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2010年5月23日 (日)

クリスチャン・ツィメルマン ピアノ・リサイタル 2010年 日本公演 びわ湖ホール

今日は盛岡でしたね。
皆様ご報告よろしく~。

さて、びわ湖の感想をば。

2010年5月16日(日)17:00開演 びわ湖ホール大ホール
プログラム
ショパン:ノクターン第5番 嬰ヘ長調 Op.15-2
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 「葬送」 
ショパン:スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31
休憩
ショパン:ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 Op.58 
ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60

アンコール無し。


一応ですね、私の中では、京都に用事があったついでにびわ湖に立ち寄った、ということになっております。
そういうことにしておいて下さい。

びわ湖については、既にコメント欖でいろいろお話させていただいてますし、もう良いかな、なんて気持ちもあったりなかったりするんですが。
というよりも、この日はいろいろ条件がアレで、100%堪能!!というわけには行かなかったんですよね。
まぁ、弾く方も聴く方もナマモノ(イキモノ)ですから、そりゃーいろいろありますとも。

条件その1: 2日前(よこすか前夜)に超寝不足をやらかし、しかも移動中に一睡もできなかったのが災いして、かなり意識が低空飛行(一種の時差ぼけ状態)。
条件その2: 座った場所が、今までで一番悪いかも?という位置。ダメかもなぁって思って座ったら、本当にダメでした。まぁ、こういうことって、実際に痛い目を見て学習していくものなので、今回は勉強、ということで。
条件その3: 視界の隅で終始ゴソゴソする子供が約1名。
条件その4: なんだかピアノの音がこもってたぞ。特に中音域。まぁ、これは座った場所のせいもあったかもしれませんが。
条件その5: 前日のよこすかが神すぎた。

体調管理については、反省。
コンサート前はちゃんと寝ましょう。


まぁ、お顔は結構ちゃんと見えたから良いや。←……。

あ、そういえば、痩せたとか書いたけど、本当に痩せたのか、ちょっと自信が無くなってきました。特にお腹(ボソ)。まぁでも、結構前も太い時はあったしね!(必死のフォロー、、、になってないような)。


えーと、前半はスケルツォが良かったように思います。
(誤差の範囲内ですが)微妙に余裕が無さ気というか、ちょっと切羽詰ってる風に聴こえて、それが良かったというか。
あ、切羽詰った、じゃなくて、切迫感、とか書けば良いのだな、きっと。

ソナタの2番は、ここまで集中を欠いたことってあったか?(私が、ですよ)ってくらいの勢いで、淡々と聴いてしまいまして、自分でもその淡々ぶりにびっくらしちゃったー。
ピアノの腹からの音と、蓋からの音が、妙にねじれて聴こえてきて、気持ち悪かったってのもありますが。
すみません、この時、頭に霞がかかってまして。。。

さすがに葬送行進曲では、ボケボケ脳みそも覚醒しましたが。
葬送行進曲は、中間部が終わってからの、レーファーソラーシドーレファーミーの2回目のところの音楽の立ち上がり方、というんでしょうか、響きが本当に素晴らしいですね。
ここ、楽譜はフォルテからのクレッシェンドで、その後もフォルテで弾く演奏が多いのではないかと思うのですが、ツィメルマンさんは、ここでデクレッシェンドしてます。
ものすごく三次元的で、まるで魔法のようです。


後半になると、なぜか音の篭りがすっきり。


3番は結構テンパリ風味だったかしらん。(前日比)
実は内心、だ、大丈夫か?!とドキドキしておりました。
4楽章はちょっと胃にきました……。
瓦解することはないでしょうけれど、何やら崖から落っこちそうなイメージ映像。
まぁ、3番は、安定感抜群って感じに弾いてはいけない曲のような気もしますけどね。


舟歌は、次のコンサートまでにもうちょっと勉強しようっと(実は今ツアーで一番しっくりきていないのが、この舟歌だったりするので)。


今回は関西支部の皆さまにお目にかかることができ、とっても楽しい時間を過ごさせていただきました。
お久しぶりの方も、初めましての方も、本当にありがとうございました。
直前まで行くか行かないかわからなくて、いろいろゴタゴタして失礼いたしました。

引き続きお会いできそうな方は、またよろしくお願いいたします。

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Pianist: Krystian Zimerman」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。
ツィメルマンさんはプレゼントとか 受け取ってくれますか?

投稿: 千秋 | 2010年5月23日 (日) 12:03

千秋さん

はじめまして。

ああ、そういえば、私、渡したことないわ。。。

なので、経験上大丈夫ですよ、とはいえませんけど、ご本人までたどりつければ、普通に受け取っていただけるのではないかと思います。
ご本人までたどり着けるかどうかは、その時々の状況次第です(急いでいるとかいろいろあるでしょうから)。

投稿: 青猫 | 2010年5月23日 (日) 13:45

ありがとうございます。

投稿: 千秋 | 2010年5月23日 (日) 16:42

こんにちは
いよいよ今日です。
すごく楽しみです。
サインしてほしいです

投稿: haru | 2010年5月24日 (月) 07:16

いきなりですが、先日の長野公演でついにやってしましましたね。
何でも、立ち入り禁止になっている二階の手すり付近で、あろうことか堂々とビデオカメラを構えて撮影をしていたらしく、それをツィメルマンが見つけたもののいまだに犯人は捕まってないとのこと。

よりにもよって密録にものすごく神経質な人のコンサートでこんなことになるとは。
今後の来日に影響しなければいいのですが・・・。

投稿: | 2010年5月24日 (月) 08:50

長野で有り得へんことが、起きたようですね。
都合よく生きたはる人は、心が死んだはります。
        「悲しすぎるぅ~。」
ツィメルマンさんは度量の大きい方と私は信じております。

投稿: たま | 2010年5月24日 (月) 11:31

haru さん

こんばんは。
そろそろコンサートが終わった頃でしょうか。
サインゲット、頑張ってくださいね~。

投稿: 青猫 | 2010年5月24日 (月) 21:01

長野公演、とんだことになってしまったようで。
ツィメルマンをよく知ってるファンだったら、そんなこと、おっかなくてできないですけどね。。。

まぁ、今後の来日については、2011年からしばらくサバティカルに入るらしいので、当分無いと思っていた方が無難かと思われます。
サバティカルの間に、今回のほとぼりも冷めるのではないか、というのが、私の希望的観測です。

※コメントの際は、HN(お名前)をお入れ下さいね~。気分の問題なんですが、お名前が無いとどうにもお返事し辛いので。

投稿: 青猫 | 2010年5月24日 (月) 21:19

たまさん

本当に悲しいですね。

ツィメルマンさんの度量については、うーん…(^_^;)。
いえ、本当にものすごーくお優しい人格者とお見受けしているんですけど、でもある部分、言い出したらきかないだろう、とか、地雷ポイントは色々あるだろうとか、えーとその……。

まぁ、CD発売はともかく(……)、コンサートについては誠心誠意つとめて下さると信じています。

投稿: 青猫 | 2010年5月24日 (月) 21:36

サインは貰えませんでした。
かなり疲れてるみたいで・・・
マナーの悪い人がすごく多かったです。
ツィメルマンやっぱりかっこいいです
ツィメルマンの子供ってピアニストですか??

投稿: haru | 2010年5月24日 (月) 22:13

haru さん

サインはダメでしたか。
残念でしたね。
あのプログラムは体力的にキツイでしょうからね(ショパンのソナタ2曲……)。

ツィメルマンのお子さんはピアノはやってないと思います(やったことが全く無いかどうかは私も知りませんが)。
お嬢さんについては、「母と神童―五嶋節物語」にチラッと。
息子君は、ロックをやってるという話をきいたことがあります。
http://aoneko.air-nifty.com/aoneko/2006/12/post_29eb.html
http://aoneko.air-nifty.com/aoneko/2008/07/steinway_sons_m_a014.html
他にも何か書いてるかもしれませんので、適当に探してみて下さい(書いた本人も既によく覚えてないので……)。

投稿: 青猫 | 2010年5月24日 (月) 22:37

そうなんですか。
青猫さんはサイン貰ったことありますか?

投稿: haru | 2010年5月25日 (火) 08:10

度々お邪魔しますです^^;
青猫さんはびわ湖はイマイチだったのですね~、遠くまで来られたのに、残念!私にとっては年に1回行けるかどうかのコンサート、しかも生涯で最初で最後かもしれないツィメルマンさんのものとなればうそでもサイコーだった、と言わせていただきます!!(いえ、私的にはとっても幸せだったのです・・)
それにしても、マナーの悪さはどうしたらいいのでしょう・・本当に音楽が好きで演奏を聴きたいと思えば、自然にちゃんとできると思うんですが・・美しいピアニッシモを聴きたければ、静かにしようと思うだろうし。いろんな人がいるので、多少はあきらめてますが・・・><
でも、ビデオ撮影なんて、犯罪じゃないですか?会場での監視がもっと必要って事でしょうか。残念ですね

投稿: yuko | 2010年5月25日 (火) 14:51

haru さん

まぁ、これだけ回数行っていれば、そういう機会もそれなりにあります。私の場合は、サイン自体にはあまり執着がなくて、お顔が見られればって感じなんですけどね。

投稿: 青猫 | 2010年5月25日 (火) 22:22

yuko さん

イマイチだったのは、概ね私の体調と、座席のせいです(^_^;)。
やっぱり顔を見たい、とか思ってしまったのが敗因です……。

いや、そもそも、イマイチというほどイマイチではなかったと思います(yukoさんの感動に水を差していたら申し訳ないです……)。
あれをイマイチといってしまったら、他のピアニストは一体何をどうすれば良いのやら、、、(笑)。

ただ、演奏ってその日その日で変わりますから、何回か聴いていると、この日は波長が合って、この日は合わない、みたいなことが起きても不思議ではないのですよね。
まぁでもその辺も、追っかけの醍醐味かなぁなんて思っています。

マナーの悪さは本当に困ったものですね。
ショパンイヤーということで、「ここは一つショパンでも聴こうか」的な、気合の入っていないお客さんが多いのでしょうか?
携帯はなんであんなにピロピロ鳴るんでしょうね。
最近は、携帯やアラームが鳴らなかったコンサートの方が少ないくらいかも。。。
電源の切り方が分からないって方も結構いらっしゃるのかもしれませんが(そういう方は「持たない」という選択をしていただきたいものです)。

録音・録画は論外ですね、本当。
コンサート会場が、録音・録画防止でピリピリとか嫌だなぁ。。。

投稿: 青猫 | 2010年5月25日 (火) 23:11

こんばんは~。盛岡に行ってきました。ご報告!ツィメルマン様、横須賀のときの満面の笑み、フレンドリーな笑顔はなく(演奏後、かすかに笑顔があったような)お疲れなのかなと思いました。でも、今日こちらにおじゃまして皆さんのコメントを見たら、もしかして長野のことが影響していたのかもと思ってしまいました。ツィメ様の様子があまりに違っていたから。それから、ホールの入り口とかに警備の人が数名いて、盛岡は警備が厳しいんだなと思ってました。いろいろあった後だったのですね。納得。
 そして、なんとツィメ様、髪をお切りになられていました。思わず、双眼鏡でじっくり確認してしまいました。(オペラグラスではなく、お手ごろ双眼鏡持参です。)いつお切りになったのかしらとスケジュールを確認。びわ湖から長野にいくまでのお休みかななどといろいろ想像して楽しんでしまいました。東京で美容院に行ったのかなとか。
 演奏はまた雰囲気がちがってました。お客さんもノクターンの音を最後まで聴いてマナーがいいなと思ったら、ツィメ様拍手の間を与えず、ソナタ2番を弾き始めました。拍手したかったー。葬送行進曲はもちろんよかったのですが、今回はそのあとの嵐が吹き荒れるような4楽章が荒涼とした、なんともすさまじい感じがすごかったです。スケルツォは堂々とした見事な演奏で会場が盛り上がりました。そして、ソナタの3番の3楽章のすばらしさに、今回も涙。ツィメ様の「祈り」のようでした。スケルツォの後、笑顔で拍手しましたが、ソナタ3番の後の拍手している顔はひどかったと思います。(笑)舟歌でやっと心が落ち着きました。あれほどの名曲で楽しみにしていたけど、ソナタ3番の印象が強くて。3番、本当にレコーディングしてほしいです。今回もアンコールなし。
 青猫さん。今年はがんばって全部で5回コンサートに行きます。どうしてもBプロが聴きたくて、横須賀の後、みなとみらいのチケットを買い足しました。これからも楽しみです。青猫さんはあと何回行くご予定?感想楽しみにしています。

投稿: ふくしまpeach | 2010年5月25日 (火) 23:42

ぜんぜん水差されてませんよ~*^^*
私も過去にあまりにも気合を入れすぎてかえって疲れてしまい、途中うとうとしたことがあります・・(一度や二度ではない)聴く方の体調もすっごく大事ですよね。
人生も演奏も一期一会ですね!

投稿: yuko | 2010年5月26日 (水) 10:40

みなさん、かなり、行ったはりますねぇ。
東京近郊はコンサートが、たんっとあって、
  ええなぁ~、うらやましぃわぁ~。

私にとっての後半戦は、
「とうきょう」にある、埼玉の所沢だけです。

投稿: たま | 2010年5月27日 (木) 10:54

ふくしまpeach さん

詳細なご報告、ありがとうございました♪♪♪
おかげさまで、行った気分が味わえました~。

盛岡は長野のすぐ後でしたから、会場のスタッフなんかも色々大変だったでしょうね。
ご本人も、長野から盛岡も移動距離がありますし、前日のあれやこれやで、心身ともにちょっとお疲れだったかもしれませんね。

髪の毛は長野から短かったようですので、東京で切られたのかもしれませんね。
行きつけの美容院があるのかしら。
美容院で、「おお、見事な白髪……」とか思ったらツィメルマンさんだった、なんてことになったらビックリ!ですね。

ふむふむ、ノクターン→ソナタがノンストップなのですね。
確かにあそこは続けて弾きたいのかな、、、という印象を受けました。
どの曲も力演だったようですね。
ソナタ3番は本当に文句のつけようのない名曲だと思いますが、ツィメルマンさんの何が凄いって、曲の「格」みたいなものに絶対に負けないことだと思うのですよね。
レコーディングについては、最近、本当に諦めモード入ってきてしまいまして、、、その反動だと思うのですが、コンサート通いに拍車がかかっております。
CDで聴けないなら生で聴くしかないので。。。

私はあと、明日の名古屋、多分5日のサントリー、所沢は決定しております。
Bプロも聴きたいので、みなとみらいに行くか新潟に行くか迷い中です。
一応、仕事もしているので(^_^;)、日程調整等、色々悩ましい日々が続きます。


投稿: 青猫 | 2010年5月27日 (木) 21:54

yuko さん

今回、武蔵野の初日前夜は頭に血が上って眠れず、、、でしたし、よこすかは前日に残業し過ぎてヘロヘロで、びわ湖では前の週の寝不足と移動の疲れがどっと出た、みたいな感じで、どの公演もなんだか申し訳ない感じで聴いてます……(^_^;)。

演奏は本当に一期一会ですから、大事に聴かなくては。
明日の名古屋こそは…!!!

投稿: 青猫 | 2010年5月27日 (木) 21:58

たまさん

なんか、ツィメルマンの公演ってリピーターが多いような気がするんですけど、気のせいでしょうか?
濃いファンが周囲にいっぱいいるだけなのかしら。。。

確かに今回、関東は、よこすか、みなとみらい、サントリー3公演、所沢で、週末の日程も多いですから、選択肢が多い感じですね。

たまさんは、所沢にいらっしゃるのですね。
ご存知かもしれませんが、都心からはちょっと遠いですが、なかなか良いホールです。

最終日、ご堪能されますように♪


投稿: 青猫 | 2010年5月27日 (木) 22:11

こんにちは♪
きゃぁ、賑わっていますね~こちら すっかりコメント遅くなっちゃってごめんなさい。
そんなにお疲れとはつゆしらず、長らくお付き合い頂いて楽しいひと時をすごさせていただいて、ありがとうございました
青猫さんも、前半「音のこもり」感じてました?私もです。今回は1階席のド真ん中でそんなに悪くない席だと思ってたんですが、ひょっとしてここは舞台裏か!?っていうぐらいモヤモヤでした。音が全部上にいっちゃってる感じでした
最近だんだんと、こういう運命の日もあることにも慣れてきて、想像力を働かせながら聴いておりました。
ソナタ3番の4楽章、青猫さんは
>何やら崖から落っこちそうなイメージ映像
だったのですね
私はツィメ様のソナ3のベンチマークが77年のロンドンしかないものですから、素晴らしく「アンダーコントロール!」って思いながら聴いてたんですよ。まぁ、77年のは落っこちそうっていうより、落ちていってましたからね
普段はアルゲリッチ、アンスネス、etc...と手持ちの物を聴いてますが、そう言えば、アンデルさんで3番も聴いてみたいです~♪

投稿: petit viola | 2010年5月28日 (金) 09:59

petit viola さん

こんにちは。
そちらにも伺いたいと思いつつ、、、ついつい失礼をいたしております。。。

びわ湖の時は、終演後は割と元気でした、私(笑)。
開演前とコンサート中はかなりヤバかったですが。。。(あああ、ごめんなさい~~~)
終演後は、本当に楽しかったです。
皆さまにお会いできて、びわ湖まで頑張って行って良かった~って心から思いましたもの

音の聞こえ方は、調律の仕方とか、ホールの音響とかいろいろな要素が関係してくると思いますし、座る席によってかなり違ってくるとも思うのですけれど、1階センターでもこもってると思われたということは、やっぱりそうだったのですね……(他の席で聴かれてた方も、こもってたとおっしゃってましたし)。

ソナタの3番の4楽章は、正直、ちょっと危ないぞって思ってしまいました(^_^;)。
なんというか、若干手が追いついてないような感じがしてしまったのですよね(むしろロンドンの演奏は指が回り過ぎというか、手が主導、みたいな感じもあって、危ないとは思わなかったんですが……)。

アンスネスの3番は聴いたことがないです~。
無茶苦茶上手い、らしいですね。

アンデルさんの3番は聴いてみたいですけど、、、人前で弾いたことあるんでしょうか(^_^;)。

投稿: 青猫 | 2010年5月29日 (土) 12:14

青猫さん・お友達のみなさん、倉敷→西宮とお腹いっぱいな週末でした。

倉敷は、「ロックを流しながら、濃い目の出し汁とりました」の職人気質な大将の店。
本日のおススメは、「ソナタ2番・歌舞伎風または、ロック風」

「ひとつ、にらんでご覧にいれまするぅぅぅぅ」と、ぶわぁ~っと客席に顔を向けはって、「にらみ」をふんだんに見せてくれはりました。
(これが、また、かっこええねん。)
料理も、炎がめらめら燃え上がり、フランベされた状態でテーブルに届きました。
客席の私は、魚の皮か何かが焦げたような、チリチリした衝撃を受けました。
(逆に西宮は「地味な味」、ちゃうちゃう…ふさわしい重さの味に戻っておりました。)

→→→→→→衝撃的な思い出をふくらませたまま、西宮へ。→→→→→→

今日は遊び心たっぷり・客と創作料理を作るフレンチレストラン。プラ・デ・ジューるは、ムニュA:「スケルツォ」と、ムニュB:「舟歌」です。
●ムニュA:スケルツォの前、シェフ直々に、「みなさん、一緒に録音作業、手伝うてくれはりますか?」
たぶんこんなことを、40秒くらい英語で話さはって、(着信ボイスにしたかった。)
曲の句切れで、「ここでなぁ、ちょっとポーズとりますわ。」とアイコンタクトしはって、客席のオバちゃんたちは大喜び。(私もです。)
曲の合間で笑い声も録音されました。(私の笑い声も再生して聞いてくれはるかなぁ)

●ムニュB:「こんな舟歌はいかが?」と、右手の問いかけに左手が答えるような、微妙なズレで始まる演奏をしたはりました。「このレシピは、ジャズですか?」と心で尋ねました。
3回聴いたうちで、月面着陸以前の月を越えるような、幸せな味でした。

→→→→→→現実にもどって→→→→→→
不・思・議と、倉敷の「適度に汚れたソナタ2番」をもう一度味わいたいです。
(私は音楽的基礎知識が弱いので、しんきくさい文章になってしまい申し訳ありません。)

投稿: たま | 2010年5月31日 (月) 11:36

たまさん

こんばんは♪
お返事、遅くなり失礼いたしました。

倉敷から西宮へ2連続で聴かれたのですね。
幸せな週末だったでしょうね~~~。
大分雰囲気の異なる2公演を聴かれたようで、やっぱり日によって全然違う演奏になっているようですね!(なんか年々、日替わりな雰囲気が強くなってきているような)
両日とも多かれ少なかれロックテイスト……?
ツィメルマンさんの最近のマイブームはロックだったりして。
息子さんの影響でしょうか(笑)。

西宮はいろいろあったようですが、雰囲気は良かったみたいですね。
ツィメルマンさん、ステージから結構気軽に(?)お客さんに話しかけるようですね。
その辺、意外とカジュアルですが、初めてそういうシーンに遭遇するとちょっとビックリしますよね。
うわ、喋った!!!って(笑)。
スケルツォのタメとアイコンタクト、私も見たかったです。
スケルツォで笑いが起きるのも珍しいですが、ツィメルマンがとっても可愛かったようですね~。
そういえば、今回私は、その手のお茶目ツィメルマンに遭遇しておらず、少々寂しいです。。。

ツィメルマン、以外とジャズテイスト、合ってますよね。
端正な舟歌も良いですが、ジャズ風の舟歌も聴いてみたいです。
まだまだ変化するかもしれませんので、次の舟歌が楽しみです♪

投稿: 青猫 | 2010年6月 2日 (水) 23:39

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