« 2月のお仕事 | トップページ | 初買いというか »

2009年1月 6日 (火)

ツィメルマン、2月のお仕事(続き)

先日お伝えした2月のお仕事の件で、公式HPに近い感じのところ(Warsaw Artists Management Ltd.)がありましたのでとりあえずご紹介をば。
ブレハッチのポーランド国内のマネージメントなんかもしているところみたいですが、ポーランドでは大手の事務所なんでしょうか?

元はポーランド語のページですが、英語ページもあるのでツィメルマンの部分をリンクしておきます。
Kystian Zimerman's concerts in Poland "Hommage à Grazyna Bacewicz"
コンサートは2月5日~13日で全部で5回、最終公演はカトヴィツェのシマノフスキ・アカデミー、ツィメルマンさんの母校ですね。
ツィメルマンはノーギャラでやるみたいで、コンサート収益はチャリティに使うとのことです。
近く、ここからチケットも買える模様。

こちらのページでも録音について言及されてます。

Bacewicz's pieces will be also recorded for Deutsche Grammophon at the end of this concert project.

弾き振りの時は、録音→ツアーってスケジュールで、録音がツアーの後だったらもっと良い演奏ができたのに、みたいなことを言ってましたが、その反省を踏まえてのことなんでしょうかねー。

(ポー語→英語でWeb翻訳にかけたところ)以下の記事には、カトヴィツェ大学で録音、ユニバーサル・ミュージック・カナダのの人いわく、年内、できるだけ早く出したい、一月半ばにはDG関係者がポーランド入りして発売日程が決まりそう、みたいなことが書いてある模様(あくまでも翻訳機にかけたものを読んだだけで原文に当たってるわけでもないので、“うすぼんやり”な情報であることは一応ご承知ください)。
Krystian Zimerman wystąpi w pięciu miastach
……DGってば、「ツィメルマンがやっとやる気になってくれたんだから、こ、この機を逃してなるものか!!!」な感じに臨戦態勢なんでしょうか。

2月はポーランドでバツェヴィチをやって(コンサート&録音?)、4月はアメリカツアーで、5~6月が日本。
結構忙しそうですが、アメリカツアーで弾みをつけてもらって日本に来てくれたらなぁ、、、なんて思っておりますです。

|

« 2月のお仕事 | トップページ | 初買いというか »

Pianist: Krystian Zimerman」カテゴリの記事

コメント

Hi, 青猫さん

Zimermanて確か現在 NYに住んでるんですよね?

日本に近々来るんでしょうか?

それから、DG から新譜が発売されるんすか?どんな曲が録音されるんだろ。楽しみ~。

ところで、Zimerman て○○全集なんて出さないよね。
ノクターン全集とかマズルカ全集とか。あ、そう言えばバラード全集はあったか。変わったところで、ワルツ集なんて録音してくれると面白いかも…。
ポロネーズ集なんか可能性ありかな。

Anyway, I look forward to his new CD!

あと、Blechacz ももっとどんどんDGからCD出して欲しい。俺、2005年のショパンコンクールをワルシャワに観に行って、彼の演奏をすぐ近くで聴いたけど、彼の演奏はポーランド人にしか演奏出来ない、Pole's spirit を感じたよ。因みに、この前のショパンコンクールの 彼の演奏(ピアノ協奏曲第1番)のDVDが出ているけど、俺はそれに少し出ているのだ!(っていうか、ちょっと映ってしまっているんだけど)

では、青猫さんも風邪に気を付けてね~

投稿: Ken | 2009年1月12日 (月) 14:42

Kenさん、こんにちは。

ツィメルマン、NYにお家(オフィス?)があるようですが、基本的にはスイスのバーゼル在住とのことです。最近、日本にも拠点を作ったらしいですよ。今年は初夏と秋に来日予定です(毎年来日、もしくは年2回来日がデフォルトになりそうな感じなので、嬉しい限りです)。

DGの新譜については、つい最近、バツェヴィチ関連のツアーを2月にポーランドでやるという話がメディアに出まして、その中でCDの発売もアナウンスされてます。コンサートプログラムをそのまま録音するのであれば、ピアノソナタ2番とピアノ四重奏曲1番2番ということになるでしょうか。もう少ししたら詳細が出てくるかもしれません。
追記:四重奏曲じゃなくて五重奏曲です。すみません。

全集は、、、若い頃にショパンのワルツ集を出したり(廃盤)してますが、ショパンの全集ってないですね。
あれだけショパンのCDを出さないショパコン優勝者も珍しいと思います(^_^;)。

Kenさんはブレハッチというスターが誕生するのを目の当たりにされたんですね~。2005年のショパンコンクールの会場、さぞや、特別な雰囲気だったことでしょう。
DVD、客席を見てみようかと思いましたが、私が持ってるのは予選の方のDVDだけでした。残念!

ブレハッチ、2月に聴きに行こうかと思ってます。

投稿: 青猫 | 2009年1月12日 (月) 22:31

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ツィメルマン、2月のお仕事(続き):

« 2月のお仕事 | トップページ | 初買いというか »