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2008年1月30日 (水)

[映画]スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

公式HP

既に記憶が朧なのと、現在脳味噌省エネ中につき、簡単に。

ティム・バートンとジョニー・デップ、ゴールデンコンビというか強力タッグというか、相変わらず仲良きことは美しきかな、なお二人。美しいというには、ちょっとディープなんだけど。
パイレーツ…でジョニデのファンになったの、というライトな方々がうっかり見に行って、ショックを受けてないことを祈ります。色んな意味で。

さて、予備知識ゼロで行ったらミュージカル映画でちょいとビックリだったんだけど、これ、私はミュージカル映画としては評価しません。
何しろ、楽曲のインパクトがおしなべて弱い。
映画館を出た瞬間に、どんな曲だったか全部忘れてしまうというのは、ミュージカル映画としては致命的にマズイような気がする。

ただ、ミュージカル映画にしたことで生じる非現実感が、ティム・バートン的なアーティフィシャルな世界に上手くマッチしてて、それはなかなか良かった。
あと、あれだけ血みどろ&凄惨な内容なのに、見てて意外とエグくも痛くなかったのは、ミュージカル的な様式美のなせるワザなのかな、と。ミュージカルって、どことなくポジティブな空気に流れがちというか、シリアスとか陰惨とかいう方向とは逆のベクトルに向かうものな気がするので。


ジョニデ演じるスウィーニーという人物の狂気とその代償、すなわち行動するが故に運命に弄ばれるやるせなさ、この辺のアンチヒーロー、アンチハリウッドな造形と話し運びは、個人的には結構好ましい。
まぁ、ジョニデの魅力と演技力に追う部分大だと思うけれど。

★★★+

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コメント

トラバどうもでした
出し遅れたのは始めてかも!負けた?
ミュージカル苦手だったのに楽しく見られたのは
盛り上がらない楽曲のせい?
歌の、メロディーより歌ってるときの動作や表情が可笑しかった作品でした。
最後はギリシャ物やシェークスピアの悲劇みたいで気に入りました。

投稿: くまんちゅう | 2008年1月31日 (木) 22:13

くまんちゅうさん

トップギアで朗々と歌いまくり、な感じのミュージカルとはちょっと違いましたよね。
ジョニデの歌、こんなか~と感慨深かったので、そういう意味では楽しかったです。
ジョニデは、さすがに表情が良かったし、動きも決まってました。歌自体から感情がビンビン伝わってくるというわけではなかったと思いますが、それを補って余りあるものがありました。

投稿: 青猫 | 2008年2月 1日 (金) 00:17

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