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2006年11月23日 (木)

第6回浜松国際ピアノコンクール #5

昨夜のうちに浜コンのファイナリストが出揃った。第3次予選審査結果

ファイナリストと本選の曲目一覧。

87 ワン・チュン ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番
19 アレクセイ・ゴルラッチ ベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番
37 キム・テヒョン ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番
43 セルゲイ・クズネツォフ プロコフィエフ ピアノ協奏曲第3番
40 北村 朋幹 ラヴェル ピアノ協奏曲
70 ニコライ・サラトフスキー ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番

私の好みとは大分違う結果なんでございますが。。。

ゴルラッチ君が通過できたのは良かったと思う(ミスがあっただけに)。あの葬送ソナタ第1楽章だけで、ファイナル行ってくれ!って思いましたから。

タヴェルナさんが本選にいないのは、演奏はともかく制限時間オーバーが響いちゃったんだろう、ということにしておこう…(まぁ、彼はコンクール向きではない、とは思ってたけど。でも、あのペトリューシュカは抜群に面白かったです!と、もう1回声を大にして主張しておきます。ちなみにペトリューシュカは、のだめがマラドーナ・コンクールで2楽章を作曲して弾いちゃった曲なので、ご興味のある方は是非ご一聴のほどを。って「のだめ」を知ってる方限定の話題で失礼。でもタヴェルナさんって、のだめタイプなんだよな…)。

フアンチ嬢も残念だったなぁ。プロコ、トッカータを聴く感じでは得意そうな感じだったから、P協聴いてみたかったんだけど。

あ、チェレパノフさんのブラームスのバラードも聴いてみたけれど、丁寧に練られた感じの演奏で良かった。無神経な音が無くて良いです、ホント。彼はラスト1曲を弾かないで下がってしまったそうだけど、何があったんだろう…。

そんなこんなで、3次は本当に力演・名演揃いだった。コンテスタントの皆様、お疲れ様。惜しくも本選にもれた人も、またそのうちどこかのコンクールで名前を見かけるような気がします。頑張ってリベンジしていただきたいものです。
個人的には、バラ2とアンスピを聴く限り、フアンチちゃんに次のショパン・コンクール出場を期待してみたりして。

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