The Alchemist
The Alchemist Paulo Coelho Alan R. Clarke Harper San Francisco 2006-05 by G-Tools |
The Alchemist Paulo Coelho Jeremy Irons Harper Audio 2001-03 by G-Tools |
総語数41000語、YL6.1
朗読を聴きながら読む方式で読了。
<ストーリー>
羊飼いの少年サンチャゴは、宝物の夢に導かれて羊を手放し、アンダルシアからエジプトのピラミッドを目指して旅に出る。
旅=人生の真実の探求。
英語は易しく、ファンタジックな印象のストーリーなので、児童書を読んでいるような感じもないではない。
ただ、内容は哲学的な内容も含まれるので、抽象的なところもあり。
全編に渡って、心の中の「Personal Legend」(これ邦訳はどうなってんだろ)に忠実であれ、夢を諦めてはいけない、といった強いメッセージが散りばめられている。
安穏とした日常に埋没し、夢や希望をどこかに置き捨ててきた大人が読むと、勇気づけられるか、耳が痛いと思うか、説教臭いと感じるか、さてどれだろう。
概ね、分かり易い本だと思う。
ベストセラーになるのも納得というか。
大人の寓話って感じかな。
10代くらいで読むのも良いかもしれない。
翻訳で読んでたら、もしかしたらもう一声って思ったかもしれないけれど、英語で読むにはちょうど良い歯応えだった。
洋書初心者にお勧めである。
ジェレミー・アイアンズの朗読は非常に聴き易い。
クインズっぽいキツサが無く、ニュートラルな印象のクセのない英国英語である。
シャドーイングの教材にも良いかもしれない。
…しかしこうして声だけ聴いてると、割と普通のオジサマだなー。←失礼
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