CD散財録
今年初のCD散財録。
といっても、年末に買ったものは2007年の総括に入れられなかったので、初買いではなくて年末年始のお買物ということになりますが、面倒なので2008年分としてカウントします。
Schumann/Mozart: Piano Concertos Wolfgang Amadeus Mozart Robert Schumann Herbert von Karajan EMI 2001-06-05 by G-Tools |
アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ・ライヴ・イン東京 1973 アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ - シューマン TOKYO FM 2007-10-20 by G-Tools |
ABMことミケランジェリの、1973年10月29日の東京文化会館のリサイタルの音源2枚組。ABMのライヴ音源は音がイマイチなものも多いみたいだけど、これは音が良い。
プログラムはシューマンの「ウィーンの謝肉祭の道化《幻想的風景》」、ショパンのソナタ2番、ラヴェルの「高雅で感傷的なワルツ」、「夜のギャスパール」。この音質で聴けるラヴェルって、他にあるのかな?
このシューマン、良いなぁ。シューマン苦手なんだけど、これは大丈夫。
あとはラヴェルが溜息モノ。あまりにも精妙な響きに眩暈を覚えた…。ラヴェル収録の2枚目はずっと、「スゴイ…スゴイ…スゴイ…(エンドレス)」と唸りっぱなしだった。やっぱり、ABMのラヴェルには(P協奏曲なんかもそうだけれど)マジカルな何かが宿っている。
New Years Gala: Tribute to Carmen Berlin Philharmonic Claudio Abbado Arthaus Musik 2000-10-03 by G-Tools |
HMVでは廃盤表記だったけれど、アマゾンには在庫がある、のかな?
副題に「A Tribute to Carmen」とあり、アンネ=ゾフィー・フォン・オッター がカルメンを歌ってるけれど、うーん、こりはちょっときれい過ぎる気がしないではない。
お目当てはプレトニョフのラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」。これが信じられないほど良くて、ただ今絶賛リピート中。新年早々(買ったのは大晦日だけど)、良いものにぶち当たったなぁ。感想、別記事にします。
シャハムはサラサーテのカルメン幻想曲。シャハムも超絶技巧の曲をあっけらかんと弾き切る。後半、シャハムがノってくると、ところどころオケがついてってません。
シューベルト:さすらい人幻想曲 リヒテル(スビャトスラフ) シューベルト EMIミュージック・ジャパン 2004-06-23 by G-Tools |
今年は聴いたことのない曲も一生懸命聴いてみようかと思って、まずはシュベルトから。
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