« のだめカンタービレ15巻 | トップページ | Music and Science クリスティアン・ツィメルマン in 東京大学 #1 »

2006年6月15日 (木)

Ticket Classic 6月号

随分遅い情報ですみませんが、一応記録ということで(本来、私は紙媒体を追いかけるのが億劫なので、この手の情報を網羅的にブログにアップするというのはしない、というかできないんだけど)。

Ticket Classic。巷のCD店なんかにいくと置いてある、チケット情報誌(フリー)である。これの6月号にお髭氏のことがちょこちょこと載っていた(もう7月号になっちゃったかな…)。

お店で見かけて、今月のお勧めコンサートみたいなページ(「今月のセレクション」のコーナー)に「お髭氏の所沢公演のCMが載ってる…」と思って、パラパラと立ち読み。短い記事だけどエピソード(とあるコンサートで休憩時間にピアノの調整を始めちゃったとか)もそれなりに書いてあって割と面白かったんだけど、読み終わって元の場所に戻したわけです。今から思えば、フリーだというのに何でお持ち帰りしなかったのか、とても不思議なんだけど。あまり目新しいネタが無いからまぁいいやと思ったのか、写真が好みじゃなかったのか。本当にファンなのか、私は…。

だけど、かねこさんのブログを拝見したら、全然別のページにGW中の公開講座の記事が載ってたとのこと。嘘ぉ。全くもって、アンテナ錆び錆びであった。

そんなわけで、慌てて某リアルCD屋さんに出かけて無事ゲット。ちなみに、これ、基本的にフリーだけど月刊ショパンの付録にもなってるのね。もしかして6月号だけかな?

公開講座の記事は、「ピアニストのツィメルマンが公開講座」というタイトルで1頁。コンパクトだけど良い記事であった。お髭氏、背広着てたのね。。。いや別にどうということはないんですが、私はジャケットノータイが良いなぁと(すみません、個人的な好みです)。明日の東大はどうなんでしょう。噂のPower Book持参かどうかも気になるところ。

なんか笑えたのが、お髭氏の「私は繰り返しがないと生きていけません」というセリフ。「生きていけません」って何…。まぁお髭氏だったら、永遠にリピートして下さって結構なんですが。
リピートといえば、彼の場合は1回目と2回目できっちり表現を変えてくる。そういうところも凄いなぁと感心するところ。

「休符に形を与える」というセリフもなるほど、である。休符、間(ま)があるからこそ、真の意味で、音が生きてくるということがあると思う。彼の間は、時として、とてつもない緊張感をもって聴き手を引き付けるような気がしてならない。時々、本当に限界まで引っ張りますけどね。あれ、耐えられない人もいるんだろうなぁ。

さて、今週末には「音楽の友」が出る。チェックチェック。

|

« のだめカンタービレ15巻 | トップページ | Music and Science クリスティアン・ツィメルマン in 東京大学 #1 »

Pianist: Krystian Zimerman」カテゴリの記事

コメント

梅雨前線活発化だそうで、
大雨来ましたね。
さすがはマスター、というか、いっそ感心してしまいました。

すいません、盛大に阿呆ぽいことを。
ともあれ、
明日の健闘をお祈りしております。


投稿: 玉兎 | 2006年6月15日 (木) 23:37

なんだったんでしょう、あの雨は…。マスター、日本でピアノの弾きおさめならぬ、雨降らせおさめ?最後に豪快に来ましたね。。。結構ヒドイ目にあいました。

さて、本日の私は健闘空しく、撃沈気味でございます。。。

詳細はいずれまた(^^;)。

投稿: 青猫 | 2006年6月16日 (金) 23:54

こんにちは。
TBとコメントをありがとうございました。
記事内にリンクまで貼っていただいて、恐縮です。
思いがけずお役に立てたようで嬉しいです。

ツィメルマン、いろんな所でお聴きになっているんですね、
私は一公演しか聴いていないので、
青猫さんの感想、楽しく読ませていただきました。

それにしても青猫さんのブログ、
「とりあえずお髭氏(笑)の記事だけ」と思ったのですが
それでもなかなか全部読み切れません!
面白くて読み飛ばしも出来ません。凄いですね!
安田講堂レポートも楽しみにしています。

もしお許しいただけるなら、
私のブログからこちらのブログへのリンクを貼らせていただきたいのですが
よろしいでしょうか?

投稿: かねこ | 2006年6月17日 (土) 14:36

かねこさん、ようこそいらっしゃいませ(^^)。ご来訪、ありがとうございます。

かねこさんは浜離宮のお髭氏をお聴きになったんですよね。ガーシュインプロ、良いなぁ(笑)。あのプレリュードは、お髭氏の意外な一面が見られてよかったですよね。

お髭氏に関しては、ホントとめどなく書いております。すみません(^^;)。
そして、お髭先生を追いかけているとブレハッチ君の影がちらちらと(笑)。その辺のお話もまたさせていただければ、などとも思ってます(^^)。

リンクのお申し出ありがとうございます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

投稿: 青猫 | 2006年6月17日 (土) 21:35

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Ticket Classic 6月号:

« のだめカンタービレ15巻 | トップページ | Music and Science クリスティアン・ツィメルマン in 東京大学 #1 »