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2008年7月 6日 (日)

ytvバレエシリーズ2008 モールス・ベジャール・バレエ団 バレエ・フォー・ライフ 2008年6月20日(金) その1

いい加減賞味期限の切れた話題ですが、BBL(Bejart Ballet Lausanne)大阪公演の「バレエ・フォー・ライフ」の感想です。
「バレエ・フォー・ライフ」っていうか、ジル語りですが。

ジル・ロマン、6月10日(火)の東京のBBL公演で初めて生で見ました。
今まで見ようと思えば見る機会はいくらでもあったはずなのに、ことごとく逃してきた自分のボンクラぶりが腹立たしい限りでして……。
映像で見ても、それはそれは素晴らしいダンサーだということはよく分かるのだけれど、生舞台はまるで次元が違いました。
舞台にせよ音楽にせよ、生で見て(聴いて)初めて分かることがいっぱいあるということは重々分かっていたつもりだったのですが、今回は本当にガツンと頭を殴られた気分。

10日、当日発表されたキャスト表を見た私は「わーい、やったー、ジルを見られるー♪」と甚だ能天気に喜んでいましたが、「イーゴリと私たち」でジルが出てきた瞬間、燕尾服姿に心臓を打ち抜かれ、「アダージェット」で完全に何かを踏み外しました。

……私は、あなたのことを、もっともっと知りたいです。

人はそれを"恋"と呼びます。
多分。。。


果たして、私はギリギリ「間に合った」のでしょうか。
というのは、1960年生まれのジル・ロマンは現在47歳だったりします。
バレエダンサーの"花"の時期は短く、30台で引退するダンサーも多い中、47歳という年齢は非常に重いものがあります。
ただでさえ、いつ何時現役を退いてもおかしくない年齢なのに、モーリス・ベジャール亡き後のBBLを率いる芸術監督という立場にあっては、果たして今後踊り続けられるものなのか?という懸念はファンなら誰もが抱くものではないかと思います(例えが適切か分かりませんが、指揮業を始めたピアニスト/ヴァイオリニスト等ソリストがソロ活動を続けるのが困難なのと似ているのではないかと)。

次は世界バレエ・フェスかもしくは数年後(?)のBBL来日公演か。
いや、もしかしたら、もう"次"は無いかもしれない……。


いやだぁ、そんなの!!!!(大泣き)


まぁ、もしかしたらとんでもないバケモノで、あと10年くらいバリバリ踊ってるかもしれませんが。
それでも、とりあえず確実に踊ってくれそうな大阪を逃す手は無いワケです。
ここで単に「遠い」という理由だけで行かなかったら、一生後悔しそうな気がする……。

そんなわけで、アレコレ画策の限りを尽くし、色々無茶をして、何とか20日(金)の夕方には無事大阪に辿り着きました。
あいにくの雨模様で、クラシックのコンサートだと湿気の影響が気になるところですが、ダンサー的にはどうなんんだろう。。。
体調云々以前に、いかにも日本の梅雨特有の蒸し暑さで、ヨーロピアンな皆様にやや申し訳ない気分。


会場はフェスティバル・ホール。
直前に取った割には悪くない席で、1階のセンターブロックでした。
ただ、ここってなんだかものすごく横にでかいんですね。
舞台が、というよりは会場全体が、なんですが。
ううむ、縦横比に若干の違和感が……。

事前に、キャスト変更は無いってことは一応確認済みだったんですが、それでも当日のゲネプロで怪我しちゃいましたゴメンナサイ、ということもないわけではないので、もうジルがちゃんと出てきてくれさえすれば何でも良い、みたいな気分で、ドキドキワクワクではなく、ひたすらオロオロと祈るような気持ちで開演を待っておりました。
そういう意味では、バレエって本当に心臓に悪いです……。


まだ幕が開いてませんが、とりあえずキャスト表を貼り付けて、続く(引っ張り過ぎ…)。

<キャスト>
イッツ・ア・ビューティフル・デイ:カンパニー全員
フレディ:ジュリアン・ファヴロー
タイム/レット・ミー・リヴ:カンパニー全員
ブライトン・ロック:ダリア・イワノワ、エリザベット・ロス、ティエリー・デバル、ジル・ロマン、カテリーナ・シャルキナ
那須野 圭右、エミリー・デルベ
ヘヴン・フォー・エヴリワン:アレッサンドロ・スキアッタレッラ、ジル・ロマン
天使:エクトール・ナヴァロ
ボーン・トゥ・ラヴ・ユー:エリザベット・ロス、ダフニ・モイアッシ
モーツァルト「コシ・ファン・トゥッテ」:ジル・ロマン、カテリーナ・シャルキナ、那須野 圭右、エミリー・デルベ
モーツァルト「エジプト王タモス」への前奏曲:ジル・ロマン
ゲット・ダウン・メイク・ラブ:カテリーナ・シャルキナ、ジル・ロマン、ダリア・イワノワ、ティエリー・デバル、ジュリアン・ファヴロー
モーツァルト「協奏曲第21番」:ダリア・イワノワ、ティエリー・デバル、アレッサンドロ・スキアッタレッラ、ヴィルジニー・ノペ
シーサイド・ランデヴー:カトリーヌ・ズアナバール
テイク・マイ・ブレス・アウェイ:カテリーナ・シャルキナ、ジル・ロマン
モーツァルト「フリーメーソンのための葬送音楽」:ジル・ロマン
Radio Ga Ga:ドメニコ・ルヴレ
ウインターズ・テイル:那須野 圭右、アレッサンドロ・スキアッタレッラ、ヴィルジニー・ノペ
ミリオネア・ワルツ:アルトゥール・ルーアルティ、ジュリアーノ・カルドーネ、ヨハン・クラプソン、ニール・ジャンセン、ヴァランタン・ルヴァラン
ラヴ・オブ・マイ・ライフ―ブライトン・ロック:ジル・ロマン、カテリーナ・シャルキナ、那須野 圭右、エミリー・デルベ
ブレイク・フリー(フィルム):ジョルジュ・ドン
ショー・マスト・ゴー・オン:カンパニー全員

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