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2006年4月 8日 (土)

続・絶版CDをめぐる冒険 フランス語でお買物顛末記 #1

以前、このブログの近況コーナーでなんだかんだと騒いでいた、フランス語でお買物企画(企画なのか?)の顛末記である。世の中には、やや難易度の高い海外通販に果敢に挑まれる方もいるだろうから、参考になれば幸い、ということで(海外通販は事故も多いから、別に推奨はしませんが)。

しかし、アレだ、クラシックのCDに凝りだすとえらいこっちゃということがよく分かった。家人で(CDに限らず)コレクター予備軍がいるのだが、そいつがレアCDを探して東奔西走しているのを横目で見ながら「よーやるわ」と思っていたのだが、まさか自分が同じことをすることになるとは思わなかった。血だろうか。

物は、先だってご紹介したポエム佐久間的音源。
コレね。

「(ツィメルマンがコンクール本選で)コンチェルト・ホ短調を弾いたときなど、フレデリック(・ショパン)本人が陽の光輝く音の道、希望に燃ゆる光の中を世界制服へとまっしぐらに突き進んでいくかに思われた」(「ものがたりショパンコンクール」)。

お髭氏のショパン・コンクール本選時のライヴを収録したCDである(追記:日付がはっきりしないので、もしかしたら入賞者演奏会かも)。

なお、今でこそ「世界一のピアニスト」の誉れ高いお髭氏も、ショパン・コンクール優勝に関しては、意外となんだかんだ言われたようである。ほぼ満場一致の優勝で、ポロネーズ賞、マズルカ賞、ソナタ賞等の各賞をほぼ総ナメにしている一方で、2位のディーナ・ヨッフェを1位にすべきだという声が随分あったとか、「ポーランド人で美形だから優勝できたんだ」とか「将来性を買っての優勝だったらしい」とかまぁ色々。日本の某大物音楽評論家もケチョンケチョンに貶してたらしい(いずれも直接ソースに当たったわけではないので真偽の程はよく分からんけど)。万人が納得するコンクール結果などほとんど存在し得ないとはいえ、こういう時になまじ見目が良いと風当たりが強くなる、という好例(?)かもしれない。

しかし、人の話ばかり聞いてても、実際にどんなものだったのかイマイチよく分からない。やっぱりこれは自分の耳で確かめなくてはねぇ、というわけで「レア音源を求めて3000里」企画開始。

それにしても、アルゲリッチやブーニンなんかだと簡単に手に入るショパコンのライブ音源、お髭氏のはとにかく見当たらない。何となく、本人が抹消したがっているような気はするのが。何しろ、若い頃にLPで出したショパンのワルツ集なんかもCD化を許可しない状態らしいし。

それでも、「International Chopin Competitions The Golden Twelve」という、ショパン・コンクールのライヴ音源をシリーズ化したCDの中の1枚は見つけた(その顛末についてはコチラ)。第8回の優勝者オールソンとツィメルマンという組み合わせで、予選の演奏が中心。プレリュード、スケルツォ、エチュードなんかが入ってる。

本選の協奏曲については、色々な音源がごちゃっと入ったマイナーレーベルの企画CDが存在する、といことは知っていた。ツィメルマンとポゴレリッチという、非常に食い合わせの悪そうな組み合わせなのが何とも言いがたし、なのだが(ついでにケドラ?という人の演奏も一緒に入っている)。

とりあえず、せっせとネット上でツィメルマンで検索するけど出てこない。ポゴレリッチでも引っかからない。指揮者のマクシミウクで探しても、伴奏のワルシャワ響で探してもダメ。八方塞がりな折、これ誰よ?な名前、ケドラで検索したらなんと釣れた。

釣り上げたところで、#2に続く。

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Pianist: Krystian Zimerman」カテゴリの記事

コメント

始まりましたね「音源をたずねて三千里」企画(企画?)なのに、大物釣りの予感のまま終わっている。
続きが楽しみです~。

投稿: パインツリー | 2006年4月 9日 (日) 00:04

どうも、その節は色々とご教示いただきありがとうございました。
この顛末記、別にズルズルと引っ張るようなネタでもないのですが、相変わらずコンパクトに書けないので、釣り上げたところで以下次号になっちゃってます(^^;)。しばしお付き合いいただければ幸いです。

投稿: 青猫 | 2006年4月 9日 (日) 20:51

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