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2009年12月20日 (日)

ワレリー・ゲルギエフ指揮 マリインスキー歌劇場管弦楽団 in 所沢ミューズ

12月6日(日) 午後3時開演 所沢市民文化センター ミューズアークホール

チャイコフスキー:序曲「1812年」
ムソルグスキー/ラヴェル編:組曲「展覧会の絵」

チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調 op.36

アンコール:
チャイコフスキー:エフネギー・オネーギンより「ポロネーズ」


あまりよく考えず、というか、他に行ける日が無かったので6日をチョイスしたのですが、あとでプログラムを見たらプログラムは日替わりで、同じ組み合わせの日は1日も無かったようです。

ゲルギエフ&マリインスキーは、ちょっと前のCDなんかはボツボツ持っているのですが、最近どんなことになっているのかは全然知りませんで、加えて曲の予習も全然できず、ほとんど白紙の状態で聴いてまいりました。


ゲルギーは指揮台無しの指揮棒ありだった、と思います。
上背があるから、台いらないのかな。

ロシアのオケでオール・ロシア・プロですから当然ですが、最初から最後まで、ああロシアだな、と。
陳腐な表現かもしれませんが、ロシアの大地を感じさせる演奏で、特にチャイコフスキーで強くそう思いました。
スケールが大きく、特に金管の豪快な鳴りっぷりはさすが。
私はずっと、「こいつら一体何食ってんだ~~~。さすが肉食…」とか思ってましたよ。。。
しかも上手いんですよね。
管だけではなく、弦もとても上手いと思いました。
ただ、スタイリッシュな方向ではないです。
微妙な辺境臭さがあって、イメージ映像=ロシアの広大な大地、といった感じ。
基本的には、縦も横もよく合っていると思うのですが、パートとパートが完璧には分離して聴こえなくて、どこか混沌とした臭いがある点が面白かったです。
ヘタに明晰で見通しが良すぎると人工的になっちゃうし、ドロドロした感じも無くなってしまうと思うので、これくらいの解像度がチャイコフスキーにはとても良いのではないか、などとも思いました。
彼のチャイコフスキーは、美しき未開の大地、ですね。

ゲルギエフの演奏は、どこかアナログで、人間的で、何よりも生々しさがあります。
音楽の持つ原始的なパワーみたいなものが感じられて、どうしようもなく惹きつけられてしまいます。


あああ、ハルサイや悲愴も聴いてみたかったな~~~~(ジタバタ)。
……まぁ、次の機会を楽しみに待とうかと思います。


なんかゲルギーのおかげで、ロシア物に開眼してしまったような気がしてしょうがないこの頃です。

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