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2006年2月21日 (火)

なぜかツィマーマン祭り

現在本業が多忙につき、英語はほぼお休み中。辛うじて運転中にシャドーイングやってるけど(危険)。

「ながら」が得意な私も、さすがにリスニングの勉強をしながら仕事をするのは不可能なのである。
こういう時は、必然的に音楽CDの出番が増えるのだが、ストレスもあってか、目下「CD欲しい病」を発症中。病状は悪化の一途を辿っており、インフルエンザも真っ青な今日この頃である。誰かタミフル下さい(効きません)。

そして、元々好き、というか敬愛して止まないピアニスト・ツィマーマン沼がいまだかつて無いほど深くなっている。

◆クリスティアン・ツィマーマン(ツィメルマン)
1956年ポーランド生まれ。1975年のショパン国際コンクールにおいて、史上最年少(18歳)で優勝。
録音も演奏会も少ないけれど、別に仕事をしてないわけではなく、一曲一曲時間をかけてひたすら研究を重ねて解釈を深める「思索と研鑽の人」である。個人的にはもうちょっとマメに録音をして欲しいのだが、「一曲に10年かける」とか言ってるからね、この人。

なお、現在は髭面がトレードマークだが、彼の若い頃を知る人は皆口を揃えて絶世の美青年だったという。私は今もとても素敵だと思うけど、家人は「熊みたいな髭面で昔の面影ゼロ」とか失礼なことを言っていた。言うにことかいて熊はなかろうよ、熊は…。

実は、ちょっと前に新譜を聴いた時は、さほど盛り上がらなかった。多分、私がラトルのことを好きじゃないから。

B000BDJ3UOブラームス:ピアノ協奏曲第1番
ツィマーマン(クリスティアン) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ラトル(サイモン)
ユニバーサルクラシック 2005-11-02

by G-Tools

全然悪くない、というか、すこぶるハイクオリティな演奏だと思うのだけれど、どうもオケ的にピンと来ないんだよなぁ。

それではなんで「沼」なのかというと、孤独に仕事をする時のお供にと思って買った、ショパンのバラード集のせいである。これは巷では超定番アルバムだし、うちの親も所有しているので、私も(漫然とではあるけど)前に聴いたことがある。
いざとなれば借りればいいし今更買うまでもないかな、と思っていたのだが、ここしばらくベートーヴェンとニルヴァーナを交互に聴いてて多少くたびれてきたもんだから、BGMに相応しいもう少しマイルドな物を、と思ったら何故かこれをぽちっとしていた。

しかしこれ、単なるBGMにするはあまりにも勿体無かった。衝撃的なまでに素晴らしい。これだけメジャーな曲で、「衝撃的」であるというのはなかなか無いことだけれど、さすがはツィマーマン、完成度の高さが並じゃない。ナメてました、ゴメンなさい、と思わず謝ってしまうほど。

B00005FHXJショパン:バラード.幻想曲
ツィマーマン(クリスティアン) ショパン
ユニバーサルクラシック 1991-05-25

by G-Tools

感想は別記事で改めて書く予定。


ツィマーマン、今年の初夏に来日すんだよなぁ。今現在、日程的にほとんど無理そうなのでチケット押さえてないけれど、全国ツアーだから、遠征という手が無いわけではない。遠征か…。

そのうちにツィマーマンカテゴリ作るかも。

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