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2008年3月11日 (火)

イヤホン道楽

今年の誕生日プレゼント(自分用)は、仕事用のモバイルPCでした、というのも潤いが無くて嫌なので、ついつい買ってしまったのがイヤホン。←どっちにしてもあまり潤いが無い…。

今メインで使ってるのは、昔、AKGのイヤホンでチラっと書いたAKG(アーカーゲー)のK14P。K12Pともども、値段の割には優秀なイヤホンだと思うし、結構愛着がある。

あとは、電車移動時用にカナル型イヤホンのEtymotic ResearchのER6。

B000BFVI28Etymotic Research ER-6 カナル型イヤホン
Etymotic Research 2005-09-20

by G-Tools

コレ、最初聴いた時は、解像度の高さにぶったまげた。
今まで聴こえなかった音が聴こえるし、オケのパートパートが分離して個別に聴こえてくるので、思わずスコアを引っ張り出して色々確認したくなったくらい。
遮音性が抜群なので、耳栓代わりにも使えて大変ありがたいイヤホン。ただ、構造上、耳がちょっとばかり窮屈。。。

それで、カナルじゃないもので良い物が無いものかと思って、オーディオテクニカのイヤホンをいくつか視聴してみたんだけれどちょっとキンキンする感じが好みではなく、一番良い感じに聴こえたのが結局、カナルのCK9。

こちら↓

B000JYVWNG密閉型インナーイヤーヘッドホン ATH-CK9 BK
オーディオテクニカ 2006-11-24

by G-Tools

CK9とその上のCK10で悩んだけれど、MP3プレーヤー本体よりも高いイヤホンというのもいかがなものかと思ってCK10は却下とし、CK9をぽちっとな。

密林から届いたCK9で早速ブレハッチの24の前奏曲を聴いてみたら、「よしよし、綺麗に聴こえるじゃん」と思ったけれど、アンスネスのグリーグのP協奏曲をかけたら弦楽器の音が非常にいただけない。なんだか寸詰まったような、非常に窮屈で伸びの無い鳴り方をしている。そして、チェロ、コントラバスが恐ろしいまでに聞こえてこない(要するに低音が無い)。
やっぱりエージング(=スピーカー、ヘッドホン等の慣らし運転)をしないと使い物にならないのかも…。
エージングにどのくらい時間をかけるかは、意見がマチマチでよく分からないので、とりあえずCDをかけっぱなしにして家のアンプに繋ぎっ放しにしておいた。
エージングに使ったのは、高音低音色んな音がバランス良く入ってるのが良いかな?と思って(この辺別に根拠無いですが)、ソロじゃなくてピアノ協奏曲。お髭さんのラフマニノフとかブラームスとかショパンの弾き振りとか。
エージングって、何となく「美味しい物を一杯食べて大きくなるんだよ~」な気分ですね。我が家にはこれ以上美味しいものは無いので、この辺で何とか上手く育ってくれ…。

エサを与えてしばし放置して約1週間、エージング時間も100時間を越えたので、ここいらで軽く感想などを書いてみます。

・音はクリアで明瞭だけれど、冷た過ぎない感じ。高音が耳に突き刺さることも無し。
・当初感じた固さ、キツサが少し取れて、こなれた感じになってきたかも。
・低音もクラシックであれば問題の無いところまで出てきた(ロックはどうだろう…)。
・響きの広がりが感じられて(横に広がる感じ?)、それもだらしなく響くのではなく、よく締まった印象。
・弦楽器の音は驚くほどまともになった。エージングでこんなに変わるか。。。強いて言えば、もうちっと色気が欲しいところか。とはいえ、チェロは割と艶っぽく聞こえて○。
・木管が綺麗。
・横方向の楽器の位置は結構分かるんだけれど、縦方向は私の耳ではよく分からん。。。
・ER6よりも耳が楽。
・タッチノイズは結構あるので、お散歩には向かないかも。

総じて、不自然さの無いイヤホン。妙な味付けが無くて、原音に忠実なモニター型っていうんでしょうかね。
個人的には、奏者なりエンジニアなり、音源を作った人の意図に近い形で鳴るイヤホンが良いと思ってるので、こういう素直なイヤホンが好きです。

ピアノの場合、独奏はER6、協奏曲はCK9かな?なんて思ったりもするけれど、正直、わざわざ比較しなければ、AKGのK12P(実売2000円台)でも独奏については割とイイ線行ってる気もする。。。

しばらくしたらまたCK9の印象も変わるかもしれないけれど、とりあえずこんなところで。

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コメント

今頃こんなところにコメント付けてすみません(^_^;。
CK9、その後いかがですか?
密閉型のイヤホンを買おうと思ってて、CK9と10を候補に入れてるんですが、
低音がいただけないという話を余所でも見たので、ちょっと気になってます。

あと装着感についても(これは個人差あると思うんですけど)青猫さんの感覚・感想を教えていただけると嬉しいです。

投稿: かねこ | 2008年12月 7日 (日) 17:01

かねこさん

昔の記事でもコメント大歓迎ですよ~♪

CK9、嫌味が無くて私は好きです。

低音については、例えばiPodShufful付属のイヤホンと比較すると若干少ないように感じます(かねこさんお持ちのiPod付属のイヤホンとは別物かもしれませんが……)。
ただ、ぎゅっと引き締まったタイトな鳴り方なので、低音がモワモワ膨張してワケが分からないということが無いのは良い点だと思います。
ピアノについては低音不足は問題になりませんが、オケの場合はもしかしたらちょっと腰が軽く聴こえるかもしれません(この辺はお好みではないかと思いますが。チェロもコントラバスも聞こえるので、私は気にならないです)。

私の場合、家のスピーカーから何からよろず中高音域に寄ったものを使ってるようで、巷のイヤホン・ヘッドホンはほとんど低音過多に聴こえてしまいます。。。

CK9の装着感ですが、耳にギューッとねじ込むタイプのものではないので、辛くはないですよ。
イヤホンパッドが大中小3種類付きますので、耳のサイズにあったものを選べます。

ともあれ、普段聴かれてる音源で視聴できるところがあると良いですね。

良いイヤホンに巡り会えますように~notes


投稿: 青猫 | 2008年12月 8日 (月) 21:25

…メモメモ…。参考になりました。ありがとうございました。
ピアノソロを聴くかコンチェルトを聴くかでも違いそうですね。
色々試して決めたいと思います。

低音過多、私もそう思うことあります。
100%悪いことだとは思いませんが、他の音域が物足りないとせつないんですよね〜。

投稿: かねこ | 2008年12月 9日 (火) 19:07

かねこさん

イヤホン、本当に種類が一杯あって選ぶのが大変ですよね。
それぞれ個性があって、イヤホンごとに聞こえ方がかなり劇的に変わることもあって、一つ手を出すとあれもこれも欲しくなってしまうので危険です…(^_^;)。

ロックを聴いたり映画を見たり、なんて場合は低音が充実してた方が良いんでしょうけれどね~。でもあまり低音が強すぎても、なんかごまかされてるような気分になるし……。

ピアノと相性の良いイヤホンがあると良いですね(^_^)。

投稿: 青猫 | 2008年12月11日 (木) 20:21

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