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2006年4月15日 (土)

ケルティック・ウーマン

B000CSUYJMケルティック・ウーマン
ケルティック・ウーマン
東芝EMI 2006-02-01

by G-Tools

購読している映画評のメルマガで「天使の歌声」「究極の癒し系」と絶賛紹介されていて、普段だったらその手の安易な形容詞は「マユツバ~」と思ってしまうんだけど、サンプルを聴いてみたらこれがなかなか良い。こりゃ相当疲れてるのかな?と思いつつ、何かのついでにぽちっとな。

ケルティック・ウーマンは、アイルランド出身の女性4人のヴォーカル+ヴァイオリニストのユニットである。これは日本初お目見え盤。

相変わらずフィギュア関連のCDの売れ行きが好調な、昨今の日本音楽業界だけれど、この「ケルティック・ウーマン」もそのうちの1枚だったりする。
この中の「You Raise Me Up」は、荒川静香選手がトリノのエキシビションで使用した曲らしい(「らしい」っていうのは見たけれどよく覚えてないから←アンテナ錆び錆び)。
なお、この「ケルティック・ウーマン」、アメリカではバカ売れ状態で何十週にも渡って1位を独占というなかなかスゴイ状態になってるらしい。アメリカもストレス社会だからな…。

4人のヴォーカルはいずれもよく耳に馴染む透明感のある美声で、確かにストレスゼロで聴ける。よく引き合いに出されるサラ・ブライトマンより、格段に聴き易い(私がサラを苦手にしてるだけなんだけど。普通は「鈴を転がすような」と形容されるであろう、あのラリラリビブラートがちとダメなんですよ…)。
個人的には、アイリッシュ・パブなんかに行くとよくかかってる、ミニマルミュージックみたいにサビが無くてエンドレスで続くんじゃないか?みたいな、民族音楽テイストの強いインスト曲も良かったな。エンヤの「May It Be」のカヴァーも非常に気持ちよく聴けた。

私は、日頃はかなり「一生懸命」音楽を聴くのだけれど、そういう聴き方をしていると疲れることもある。そういう時にはこの手のアルバムも良いよなぁ、と思ったりするのである。まぁ、ちょっと耳あたりが良過ぎるのは否めなくて(だから売れてるんだろうけれど)、これを聴いたあとはまた歯応えのあるガッツリ系の音楽が聴きたくなる私(別に貶してんじゃないよ)。

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コメント

>民族音楽テイストの強いインスト曲

気になって、サンプル試聴してきました。
Butterflyですよね?これ、IsishDanceの種類のひとつでSlipJig(ソフトシューズと呼ばれるバレエシューズみたいな靴で踊る女性オンリーの踊り)によく使用される曲なんです。だから青猫さまの
>アイリッシュ・パブなんかに行くとよくかかってる、ミニマルミュージックみたいにサビが無くてエンドレスで続くんじゃないか?みたいな
はまさにお察しの通りなんですよ、さすが鋭い。独特のタメがあるので、踊ってて面白いんですけどスローなわりにテンポの速いものよりかえってキツかったりします^_^;

「ケルティックウーマン」は、去年Riverdanceが来日した時に会場で配られる折込広告束の中にチラシが入っていて(気づいたら溜まってました(笑))当時プチブームにはなっていたようですが、こんなにバカ売れすることになるとは思いませんでした。
という自分も「フィギュアものCD販売戦略」にまんまとはめられているわけですが。

ところで、ケルトの音楽は作ってる(歌ってる・弾いている)側の意識としてはむしろ「魂の叫び」なんですよね。
もちろん聴いていて癒されないこともないんですけど、ヒーリングと銘打って売られているのを見ると‘ワールドミュージック’だもん・・・とぽそっと呟いてみたり。

投稿: 玉兎 | 2006年4月15日 (土) 18:09

青猫さんのブログ、そして、玉兎さんのコメントを大変興味深く読みました。私も、時々、アイルランド系の音楽で耳を休めていることがあるので、とっても共感しました。
作ってる側の意識はむしろ「魂の叫び」、確かに、癒しの音楽を作っている意識はないんだろうな・・・これにも共感。ただ、日本人にとって、アイルランドの音楽って昔からなじみ深いですね。

投稿: プーとパディントン | 2006年4月15日 (土) 19:49

玉兎さん、プーとパディントンさん

Butterflyです(^^)。これに合わせて踊るというのはなんとも足がもつれそう…。生演奏+ダンスだったりしたら、相手(ヴァイオリン)が生き物(?)なだけに大変だろうなぁ。。。

「フィギュアものCD販売戦略」については、フィギュアのおかげで出会える曲というのもあるわけで、窓口の一つとしては全然悪くないと思います。クラシックの場合なんかは「この曲だったら、あっちの演奏の方が10倍は良いんだろうけどなぁ…」なものがあったりするのですが…(^^;)。

さて、「癒し系」。この言葉は、個人的には「毒にも薬にもならず」みたいなニュアンスが若干あって、褒め言葉なのかそうでないのか微妙だったりします(時々使っちゃう言葉ですが)。「ヒーリング」も、=「お手軽BGM」みたいなイメージがあるな~(^^;)。

ケルト音楽にはケルトの民族的な「色」がバッチリあるわけで、物によってはかなり土着的な雰囲気もあることでしょう。それを何でもかんでも「癒し系」「ヒーリング」で括っちゃうのは乱暴だし失礼ですよね。狙って作った「癒し系」「ヒーリング」の音楽とは、音楽の在り方が違うでしょうし(まぁ、いわゆる「売れる」アルバムというのは、ある程度、角を取ってマイルドにアレンジされているものなんでしょうが…)。

まぁでも、概ね、ケルト系の音楽というのは、日本人と相性が良いのかしら。ちょっと懐かしいような感じがあるような無いような。。。(どっちだ)

投稿: 青猫 | 2006年4月15日 (土) 23:53

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