[映画]セックス・アンド・ザ・シティ
SATC映画版、先行で見て参ったよ。
公開は8月23日(土)。
1998年~2004年に放映された「Sex and the City」は、NYに住む4人の三十路独身女の生態と本音を赤裸々に描いたドラマで、当時、社会現象といわれるほどの人気作品だった(日本ではwowwowで放映だったので、実際どの程度の人気だったのかよく分かりらないのだけれど)。
はー、それにしても、最終回からもう4年も経ったんすね。。。(遠い目)
まだ公開前なので細かい話はしないけれど、150分、端から端まで楽しませてもらった。
映画版はドラマ終了時からきっちり4年後という設定で、三十路だった主人公たちも四十路に突入。
相変わらずファッショナブルかつ前向きで、女の友情も以前と変わらず。
キャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)が一応話の中心ではあるけれど、ミランダ(シンシア・ニクソン)、シャーロット(クリスティン・デイヴィス)、サマンサ(キム・キャトラル)のエピソードもそれぞれかなりのウェイトで描かれているので、結構なボリューム感がある。
それぞれ性格も違えば恋愛(オトコ)に対するスタンスも異なるけれど、それが故に4人のうちの誰かには必ず感情移入ができるというのがSATCの良い点だと再確認。
描かれてるのがNYの成功した女たちなので、ちょっと遠い星のことって思う人もいるような気がするけれど、ミランダあたりの事情はリアルで親近感を覚える人も多いのでは。
私はといえば、今回サマンサに惚れたですよ。
ああいう生き方をしたいかどうかは別として、カッコいい女ですよね、サマンサって。
今回描かれてるのが、とにかく色々あった30台をサバイブして、パートナーなり配偶者なりを得た後に起きてくる問題だったり悩みだったりするので、4人の華やかな(目まぐるしいともいう)恋愛遍歴がメインだったドラマ版とすこーしだけ色合いが異なる。
まぁ、年齢なりにやや落ち着いたということかもしれないけれど。
ただ、その辺のある種のトーンダウンは、ドラマ版からさらにパワーアップした衣装(300着超)のゴージャスぶりで相殺されている。
最高の目玉は、キャリーのウェディング・ドレス・ファッション・ショーかなぁ。
オスカー・デ・ラ・レンタとクリスチャン・ラクロワのドレス、どっちが良いかなー。
あー悩む……(悩んでどーする)。
先行の日は、男性のお客さんもチラッといたけれど(彼女に連れてこられたのかな)、これ見て面白いと思うのかどうなのか、もしくは「ほほう、なるほど」と思うのか、微妙に興味があるところ。。。
ファッションのおさらいもかねて、公式ガイドブックを購入。
SEX AND THE CITY:THE MOVIE 高梨 明美 ランダムハウス講談社 2008-08-07 by G-Tools |
ミランダのプリント・ドレスがどれも素敵ー。
映画中で登場するVOGUEも、別冊で特集を組んでいる。
VOGUE NIPPON (ヴォーグ ニッポン) 2008年 09月号 [雑誌] コンデナスト・ジャパン 2008-07-28 by G-Tools |
キャリーとビッグをモデルにした、アニー・リーボヴィッツの撮り下ろし企画。
映画の広報写真とは全然別もの。
この独特に空気感、何ともいえません。
そういえば、アニー・リーボヴィッツって映画になってましたね(「アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生」)。
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