The Miraculous Journey of Edward Tulane
The Miraculous Journey Of Edward Tulane Kate DiCamillo Bagram Ibatoulline Candlewick Pr 2006-02-14 by G-Tools |
The Miraculous Journey of Edward Tulane Kate DiCamillo Judith Ivey Listening Library 2006-02-14 by G-Tools |
総語数16,983語、YL4.5
<ストーリー>
陶器製のウサギEdwardは少女Abileneに大事に大事にされていたが、彼はそれをごく当然のことのように思っていた。ある時、Abileneの一家が船で旅行中、Edwardは波にさらわれてしまう。Edwardは、やがて様々な人の手に渡りながら、愛が何たるかを知っていく。
CDを聴きながら読了。同じ作者の「Because of Winn-Dixie」が素晴らしかったので、かなり期待して読んだけれど、こちらも良かった(「Because of Winn-Dixie」についてはこちらを参照)。CDは2枚組で、ナレーションの部分は極めて聴き取りやすい(セリフの部分は南部?アクセントが入ってきたりしてちょっと分かり難い部分もあるけれど)。
「旅」の部分はなかなか波乱万丈で読み手を飽きさせないし、陶器製のウサギの心理描写には説得力がある。そして、Kate Dicamilloという人は、切なさの描写がとても上手い。
装丁やイラストのセンスもとても良くて、プレゼントに貰ったら嬉しいかも、な本である。表紙のEdward、二足歩行しててなんか可愛いし。
これ、ニューラインで映画化するそうだ。ウサギの内面、どうやって表現するのかしらん。
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コメント
すっかり停滞している英語読みなんですけど、この本もWinn-Dixieも再開した時の(できるんだろうか・・・)手始め候補です。
それはそうと怒涛のWETA大波乗り切りお疲れ様でした。
前回の"近況"を読んで、受付されてないと知りつつ思わずコメントしたくなりましたよ、最後のあたりにバカ受けしてしまった身としましては(^^)
そして今回の"近況"の最後らへんに向けては、
「のんびり気長に楽しみにしておりますの(^^♪」ということで。
投稿: 玉兎 | 2006年10月15日 (日) 23:41
玉兎さん、こんばんは。
お好みもあると思いますが、Winn-Dixieの方が読み易いかもしれません。良いお話ですよ。そういえば、Winn-Dixieも映画になっています。
あ、おかげさまで、WETA大波は無事(?)クリアされた模様です。あとはしばらく、小波をさばけば良い感じです。
前回の近況、ショパンのP協2番弾き振り版については近くレビューをあげます(さすがにあれだけの分量を書いておいてただ捨てるのもちょっと勿体無い(^^;))。あのままでも良かったんですけど、どうも最近、お髭氏に関してはレビューを残すことに対して及び腰になるんですよね。これもやっぱり愛(笑)のなせる業なんでしょーか。
シュピルマン関係も自分がちゃんと内容を把握したいので、いずれそのうち、モゴモゴ。
投稿: 青猫 | 2006年10月16日 (月) 19:59