ちょっとロンドン 準備編
・出発三週間前
10月末に「ロンドンでも行こうかなー。Guys and Dollsもやってるし」などと突然思い立ち、カレンダーとにらめっこすること数日。ここ数年海外に行けなくてたまりにたまった欲求不満も手伝い、「もしかして、ここだったら5連休取れるかも?」という仕事の穴場を見つけるや否や、あっという間に3泊5日のロンドン行き(別名「ロンドン弾丸」)決定である。
この時、既に出発三週間前を切っていたのだが、「行く!」と決めてからは早かった。私は元々せっかちなところがあるのだが、ほぼ2日で休みと「Guys and Dolls」のチケットとブリティッシュ・エアウェイズのフライトを確保し、この段階で気分的には旅行準備完了である。実際、あとはパスポートと財布(クレジットカード)とガイドブックさえ持っていけば何とかなるし。
・出発二週間前
とまぁ、結構図太いことを考えるものの、旅程が短くてただでさえ時間が無い上にロンドンは初めてなので、やっぱりホテルくらいは予約しとかないと。昼の短い冬のロンドンで、刻一刻と暗くなる中、荷物をゴロゴロひっぱりながらホテル探しなんて、考えただけでも嫌過ぎ。
当初は格安な宿が集まるアールズ・コート、ベイズ・ウォーター、ヴィクトリアあたりを重点的に探していたんだけれど、最終的には夜遊びの際の利便性と治安を考慮して大英博物館裏にあるB&Bに決定した(Pさん、ホテル探しの際にはいろいろとご指南いただき、本当にありがとうございました)。
・出発一週間前
さて、あとは「Guys and Dolls」の他に何を見るかである。ウェストエンドは日曜日が休演日なので、日程的に見られるのはあと1本。「Billy Elliot」(=リトル・ダンサー)や「シカゴ」にも惹かれるけれど、なんといってもロンドン・ウェストエンドのNo.1ミュージカルといえば「オペラ座の怪人」である。今年、映画版「オペラ座の怪人」を散々見た私としては、やはり本家本元は拝んでおきたい。しかし、私はかなり年季の入ったバレエ好きでもあるので、コヴェント・ガーデンでロイヤルバレエを見るのは長年の憧れだし、イングリッシュ・ナショナル・バレエも捨て難い。演目によったらオペラも良いなぁ、などと夢は膨らむ一方である。幸か不幸か、バレエ、オペラは演目的にいまいち食指が動かなかったこともあり、結局、王道勝負で「オペラ座の怪人」に決定。予習がいらないのもポイント高し。
なお、チケットは両方ともTicketmasterのUKサイトで予約した。カードで決済して、当日、劇場窓口で受け取れば良いので大変楽である。手数料がかかるとはいえ、朝から何時間も当日券に並ぶ時間など無い超短期旅行者にとっては、大変ありがたい。ただ、このTicketmaster、予約と購入手続きに何分以内という時間制限が設けてあり、ちょっとでもモタつくと時間切れエラーが出てしまうのが何とも嫌な感じ。こんなに焦ってカード情報入れて決済ボタンを押していいのか?ホントに大丈夫なのか?とかなり心臓に悪い思いをすることになる。
・出発直前
なんとかロンドン夜遊びのプランも立ち、あとは昼のプランを立てなくてはいけないのだが、「Guys and Dolls」の映画版を見たり、ヒアリング教材や英会話教材をちょろっとさらってたりしたら、あっという間に出発日目前となってしまった。仕方が無いので、行きの交通機関の中で計画を立てるべく、ガイドブック2冊と現地展覧会情報をプリントアウトしたものなどをバッグに突っ込む。そして、たとえほとんど読まないであろうことが分かっていても、本が無いと落ち着かないので、読みかけのPBも突っ込む。ついでにネットで見つけた「Guys and Dolls」のスクリプトも突っ込む。と、なんだか知らないうちに紙の荷物の占める割合が妙に高くなっていく。小さめボストン(キャリー付)なのに、なんでこんなにみっしりズッシリなんだ。。。
それでもなんとか土産用のスペースは空けて、いざ出発。
ロンドン1日目に続く。
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