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2006年12月12日 (火)

[映画]カジノ・ロワイヤル

<ストーリー>
ジェームズ・ボンドの「00」としての初任務を描く。
世界中のテロリストに資金を融通する金融業者ル・シッフルに、若きボンドが国家予算1500万ドルを手にカジノで勝負を挑む。

ルーレットかと思ってたら、ポーカーでしたわ。ポーカーのルールは予習して行った方が良いかも。

思い起こせば、すったもんだの末に(?)、ダニエル・クレイグが新ボンドに決定した時には、なんだかんだとかしましかったものである。「見てもないのにそこまで言わんでも…」ってぐらい叩かれててちょっと可哀相だったくらい。
確かに、ダニエル・クレイグ、「ミュンヘン」を見た限りでは、ちょっと華が無いかな?という気はしたけれどもさ。ピンでお客が呼べるかどうか、ちょっと微妙というか。

で、実際に見た感想ですが、新ボンド、なかなか良いのではないかな。一体なんだったんだ、あのバッシングの嵐は。
ダニエル・クレイグの恐ろしい着やせっぷりに度肝を抜かれつつ(まずそこかい。でもホント「脱いだらスゴイんです」系)、金髪・短髪・ブルーアイ・肉体派なもんで、なんかクールなSASの少佐って雰囲気だなとか(*)、こりゃまたえらく体はってんなーなどと感心しつつ見ておったのですよ。スマートでスタイリッシュでおシャレ(?)なエージェントではなくて、どうも体育会系、体力・腕力勝負っぽい雰囲気が漂うのである。ポーカーメイン=頭脳戦の話じゃなかったのか、これ…。いや、頭もちゃんと使ってますけどさ。
特にオープニングの追いかけっこは、走る走る飛ぶ走る走る飛ぶ走る走る落ちる走る走る…って感じで、追う方も追われる方も脈拍200近いんじゃないの?と心配してしまった(嘘)。
冒頭に限らず、アクションシーンは、(多分)CGでお茶を濁すようなこともなく、アナログにきちんと作ってる感じで見応え大有りである。

*後で見たら、ボンドは海軍の軍歴が長いという設定だった。なるほど。

00に昇格したてで荒削りなジェームズ・ボンドが、完成形としての007に至る過程を垣間見せるお話なので、年齢設定は30代と若い。クレイグ・ボンドは、顔は年相応だけど、精神的には30代どころかまるで20代のように思えるところもあって、無鉄砲で無茶苦茶やらかすわ、自分を過信した挙句にヘマするわで、青臭くてなかなかリアルである。「ボンドにもこんな頃があったのねぇ…」と苦笑してしまうような瞬間もあるけれどそれがむしろ微笑ましくもあり、妙にニヤけてて如才無いボンド(誰のこと?)よりも好ましいくらい。冷徹な容貌なのに、笑うと意外と可愛くく見えるというのも、ポイント高い気がするなぁ。

ボンド・ガールにエヴァ・グリーン。ボンド・ガールというか、ヒロインか。さすがに良い女優を持ってきた。
彼女は素顔(すっぴん?)だと可憐、濃い目化粧をすると途端にエキゾチックなミステリアス美女になるから、今回の多面的な魅力のある、「運命の女」役にはぴったりである。

今回、恋愛要素も添え物じゃなくてメインのテーマになってくるので、そういう意味ではかなりてんこ盛り。144分と結構長尺だけど、そんなにダレる感じも無く見られると思う。
ラストシーンは、ボンドのセリフでビシっと締まる。あそこにきて、冷たいアイス・ブルーのお目目が本当に栄えますな。

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コメント

ね!ね!ね!よかったでしょーー、新ボンド。

「00昇格は早すぎたわ(怒)」のMに
「00は命が短い、心配なく」だったけなーの字幕に?でしたが(すぐ死ぬから人事ミスもすぐ終わるよMさん、ととったワタクシ)
「00の命が短いように・ミスもすぐ消えるぜ、(フン!うるせえM)」って感じが本当らしい・・・い?(聞いてる)
あぁ、英語がわからない~、青猫さまほどの英語があったらなーっ。
おしゃれで危険な会話もあったんだろーなぁ(涙)

あさって、受けるだけ無駄な息子君のTOEICテストが終わり次第レイトショーに連行して、一緒に2回目を観ようと思ってまーす。

投稿: 丸々 | 2006年12月12日 (火) 23:02

現代的でリアルな新ボンドでしたね。
ダニエルさんはちょっと無骨・武闘派な感じで、先代ボンドが好きな人はちょっとイメージが違うかしら?なんて思いましたけど。でもあれだけアクションできたら、パチパチですよね。

字幕は、全然気にしてませんでしたわ~(^^;)。今回、聴き取りは早々に白旗上げましたよ。。。株やお金の話は、日本語でもよく分からないし。

Jr君、TOEICなんですね。終わったら映画が待ってるなんて、気分良くテスト受けられるかもしれませんね♪
2回目のボンド、楽しんできてくださいませ~。

投稿: 青猫 | 2006年12月13日 (水) 21:54

観ました観ました、破壊の神かもしれないジェームズボンド!(2日連続で映画に行くかオマエ、というツッコミが聞こえそう…。)
いや~、工事現場に始まり工事現場に終わるスパイ映画でしたね(そういう所しか観ていないんだろうか自分)。破壊の神とダイハードとマラソンランナーとF1レーサーとギャンブラーを足したようなボンド氏でございました。あんな高いところから飛び降りたり、落っこちたり、吹っ飛ばされたり、クラッシュしたりしてもへこたれない人間、さすがというのを通り越して「あなた、実はサイボーグでしょ、骨はカーボン製?それとも硬質セラミック?」と途中で何だか笑いすらこみ上げてきてしまいました。
さすが英国紳士と思ったのは、エヴァグリーンとの食事シーン。全部エヴァグリーンが先に席を立つのですがボンドは必ず席を立って見送るところ。最近の映画はどれも男性がどっかり座って女性を見送っていたような気がするのですが、さすがは英国紳士、タダのサイボーグではありません(勝手にサイボーグ化)。
シヴァ神入っているとしか思えないぶっ壊し大魔王ボンドも、最後の一仕事の時には、破壊活動なしで任務を全う。おお、これでちゃんと007になったのね、ときっちりみっちり楽しんで参りました。ただ、もう少し尺は短くできたような気もしますね。

投稿: パインツリー | 2006年12月27日 (水) 19:38

パインツリーさん、こんばんは。

>破壊の神とダイハードとマラソンランナーとF1レーサーとギャンブラーを足したようなボンド氏

こう並べていただくとものすごいスーパーマンっぽいですが、実は超頑丈な割には怪我はするし薄汚れるしで、その辺、小汚くぼろぼろにはなっても崖から落ちても死なないViggo王っぽいかも?なんて思ったりしました。お顔の系統もちょっと似てるかな。。。
立ち上がって女性を見送る所は、「NYの恋人」でヒュー・ジャックマン演じる過去からやってきた公爵が、必ずばっと立ち上がってヒロインを見送っていたのを思い出しました。
ダニエルボンド、歴代ボンドと比べると庶民的といいますか、いかにもジェントルマン!って感じではありませんが(ジェントルマンは大使館であんなに暴れてはいけない…笑)、そういうところはきっちりしてますね。

投稿: 青猫 | 2006年12月29日 (金) 00:38

青猫さん、こんにちは。

きのう 12/30 は、夕食のあと図書館から借りてきたDVDを家族でみました。Lara Croft - Tomb Raider (Special Collector's Edition) です。だいぶ前に一度借りて見たことがありますが、今日見て気が付きましたが ララ・クラフトの向こうを張って墓荒らしをする考古学専門家アレックス・ウェスト役を Casino Royale の ダニエル・クレイグが演じていました。クレイグ氏は、こんなところにも出演していたんですね。ララ・クラフトのトンブ・レイダーは、オリジナルはパソコンゲームでしたっけ。

それでは良いお年をお迎えください。

加来永茂
01:57 EST
12/31/2006

投稿: 加来 | 2006年12月31日 (日) 15:57

加来さん、こんばんは。

Tomb Raider、私も以前見ているはずなんですが、ダニエル・クレイグ氏のことは全然覚えてません。印象薄かったのかな。。。「エリザベス」にも出てるようですが、はて、誰役だろう…。

ダニエル・クレイグは、容姿はあまり派手なタイプではありませんけれど、新ボンドはとても良かったです(^^)。写真で見るよりも、動いていると魅力的なタイプだと思います。

投稿: 青猫 | 2006年12月31日 (日) 21:14

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