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2008年7月10日 (木)

ytvバレエシリーズ2008 モールス・ベジャール・バレエ団 バレエ・フォー・ライフ 2008年6月20日(金) その3

どんだけ書けば気がすむんでしょ
私も早く気分を切り替えたいんですけど(切実)。

なんだか、今年のナマモノ関係は6月7月で燃え尽きそうな気がしてなりません。

さて、今回のBBL来日にあわせたプロモーション動画として、NBSの「バレエ・フォー・ライフ」頁に舞台映像ハイライトというのがありますので、ためしに直にペタリ。

いやー、ジュリアンのフレディって本当にかっこいいなぁ。
スケールが大きいです。
手が大きいのも栄える。

それはそうと、最後のThe Show Must Go Onで、ジルが既にベジャールさんの代わりを務めているんですね。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

えーと、前回、次はジル話に戻してどうのって書いたのに、のっけから脱線しておりますがな。
実は、ジルの何がそんなにストライクに入ったのかについて色々考えてたら、またもや収拾がつかなくなって途方にくれていたりするわけです。
そりゃ、カリスマとかオーラとか存在感とか色々あるけれど、必ずしもそれがどんぴしゃでもないような気がする。。。
ましてや、踊りの上手さとかそういうことは本質的なことではないと思うのですね。
上手いといえば、鬼のように上手いんですけどね。
上手いというかむしろ説得力の問題というか、とにかく全ての動きがこれ以外にあり得ないというところにびったりハマります。
ポージングの美しさといったらないですよ。
特に手から腕にかけて、どうしてあそこまで見事なラインを描くのか、本当に不思議で仕方がありません。

…えーと、だから、そうじゃなくて…。
テクニシャンであることは大事だけれど、本質はそこではないということをいいたいんですが、でもあのテクニックも捨てがたいというか。。。←分裂気味


(気を取り直して)演奏なんかもそうですが、踊りには自然と踊り手のキャラクターや人柄なんかが出ますし、優れた表現者であれば、人間性や生き様みたいなものがにじみ出てくるものではないかと思います。
ジルの場合はというと、にじみ出るとか窺えるとかそいういうレベルではなくて、まさにジルの踊りこそがジル・ロマンその人である、そういう気にさせられるのですね(ううう、なんだかわかりにくいな)。
生きるということと、踊るということが極めて近いところにある人ではないかと。

見ていると、ジルという人の肉体、精神をとても近くに感じます。
少なくともそういう気がします。
ジルがダンサーとして観客に差し出してくれるものが、とてつもなく大きいからなんだと思います。
適切な表現かわかりませんが、舞台人として非常に潔い、献身的で惜しみのない人だと私は感じました。


「フリーメーソンのための葬送音楽」なんかはもう別世界でした。
音楽が「葬送音楽」で、バックには大きなレントゲン写真だから、この辺はもう確実に「死」「病」を想起させるのだけれど、ものすごい集中度の高さで、気合漲るというか鬼気迫るというか、とにかく圧倒的な吸引力。
自分の太ももを平手ではたく振り付けがあるんですが、バシーンっとものすごい音がしましたよ。
あれ、痛かったんじゃないかと思うんですけどね。。。。

ボヘミアン・ラプソディからブレイク・フリーに入るあたり、スクリーン前のソロも圧巻。
スクリーンにジルの影が大写しになって、まるで磔刑図のように見えるところは、こちらに向けた背中がなんか凄絶な雰囲気をかもし出しておりましてですね。。。
そのすぐ後にスクリーンに映し出されるのが道化姿のジョルジュ・ドンが十字架にかけられる映像なわけで、もうなんだか強烈に過ぎる演出です。

ベジャールからジョルジュ・ドンへ、そしてジルへ、という流れを考えると、このスクリーン前はやっぱりジルしかない、って思ってしまいます。


The show must go on(カーテンコール)では、舞台中央にジルが立ち、上手・下手から登場するダンサーたちをお出迎え。
盛り上がるな、というのが無理なシチュエーションですが、途中から場内総立ちで、本物のスタンディング・オベーションでした。

はー、本当にここまで来て良かった…。
改めて、ベジャールさん、ジル、そしてBBLのダンサーたちに心からの感謝を。

宿は京都だったんですが、京都駅についても興奮冷めやらず、少し歩いて頭を冷やそうと思い、土砂降りの中、駅から五条のホテルまで歩きました。
(傘はあったけれど)半身ずぶぬれになりながらかれこれ30分くらい歩きましたが、結局頭に上った血が下がることはなく、そのまま今に至る。
やれやれ。


そんなこんなで、ひとまずBBLin大阪の感想は終了です。
一時は本当に終わらないんじゃないかと思いましたが、何とかけりをつけられて良かったです。
相変わらず頭の中はとっちらかったままですが。
脳みそが活性化されてる気はするんですが、どうにも整理がつかないんですよね。

さて、次はいよいよツィメルマンさん。
ジルの次にツィメルマンさんなんて、もう私のキャパを完全に超えております。。。

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