェックしてみて下さい。

EP3のサントラのオマケDVD、良いでしょう?上手く美味しいところをつまんでいるものですから、あれを見るとまた本編を見たくなるんですよ(もしかしてそれが狙いなのか)。

幕張のEP3は、そろそろ9番、10番を追い出されそうな感じですね。あ、幕張も良いですけど、六本木ヒルズの7番もド迫力で良いですよ。

うぶめ、書かなきゃダメですか?(笑)。いまいち褒めるところが見当たらないんですよねぇ。。。

投稿: 青猫 | 2005年8月21日 (日) 21:12

そうそう、オマケDVDを見てココのレビューを見て
また行きたくなってしまったのでした、EP3
六本木の7番ですか!?  ( ..)φ

うぶめは、まあ、気が向いたらでも、褒めるとこなくても
星だけとか、、、  それともチャットで語りますか?

投稿: ビヨ | 2005年8月22日 (月) 21:19

姑獲鳥、書いてみましたがかなり辛辣になってます。

あ、EP3in六本木7番、室井慎二(8/27(土)公開)に追い出されないうちにお早めにどうぞ。結構遅い時間帯の上映もありますのでお仕事帰りにでもいってらっしゃいませ♪
Tジョイ大泉のデジタル上映という手もありますが、これもいつまでやってるかちょっと不明です。

投稿: 青猫 | 2005年8月22日 (月) 22:57

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