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2006年12月

2006年12月31日 (日)

2006年に買ったCD

とても内訳なんか書けませんわー。

HMVとアマゾン(マーケットプレイス含む)だけで74枚(2枚組、Box等も1枚でカウント)。DVDと、地上のお店で買った分についてはよく分からないので未カウントなんだけど、通販が多いので90枚以下だと思う。多分。うーん、ちょっと買い過ぎ?でも、おかげ様で、お髭氏の音源(CD)は大体揃いました。
まぁ今年は私も相当浮かれてた(イカれてた)ので、特例ということで許して下さい。って誰に言ってるんでしょ。
とりあえずお髭氏イヤーも終わりなので、多分来年は減ります。…減らします。
あーでも、また来年もブラームスで来るんだった。お髭氏イヤー、終らないなぁ。

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2006年に見に(聴きに)行った生モノ

クリスティアン・ツィメルマン ピアノリサイタル 
 →詳細は過去記事参照

大野和士+東京フィルハーモニー交響楽団 第726回定期演奏会 7月23日(日) Bunkamuraオーチャードホール
 ベルリオーズ:劇的交響曲 ロメオとジュリエット

演劇集団キャラメルボックス 2006サマーツアー「雨と夢のあとに」 サンシャイン劇場

ダン・タイソン ピアノリサイタル  10月26日(木)  東京文化会館
 チャイコフスキー:「四季」 op.37b
 ショパン:4つのバラード

ハンガリー国立歌劇場「トスカ」 10月30日(月)  茨城県立県民文化センター

フレディ・ケンプ ピアノリサイタル 11月12日(日)  東京オペラシティコンサートホール
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第29番 変ロ長調 作品106《ハンマークラヴィーア》
 ムソルグスキー:展覧会の絵

ラファウ・ブレハッチ ピアノリサイタル 
 →詳細は過去記事参照

演劇集団キャラメルボックス 2006クリスマスツアー「少年ラヂオ」 サンシャイン劇場


誰かさんのおかげで何かがブツっと切れたこともあり、色々な場所に出没した1年でした。

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2006年12月27日 (水)

ホントに出るのか?お髭氏(いや、お髭王子か)とバーンスタインのDVD

HMVの商品頁

「出るよ」って情報を見て、反射的に「絶対ガセでしょ」と思った私ですが、HMVにばっちり載ってます。
4月25日に、ツィメルマン&バーンスタインのベートーヴェンピアノ協奏曲全集のDVD(再)発売だそうです。2枚組で、割とお手軽価格。NTSCのリージョンAllだから、輸入版だけど日本で見られるバージョンかな。
ツィメルマンの映像なんか、永遠に再発売されないんじゃないかと悲観していたんだけど。もしかして50歳記念?


ベートーヴェン以外(ショパンリサイタルとかブラームスのP協全集)もドン、ドン、ドンと出してくれないかなぁ。
ついでに新譜も。

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2006年12月26日 (火)

キングダム・オブ・ヘブン ディレクターズ・カット

昨夜、半分以上眠った頭で、ピーターラビットに加えてポチしたのが、キングダム・オブ・ヘブンのディレクターズカット版。
前々から出るって聞いてたけれど、ホントに出てたんだ…。しかし、りどりん、ディレクターズ・カット好きやねぇ。。。(いや、別に好きでそうしてるわけではなくて、諸々の妥協の結果なんだろうけれど)

B000IU4PM6キングダム・オブ・ヘブン ディレクターズ・カット
オーランド・ブルーム リドリー・スコット エヴァ・グリーン
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2006-12-01

by G-Tools

ディレクターズカット版、おそらくは「長い」ということを除けば悪くなってる筈もないだろうから、結構楽しみ。長いといっても、3時間14分だったらまぁそんなにビックリするほど長くもない(か?)。←何と比べてるんだ、オイ。

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Favourite Beatrix Potter Tales

ユアンとルネー・ゼルウィガーの共演作として、Miss Potterが公開間近。UKは1月5日。USは、12月29日:Exclusive、1月5日:Limited、1月12日:Nationwideと三段階になってる。こういう場合は、12月29日が先々行上映、1月5日が先行上映、1月12日が全国公開と言えば良いのかな。
それはそうと、日本はいつ?

ユアン、オビ髭は大変良かったけど、あの髭はどうなんでしょうねぇ。イマイチかわいくないっつーか…(まぁ、髭生やしてて、なおかつあれだけかわいくなっちゃうユアン=オビも変っちゃ変だけど)。見慣れればOKかしら。

0723258856Favourite Beatrix Potter Tales (Miss Potter)
Beatrix Potter Renee Zellweger Emily Watson
Frederick Warne 2006-11-30

by G-Tools

さて、出演者がビアトリクス・ポターのお話を読むという企画CDを発見し、ジャケがあまりにかわいいので即決ぽち。ピーターラビット、読んだことないんだけれど、テキスト無くても大丈夫かな?
ところで、ルネーさんは、どこのアクセントで朗読すんだろ。。。

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2006年12月25日 (月)

2006年に映画館で見た映画

ミュンヘン
ヒストリー・オブ・バイオレンス
ブロークバック・マウンテン
ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女
プロデューサーズ
V フォー・ヴェンデッタ
ダ・ヴィンチ・コード
ステイ
M:i:III
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
カーズ
太陽 The Sun
カポーティ
プラダを着た悪魔
カジノ・ロワイヤル
敬愛なるベートーヴェン

すっくなー!去年に比べて、映画館に行った回数は半分以下になってる。あ、でも、見た新作の本数自体はそんなに変わりないのか(-3)。一体どういうことかというと、去年はEP3をものすごい回数リピートしたし、LotR三部作のSEEバージョンをそれぞれ複数回見に行ってたりするので…。うーむ、それもちょっとどうかと思うのだが。

今年見た中で良い映画だな、と思ったのはミュンヘン、ブロークバック・マウンテン、ステイ、カポーティ。DVDを欲しいのはカジノ・ロワイヤルとプラダを着た悪魔。プラダ…は、ファッションチェックしたいんだよね。

年末に何か見たら後で追記します。

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2006年12月22日 (金)

母と神童―五嶋節物語

4094080015母と神童―五嶋節物語
奥田 昭則
小学館 2001-09

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以前、ユウカさんに髭の君が出てると教えて頂いた本。
目的が目的なので、後ろからめくってみた。いや、私はみどりさんはヴァイオリニストとして大尊敬してるし、龍君に関しても、7,8年前にドキュメンタリーを見て「こんな子が家にいたら楽しいだろうなぁ」ってマジに思ったくらい、あの姉弟のことは好きなんですが。

ほんの数行かと思ったら、数頁に渡ってご登場でした、ツィメルマンさん。
バーンスタインとの共演(ブラームス)が苦しかったとは、ちょっと意外。そうか、あれは“バトル”だったのか。。。

残りもちゃんと読もうっと。ただ、みどりさんに関しては読むとちょっと辛い部分もあるんだけど。

みどりちゃんのCDでは、これが好きかな。

B0002ZEZXQフランク & エルガー : ヴァイオリン・ソナタ
五嶋みどり マクドナルド(ロバート) エルガー
ソニーミュージックエンタテインメント 2004-11-17

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エルガーがシャープでかっこいい。

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2006年12月21日 (木)

月刊ショパン 1月号

月刊ショパン1月号を買ってきた。浜コン特集号。

予選のライヴ演奏をセレクトして収録したCD付き。基本的にファイナリストの演奏なんだけど、特別にタヴェルナさんの演奏も入っている。わーい。でもなぜにメンデルスゾーンのソナタ?

そういえば、浜コンのライヴ配信もそろそろ終わりのハズ。とっととどのCDを買うか決めなくては。多分、フアンチ嬢とタヴェルナさんとゴルラッチ君になると思うけれど、あとはどのステージを買うかだなぁ。むー。

そうだ。ブレハッチさんがいた。
彼は、本当に髭師匠に弟子入りしちゃうのかな?
ちょっと気になる。。。

コブリンの、音楽院を出てしまって先生がいないから「もう独りで成長し続けなくてはいけない」という発言を見て、改めて、ピアニストというのは孤独な職業だよな、と思った。他の楽器奏者と比べてもひときわ孤独で、たった一人で立つって部分がすごく大きいと思う。
そして、わずか20歳で「これからは自分で勉強します」とヤシンスキ先生に言ったとかいう誰かさんは、、、なんだかんだ言いつつも、やっぱり、神経太いのかも。

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2006年12月19日 (火)

[映画]敬愛なるベートーヴェン

<ストーリー>
1824年、第九の初演を4日後に控えたベートーヴェンの元に、1人の女性写譜師アンナが派遣されてくる。作曲家志望のアンナは、女性ながら音楽学校で一番優秀な学生であり、ベートーヴェンの譜面の間違いを指摘できるほど彼の音楽を理解していた。ベートーヴェンは彼女の才能に驚き、写譜の仕事を任せることにする。
難聴を抱え、気難しく自己中心的で、粗暴なベートーヴェンは孤独であった。彼は甥のカールを溺愛してピアニストにしようとしていたが、自分の才能の無さを自覚するカールにとっては叔父の期待は疎ましく、ベートーヴェンの愛情は空回りするしかなかったのである。
いよいよ第九の初演日を迎えるが、ベートーヴェンは難聴のため、指揮台に立つ不安と恐怖にかられていた。アンナは舞台の上からベートーヴェンにテンポや入りのタイミングを合図する役を引き受け、2人の共同作業としての第九初演が始まる。


第九のシーンは、思わず目頭が熱くなるほどに素晴らしい。まぁ、師走に第九ってだけで対日本人的には反則技って気もするけれど。
エド・ハリスの指揮ぶりがなかなか堂に入ってて、しっかりベートーヴェンっぽく見えるのも良いんだけど、実はエド・ハリスよりもダイアン・クルーガーの方が上手い。手の動きがやたら綺麗で優雅だな、と思ってたんだけど、そういえば、この人ってロイヤル・バレエ・スクール出身だったわ。なので、音楽に振らされてる、じゃなくて音楽と一体になっている感じがあって、とても美しかった。

実際、ベートーヴェンとアンナが視線を交わしながら第九を指揮するシーンは、2人の魂の深い結びつきを、どんな言葉を用いるよりも雄弁に物語っている。頭の中に“神の声”を聴いて楽譜にするベートーヴェンと、それを手助けするアンナが、実際に2人で「音楽」を生み出していくシーンは、神の神髄に触れ、その声を聴いた時に感じる恍惚感のようなものを連想してしまうほど、濃密であり、また官能的だった。

そんな訳で、第九でちょっと盛り上げ過ぎだったんじゃないのか、と思わないではなく、相対的に、他の要素が薄く見えてしまったような気がする。
生涯独身で難聴に苦しんだベートーヴェンの、最晩年の孤独や苦悩。
女性の作曲家が認められない時代における、才能ある女学生アンナの葛藤。
そんな2人の、音楽を介して生まれる信頼と絆。
どれも方向性としては納得のいくものだったので、それぞれをもう少し突っ込んで欲しかった。
そういう意味では、「アマデウス」と比べてドラマとしての「凄み」が足りなくて、ちょっと勿体無いかな。目指すところが違うといえば違うんだけど。。。

まぁでも、サントラの選び方・挿入の仕方も申し分ないし(P協4番2楽章の冒頭の重厚なこと!)、音楽映画として佳作であると思う。

なんか、ベートーヴェンの後期ソナタをむしょうに聴きたくなってきたなぁ…。今夜はアファナシエフにしよう。
ベートーヴェン:最後の3つのソナタ(HMV)

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2006年12月13日 (水)

BBC Learning English にボンドがいっぱい

久し振りにBBC Learning Englishをのぞいてみたら、タイムリーにボンドネタがそこかしこに。
UKではボンド祭り真っ只中なのかな。

どうでもいいけど、「カジノ・ロワイヤル」って、「カッシーノ・ロイヤル」って発音するのね(一瞬、何のことだか分からんかった)。

Casino Royale
「カジノ・ロワイヤル」紹介。

Bond, James Bond
ボンドよもやま。

The Real James Bonds
実際のエージェントにインタビュー。
MI6は人手不足?まー確かに、今忙しいかもな…。以前もHPで求人かけてるって話を聞いたことがあるけれど。

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2006年12月12日 (火)

[映画]カジノ・ロワイヤル

<ストーリー>
ジェームズ・ボンドの「00」としての初任務を描く。
世界中のテロリストに資金を融通する金融業者ル・シッフルに、若きボンドが国家予算1500万ドルを手にカジノで勝負を挑む。

ルーレットかと思ってたら、ポーカーでしたわ。ポーカーのルールは予習して行った方が良いかも。

思い起こせば、すったもんだの末に(?)、ダニエル・クレイグが新ボンドに決定した時には、なんだかんだとかしましかったものである。「見てもないのにそこまで言わんでも…」ってぐらい叩かれててちょっと可哀相だったくらい。
確かに、ダニエル・クレイグ、「ミュンヘン」を見た限りでは、ちょっと華が無いかな?という気はしたけれどもさ。ピンでお客が呼べるかどうか、ちょっと微妙というか。

で、実際に見た感想ですが、新ボンド、なかなか良いのではないかな。一体なんだったんだ、あのバッシングの嵐は。
ダニエル・クレイグの恐ろしい着やせっぷりに度肝を抜かれつつ(まずそこかい。でもホント「脱いだらスゴイんです」系)、金髪・短髪・ブルーアイ・肉体派なもんで、なんかクールなSASの少佐って雰囲気だなとか(*)、こりゃまたえらく体はってんなーなどと感心しつつ見ておったのですよ。スマートでスタイリッシュでおシャレ(?)なエージェントではなくて、どうも体育会系、体力・腕力勝負っぽい雰囲気が漂うのである。ポーカーメイン=頭脳戦の話じゃなかったのか、これ…。いや、頭もちゃんと使ってますけどさ。
特にオープニングの追いかけっこは、走る走る飛ぶ走る走る飛ぶ走る走る落ちる走る走る…って感じで、追う方も追われる方も脈拍200近いんじゃないの?と心配してしまった(嘘)。
冒頭に限らず、アクションシーンは、(多分)CGでお茶を濁すようなこともなく、アナログにきちんと作ってる感じで見応え大有りである。

*後で見たら、ボンドは海軍の軍歴が長いという設定だった。なるほど。

00に昇格したてで荒削りなジェームズ・ボンドが、完成形としての007に至る過程を垣間見せるお話なので、年齢設定は30代と若い。クレイグ・ボンドは、顔は年相応だけど、精神的には30代どころかまるで20代のように思えるところもあって、無鉄砲で無茶苦茶やらかすわ、自分を過信した挙句にヘマするわで、青臭くてなかなかリアルである。「ボンドにもこんな頃があったのねぇ…」と苦笑してしまうような瞬間もあるけれどそれがむしろ微笑ましくもあり、妙にニヤけてて如才無いボンド(誰のこと?)よりも好ましいくらい。冷徹な容貌なのに、笑うと意外と可愛くく見えるというのも、ポイント高い気がするなぁ。

ボンド・ガールにエヴァ・グリーン。ボンド・ガールというか、ヒロインか。さすがに良い女優を持ってきた。
彼女は素顔(すっぴん?)だと可憐、濃い目化粧をすると途端にエキゾチックなミステリアス美女になるから、今回の多面的な魅力のある、「運命の女」役にはぴったりである。

今回、恋愛要素も添え物じゃなくてメインのテーマになってくるので、そういう意味ではかなりてんこ盛り。144分と結構長尺だけど、そんなにダレる感じも無く見られると思う。
ラストシーンは、ボンドのセリフでビシっと締まる。あそこにきて、冷たいアイス・ブルーのお目目が本当に栄えますな。

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2006年12月 9日 (土)

ラファウ・ブレハッチ ピアノ・リサイタル 2006年日本公演 in 宮城県民会館

<プログラム>
バラード 第3番 変イ長調 op.47
24の前奏曲 op.28より 第1番 ハ長調 ~ 第12番 嬰ト短調
ポロネーズ 第7番 変イ長調 op.61「幻想ポロネーズ」
休憩
3つのマズルカ op.50
1.ト長調 
2.変イ長調
3.嬰ハ短調
ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 op.58

以上、オールショパン。


ちょっと時期を外しててすみません(そんなんばっかり…)。
睡眠時間3時間(+移動中仮眠2時間弱)でコンサートに行くのはできるだけ避けた方が良いっていうのは私だってよく分かっている。しかも寝不足だけではなく、喉までイガイガしていたので、はっきりいって、コンサートに行く体調としてはかなり最悪に近かった。でも頑張って行ったきました、ブレハッチ君の日本ツアーファイナル(遠征したんですか?とか突っ込まないで下さい。よろしく)。

当日券を買ったのだけれど、関係者席の直前放出か?という感じのとても良い席だった。結構前方の席で、ピアノの音がよく聴こえる右側のブロック。ちなみに、私のすぐ近くにブレハッチパパ&ママがお座りでしたよ。パウリナちゃん(妹さん)はいなかったけれど。

ざっくり感想。

前半よりも後半の方が良かったと思う。尻上がりに調子が上がったのか、それともピアノが徐々に鳴るようになっていったのか。

とにかく、高音域が綺麗で惚れ惚れする。高音に限らないけれど、ピアノの響きを本当によく聴く人である。ペダルを長く踏んでびぃぃぃーんと鳴らし続けるところとか、こちらも思わず聴き入ってしまう。

・バラード3番
みなとみらいの時も思ったけれど、一発目にバラ3というのはどうなんだろう。余計なお世話なんだけど、もうちょっと準備体操的な曲にした方が良いと私は思ってしまったのだけど。サロン的に優美な演奏で、これといって文句があるというわけではないのだけれど、お客さんが入ったらリハの時と音響が大分変わるだろうし、本人もピアノもあたたまってないだろうから、一曲目というのはどうしたって手探りになるんじゃないかとか、いらん想像をしちゃってどうも素直に聴けないのですよ。。。

・24の前奏曲より1~12番。
全曲ではなくてきっちり前半分っていうのは、聴かせる方としては構成面で難しいかもしれない。曲と曲の間を開けずに、前の曲の最後の音にかぶせるようにして次の曲に入るなど、ブレハッチはかなり連続性を持たせて演奏してたけれど、そういうことであれば12番で終わりではなくて、全曲聴きたいような気がする。
基本的には、軽やかで正統的な印象。この人の演奏って、何をやってもケレンに聴こえないのが不思議。必ずしも模範演奏ってわけでもなくて、スタッカート(ノンレガート?)やノンペダルの表現とか、意外と芸が細かくて色々工夫しているとは思うんだけど。
あと、生真面目で真摯な雰囲気の中、時々ふっと肩の力が抜けるような、緊張がとける瞬間があって、それが心地よい。そういう時のブレハッチにはちょっと飄々とした雰囲気が宿って、「ああ、こういう表情をするのか」(顔はあまり見えないけれど)とちょっと新鮮でもあった。
時々、「誰かがピアノを弾いている」ではなくて、音楽が自ら沸き出でてくるかのような、そういう瞬間がある。例えば、8番なんかは、ぶわぁぁぁっと音が泉のように溢れ出てくるようで感動的だった。

・幻想ポロネーズ。
実は、この曲は私にとってよく分からない曲なので、あまりまともなコメントができない。色々なイメージが入れ替わり立ち替わり現れては消えていくかのようで、何とも掴み所が無いような印象を受ける。単に予習不足ってだけだと思うけれど(予習で聴いた演奏がまたえらくつまらん演奏で、、、っていうのはあまり関係無いか)。
だから一言だけ。
彼の幻想ポロネーズには、泣きたくなるような切なさがある。

休憩

・マズルカ
ブレハッチのマズルカは、「美しい」路線であればこれ以上のものは無いのではないか、と思わせる。民族色と洗練美というのは、なかなか両立しないものだと思うけれど、ブレハッチのマズルカにはその両方があって、非常に理想的に響く。同じ曲を聴いたわけではないから比較するのもどうかと思うけれど、髭師匠のマズルカよりもマズルカを聴いた、という気分になるような気がするかも。

・ピアノソナタ第3番
出だしを聴いて「あ、コレだ、この音がブレハッチの音だ」と思った。ブレハッチらしい、と私が思っている音である。そういう意味では、前半と後半で少し音色の雰囲気が変わったような気がする。ホールとピアノに合わせて調整したのかな?
コンクールの時よりも、ライヴっぽい熱っぽさのあるソナタだった(というか、コンクールの時はかなり安全運転だったのかも)。

・英雄ポロネーズ。
アンコールに一曲マズルカを弾いた後に、何を弾くんだろうと思ってたら英雄ポロネーズだった。体力大丈夫か?!とまたいらん心配をする私をよそに、毅然かつ高貴、汚れなき魂の、高潔な英雄の姿が見えるような演奏でコンサートをしめくくったラファウさん、とにかくお疲れ様でした。


まぁなんというか、大分疲れていたんじゃないかな、とは思う。もちろん、体調管理をきっちりするのはプロである以上当たり前だけど、新潟→仙台の移動で連日コンサートはちょっと可哀相ではないかなぁ。
「ただ今売り出し中」なのは分かるけれど、あまり馬車馬のように働かない(働かせない)ようにしていただきたいものです。

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Zimerman turns 50

今週お誕生日ということで、さすがにお名前をぽちぽちと見かけますね。

Polskie Radio、ポーランド放送の英語セクションにこんな記事があったのでご紹介。

Zimerman turns 50

Listenのところをクリックすると、英語が流れます。
最後にマズルカが流れるので、お髭の君のマズルカを聴いたことのない方はどうぞ。古い音源だけど。

ちなみに、Polskie Radio Program2、トップ頁に行くと、右上にお髭の君がいる、かも(いない場合はブラウザの更新を押すと現れる、かも)。

それにしても、ポー語は見事に固有名詞しか分からん…。固有名詞も語尾が変化するからよく分からないですけど。そういえば、ショパンコンクールのネット配信で、ポー語を初めて(意識的に)聴いた時に、クリスティアーナ・ツィメルマーナ、ショピーナって聴こえてきて???となったのを覚えてますよ。。。

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2006年12月 5日 (火)

Happy Birthday Mr. Zimerman!

Wszystkiego najlepszego!
Herzlichen Gluckwunsch zum Geburtstag!
Bon anniversaire!
С днём Рождения!
お誕生日おめでとうございます。

My very best wishes to you on your 50th birthday. I hope you have a lovely day and wonderful year ahead.


12月5日は、Krystian Zimermanさんの50回目のお誕生日です。ヨーロッパとは8時間時差があるので、ちっとばかし早いですが。これで、世界一素敵な五十路男性の誕生ですね。ほんにめでたい。

とりあえず、6ヶ国語で「お誕生日おめでとう」と書いてみました(全然分からない言語が3つ。合ってますか?)。

今年一年といわず、いつまでも、心豊かに、幸せに日々を過ごしていただきたいものです。もちろん、健康で。
そして、たまに目に見える形でお仕事をしていただければ、一ファンとしては何もいうことありません。
「たまに」じゃなくて「頻繁に」お出ましいただきたいのはヤマヤマなんですけど、まぁ贅沢いってはいけませんね。←半ば自分に言い聞かせ

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2006年12月 4日 (月)

誰かこの悲しみを共有して下さい…

うそぉぉーーーーーーーーーーーーーーーーっっ!!!(ドップラー効果付き)

本日発見し、我が目を疑ったニュース。

オーストリア国立放送(ラジオ・ネットラジオもあり)で、ツィメルマンのベートーヴェン・ワルトシュタインとショパンの葬送ソナタを放映。12月2日(土)。
オーストリア国立放送番組表

もう終わっとるがな!!

…しくしくしくしくしくしくしく(永遠に続く)。
ラジオ放映はまず無いだろうと、油断してたーー!!(それでも一応、一縷の望みをかけて、多少はチェックしてんですよ、私…)
よりによって、この曲目。。。うううう、一生の不覚。

お髭の君のお誕生日前日だというのに、しばらく立ち直れそうにありません。

再放送他の情報、お持ちの方はお知らせ下さいませ。。。(何せドイツ語がさっぱりなので)

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2006年12月 2日 (土)

[映画]プラダを着た悪魔

<ストーリー>
ジャーナリスト志望のアンディはお洒落には無関心だったが、一流ファッション誌「Runway」の編集長ミランダのアシスタントの職を手にする。それは世界中の女性の憧れのポストだったが、ミランダの命令は横暴・理不尽なものばかりで、アンディはてんてこ舞い。夜昼関係なく働く毎日で、私生活にも暗雲が立ちこめてくるのだが…。

いやはや、映画館は若い女のコばかりで、私ってばなんかちょっと場違いか?。それにしても、こんなに若い女のコをいっぱい見たのは久し振りだ、とオノコのようなことを思いつつ見た感想は。

これ、アン・ハサウェイのファッション・ショーだなー。

アンディの変身&奮闘っぷりを見よ、という映画で、ストーリー的にはシンプル。アン・ハサウェイは私の好みではないんだけど、キレイなお洋服をぎょーさん見られて満足。こういうワクワク感はSex and the City以来かな。
買い物欲を刺激されますよ、コレ。危険、危険。

メリル・ストリープの鬼上司のハマリ具合がが恐ろしい。ついでに、超ゴージャスなお洋服の数々が見事に似合ってるのはさすが。やっぱり、お高い服というのは似合う人が着なくては。

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