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2008年4月

2008年4月28日 (月)

チャロの英語実力講座

B00159YPDINHK ラジオチャロの英語実力講座 2008年 04月号 [雑誌]
日本放送出版協会 2008-03-18

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3月31日開講の講座ですが、取りかかったのが4月中旬。
4月の第3週、第4週は仕事が山場で何もできず、結局Episodo2を丸々すっ飛ばしてしまいましたが、本日、何とか4月分を終了。
今回、公式HPで後から聴けるストリーミングが無かったら、3日で脱落してましたね…。
いやもう、本当にネット様様です。

私はこの講座、リスニング対策というよりは英会話対策にして、ひたすら音読&シャドーイングをしてます。夜な夜な、パソコンに向かってぶつぶつぶつぶつ…。
ただし、マルゲリータの早口英語は私の運動神経を超えているのでやや諦めモード。
とりあえず、聴き取れれば良いや…と弱気入ってます。


本日(4月28日)より、5月号の講座が始まってます。

B00170T652NHK ラジオチャロの英語実力講座 2008年 05月号 [雑誌]
日本放送出版協会 2008-04-18

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「KRYSTIAN ZIMERMAN Chopin Schubert 」DVD再発?

2008年7月にDVD「KRYSTIAN ZIMERMAN Chopin · Schubert」再発らしいです。
DGの頁に掲載されてます。

収録曲
CHOPIN: 4 Ballades, Fantaisie op. 49, Barcarolle op. 60, Nocturne op. 15 No. 2, Scherzo op. 31
SCHUBERT: Impromptus D 899 (op. 90)

ショパンのノクターン5番とスケルツォ2番はCDになってないので貴重。
私はこのスケルツォ2番の演奏、すごく好きです。
かっちりきっちりシリアスで、あまり「諧謔」って感じは無いですが、大変男前だと思います。

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2008年4月27日 (日)

[映画]ラフマニノフ ある愛の調べ

公式HP

公式HPのストーリーのところに枕として「すべてを捧げた初恋、短くも美しい恋、支え続ける愛──ラフマニノフの人生を変えた3人の女たち」とある。
交響曲第一番を捧げた年上の女性アンナ、革命の闘士マリアンナ、従姉妹で妻のナターシャという3人の女性との関係を核にラフマニノフの人生を虚実おりまぜて描いた、半伝記映画である。
1920年代、、ロシア革命を逃れてアメリカに亡命したラフマニノフの成功や苦悩と、ロシア時代(過去)のラフマニノフが交互に描かれている。

アメリカにおける多忙な演奏活動に疲弊し、ツアーのストレスで作曲活動がままならなくなるラフマニノフの姿を、至極分かりやすく伝えている。
いわゆる売れっ子ピアニストだと、コンサートにつぐコンサート、移動につぐ移動でまともに練習をする時間など無くなるそうだから、200日100公演という生活に投げ込まれたら落ち着いて作曲なんかできないのは当然かもしれない。

予告編を見た時は「ラフマニノフの奔放な女性関係と、妻とのドロドロの愛憎劇」を予想したものだけれど、実際はそれほどでもなく、文芸ものらしい叙情的に美しい映像もあいまって、結構あっさりめな風味。
まぁでも、芸術家の妻は大変だということは分かる。
芸術家本人のストレスも計り知れないものがあるけれど、それに付き合うのも並大抵なことではない。
この映画は、ラフマニノフを献身的に支え続けたナターシャを描いた映画でもある。

主演のエフゲニー・ツィガノフはラフマニノフによく似ている。
体格はごく普通なので、大柄で手が巨大だったラフマニノフとはちょっと違うのだけれど、神経質で鬱々としたラフマニノフにぴったりの風貌である。

話的にはやや食い足りないけれど、気持ちよくラフマニノフの音楽を聴けるので、劇場で見るのも悪くない。

ところで、「ある愛の調べ」ってラフ2のこと?それともパガ狂のこと?
原題は「LILACS」で、「ある愛の調べ」なんて影も形もないとはいえ、ちょっと気になったところ。


続きを読む "[映画]ラフマニノフ ある愛の調べ"

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2008年4月20日 (日)

音楽の友 2008年5月号

B0016GPMQE音楽の友 2008年 05月号 [雑誌]
音楽之友社 2008-04-18

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表紙は麗しい諏訪内さんで。
右下に「特集Ⅰ 鍵盤道を極める匠(ピアニスト)たち」の文字。

鍵盤「道」ときたらまぁちょっとは期待しますわな。
なんせお髭さんの枕詞、「求道者」ですからして。

そんなわけで、本屋で表紙を見て一応心の準備をしましたが、中を開いたら性懲りもなく心臓がジャンプ。ぴょん。
写真がまた良いんですよ。
ジャケット+ネクタイは「ショパン」4月号と同じだけど。
…着まわし大王?

ルトスワフスキについて色々と語ってます。

あとは、先の来日時のサントリーにおけるスピーチについても少々。
あのスピーチがなされた背景には深い思慮があったのだろうとは想像してましたが、やはり生半可な気持ちではなかったのですね。
「日本の社会の一員として」。
そんな風に思ってもらえるなんて、、、「日本を好きでいてくれて嬉しいなぁ(ホクホク)」どころの話ではないのかもしれません。

いやでもやっぱり嬉しい。

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2008年4月18日 (金)

りゅーとぴあ

ツィメルマン来日情報(2008年7月)で書きましたが、7/12(土) のクリスチャン・ツィメルマン ピアノリサイタル(りゅーとぴあ)、本日チケット発売日(一般)でした。
キャパ1900席だし、地方公演なのでそんなに焦る必要は無いかとも思ったんですが、一応チケット確保しました。行けるかまだ全然分かりませんけど。

とりあえず、7月の軽井沢と新潟に行けたら、もう今年は思い残すことは無いです(半分本気)。

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2008年4月13日 (日)

平野 啓一郎「葬送〈第1部(上)〉」

4101290334葬送〈第1部(上)〉 (新潮文庫)
平野 啓一郎
新潮社 2005-07

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近頃「平野氏結婚」のニュースを見かけてpetit violaさんのお宅で紹介されていたのを思い出し、ちょうど長距離移動の機会もあったので旅の供に買ってみた。

物語は1849年10月30日、葬儀の場面によって幕を開け、そこから1846年にさかのぼる。
ショパン、ジョルジュ・サンド、ドラクロワを軸に物語が進むけれど、意外なほどにドラクロワに描写の力点が置かれている。

とりあえず第1部の上巻を読了しただけだけれど、とんでもない力作の予感。
(あと3冊あるのでこういうのもなんだけど)書き手のスタミナというか、筆力を感じる。
平野氏の作品は芥川受賞時に「日蝕」を読んで以来になるけれど、大分イメージが違うかもしれない。
今回は割と正統的な印象。

これでもか、というくらいに心理描写が精緻。
とりわけ、ドラクロワの芸術談義や芸術的思索が非常にリアルである。
芸術家の芸術をめぐる思考の軌跡をここまで懇切丁寧に書き込める人というのも稀有ではないかと思う。

とりあえず、先の展開が楽しみ。

続きを読む "平野 啓一郎「葬送〈第1部(上)〉」"

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2008年4月12日 (土)

チャロの英語実力講座

すなみさんのブログで教えていただいたNHK の英語講座、ネットでも聴けるということで俄然興味がわき、早速テキストを入手。

B00159YPDINHK ラジオチャロの英語実力講座 2008年 04月号 [雑誌]
日本放送出版協会 2008-03-18

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NYのJFK空港、チャロという日本の子犬が飼い主とはぐれたところからストーリーが始まります。

↓こちらのサイトで過去の放送が聴けます。便利!
チャロ・オンライン

メンバー登録もしてみました。
出席表やミニテストがあって、一応ペースメーカーになるかな?
実はまだリアルタイムの放送に追いついてませんが、ボチボチがんばろうかと思います。
会話文は易しめなので、地の文のシャドウイングでもやりますかね。。。

あ、そうだ、NHKさん、ぜひ他の言語の講座もネットで聴けるようにしてください(何しろ我が家はラジオの入りが悪い…)

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2008年4月11日 (金)

CD散財録

B0012PYFKIシベリウス&シェーンベルク:ヴァイオリン協奏曲
ハーン(ヒラリー) シェーンベルク シベリウス
ユニバーサル ミュージック クラシック 2008-03-05

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ヒラリー・ハーンのシベリウスのVn協奏曲&シェーンベルクのVn協奏曲。 ヒラリー・ハーンは好みのタイプではないのでシベリウスだけだったら買わなかったけれど、シェーンベルクを聴いてみようかと。 といってもまだシベリウスだけでシェーンベルクは聴いてません。 好みではないけれど、繰り返し聴きたくなるようなところはあります。 なんだろう、音の鳴り方にストレスが無くてα波が出るのかな。


B000KQGOD6Schumann: Carnaval; Kreisleriana
Robert Schumann Mitsuko Uchida
Philips 2007-08-14

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苦手のシューマンに挑戦。内田光子。


B000E8N7Q2Debussy: 12 Etudes
Claude Debussy Mitsuko Uchida
Philips 2006-07-04

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ドビュッシーの12の練習曲。同じくミツコ様。


室内楽全集、ピアノ協奏曲、ほか ル・サージュ、パユ、メイエ、ほか(3CD)
のだめ、くろきん、ポールが演奏した「ピアノ,オーボエとバスーンのための三重奏曲」が目当て。
プーランク盛りだくさんで、結構お得なセットではないかと。


B000OYC3FMBeethoven: Piano Concertos Nos. 1 & 4
Pascal Moragues Ludwig van Beethoven Christoph Eschenbach
Deutsche Grammophon 2007-05-08

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ラン・ランのベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番&4番。

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2008年4月 8日 (火)

ブラームス ピアノ協奏曲第1番

ブラームスのピアノ協奏曲を聴き比べする体力も気力もないので(何しろ50分くらいあるので何回も聴きたくない)、単純にタイム比較のみ。手抜き。

B00000C28MBrahms: Piano Concerto No. 1
Leonard Bernstein Johannes Brahms Glenn Gould
Sony 1998-09-25

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グールド&バーンスタイン(1962)
第一楽章 25'49
第二楽章 13'45
第三楽章 13'47


バーンスタインつながりで

B00005FIUMブラームス : ピアノ協奏曲 第1番ニ短調
ツィマーマン(クリスティアン) ブラームス バーンスタイン(レナード)
ポリドール 1995-09-01

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ツィメルマン&バーンスタイン(1983)
第一楽章 24'35
第二楽章 16'28
第三楽章 13'00


ツィメルマンつながりで

B000BDJ3UOブラームス:ピアノ協奏曲第1番
ツィマーマン(クリスティアン) ブラームス ラトル(サイモン)
ユニバーサル ミュージック クラシック 2005-11-02

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ツィメルマン&ラトル(2003)
第一楽章 23'27
第二楽章 15'45
第三楽章 12'09


ラトルつながりで

B00000DFNYBrahms: Piano Concerto No. 1, 3 Intermezzi / Andsnes, Rattle, Birmingham SO
Johannes Brahms Simon Rattle City of Birmingham Symphony Orchestra
EMI 1998-11-17

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アンスネス&ラトル(1997)
第一楽章 22'49
第二楽章 14'09
第三楽章 12'05

別に意図して並べたわけではありませんが、下に行くほどテンポが速くなってます。
ラトルが速いのか、ソリストのせいなのか…。

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2008年4月 7日 (月)

CD散在録

B00000C28MBrahms: Piano Concerto No. 1
Leonard Bernstein Johannes Brahms Glenn Gould
Sony 1998-09-25

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グールド&バーンスタインによるブラームスのピアノ協奏曲第1番。
バーンスタインが演奏に先立ち、「この演奏はオーソドックスなものではなく、私としてはグールド氏のコンセプトに全面的に賛成はいたしかねるのです」云々というスピーチを行ったという演奏。要するに、バーンスタインがグールドに対して折れたわけだ。。。

第一楽章のテンポが遅いというのが一番のポイントなんだろうけれど、まぁでも晩年のバーンスタイン&ツィメルマン盤も大分遅いし。
当時どういう受けとめられ方をしたかはともかく、今聴くとそんなに変でもないような気がする。

<追記>
バーンスタインのスピーチですが、スクリプトがどっかに落ちてないものかと探してみたらしっかりありました。
When Bernstein met Gould

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