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2014年2月

2014年2月22日 (土)

ちょっくら英作文2

なんだかんだ言って私は文章を書くのが好きなようで、英語を書くのも随分楽しくてですね(というか自宅仕事の合間に現実逃避でやってるって部分も多いんですけど)、短文添削サービスの1ヶ月1440文字という枠をあっという間に消費してしまいました。
とりあえず、1カ月2880文字を買い足したんですが、まぁこれも時間の問題だろうなぁという気がします。
というのも、文字制限は、Twitterでは140字のところ、やや長めに300字設定だというのに、やってみたらこれがずいぶんと物足りないなぁと。
まぁ、日本語の140字と英語の140字って、内容のボリュームが大分違うんでしょうがないんですけどね。

Twitterでいえば1日1投稿くらいの人なら良いんでしょうけれど、コンサートの感想を6連投とかして「……だったらブログ書けよ」みたいな人間には、このサービスいかがなものか、という話であったりします(早く気付けよ自分)。

先日も、ベネディクトの「フランケンシュタイン」(National Theatre Live)について書こうとしたら、あっという間に文字制限に達してしまい、内容について何にも書けないでやんの。

そんなわけで、「日記」もやってみることにしました。
600字。

まぁこれも実際に書いてみたら、600字って少ないのねーという感じではありましたが。。。
どんな添削がかえってくるか、楽しみです。

Twitterや日記だと、少ない手ごま(ボキャブラリ)で書けることだけ書く、みたいなことになりがちですが、上手く表現の幅が広がるようであれば、本腰を入れてみても良いかもしれません。

英作文のフルーツフル・イングリッシュ

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2014年2月17日 (月)

ちょっくら英作文

最近英会話をさぼっておりますが、(その代わりにというわけでもありませんが)ネットの英作文添削を始めてみました。

あ、リスニングはSherlockのシリーズ3のDVDにて。

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※Palです

リスニング教材としてはちょっと負荷が大きすぎるんですけど、英語字幕が出るのでまぁ何とか…。


で、ネットの英作文ですが、英作文のフルーツフルイングリッシュというところです。
あまり長いのはシンドイなぁと思って、気軽にできそうな短文英文添削にしてみました。
英語でTwitter添削付って感じでしょうか。
実はTwitterは英語で呟く用のアカウントを持っているんですけど、イマイチ活用しきれてなくてですね…。
日記でもTwitterでも、書いたら書いただけ上達するとは思うんですが、やっぱり直してくれる人は必要だよなぁ、、、と。

そんなわけで、数回トライしてみました。
作文を投稿すると、先生の添削が入り、添削とは別に先生からの返信コメントも付きます。
それに続けて返信してもOKで、このやり取りが結構楽しいかも。

投稿するとこんな感じで戻ってきます、と晒してみる。
上が自作の文章(文中の(A)とか(B)というのは添削該当箇所として後から入ってくるものです)で、下が添削後の文章。

羽生君金メダルについて。

Yesterday, I sat in front of my PC all night and witnessed the victory of (A)Japanese figure skater Yuzuru Hanyu!! I am really happy. Last night's performance was not his best (B)one, so I hope he will win the gold medal with (C)perfect performance (D)in the next (E)Olympic.

添削結果 Yesterday, I sat in front of my PC all night and witnessed the victory of (A)the Japanese figure skater Yuzuru Hanyu!! I am really happy. Last night's performance was not his best (B), so I hope he will win the gold medal with (C)a perfect performance (D)at the next (E)Olympics.

うん、なんか冠詞とか前置詞とか冠詞とかって感じですね。
この辺は自分でやっててもなかなか、という部分なので、直してくれるのは勉強になるな~と。

添削してくれた先生がパトリック・チャンのことに言及していたので、それに返信してチャンのことも書いてみました。

Patrick might be unlucky. At (A)Vancouver Olympics, he was too young to win. This time, though he is perhaps at the peak of his career, his new rival (B)have made rapid progress recently. Anyway, I respect Patric's amazing skating (C) skill.

添削結果 Patrick might be unlucky. At (A)the Vancouver Olympics, he was too young to win. This time, though he is perhaps at the peak of his career, his new rival (B)has made rapid progress recently. Anyway, I respect Patric's amazing skating (C) skills.

やっぱり冠詞。
haveとhasは凡ミス。
それから単数複数ね…。

こういうTwitterや日記だと、書けることしか書かないような気もするんですけど、準備体操としては良いんじゃないかと思います。
少し慣れたら、自由作文ではなくてもう少しハードな課題文に挑戦してみようかな。

仕事が一段落したら英会話もまたやりたんですけど、細切れの時間でチマチマ英作文するというのも意外と楽しいので、3日坊主にならないように継続できたらと思っています。

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2014年2月 2日 (日)

クリスチャン・ツィメルマン ピアノ・リサイタル

2014年01月20日(月) 19時開演 サントリーホール
公式サイト
<プログラム>
ベートーヴェン後期3大ソナタ
ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 作品109
ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 作品110
ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 作品111

この日、いつもの開演前のツィメルマンさんの「録音しないでね」メッセージ代読を聞き流していたら、「アバドの思い出に」という言葉を漏れ聴いて、え?と。
アバド、ハンブルクで一度聴きました。
Claudio Abbado R.I.P.


さて、ツィメルマン@サントリー。
サントリーにきっと照準を合わせているんでしょうね、とは思ってはいましたが、もうもう凄かったですわ。
今回のツアー、これまで3回聴いてきて、公演ごとに階段を上がるように良くなっている印象でしたが、今回は全く次元が違いました。
ただただ音楽に身を浸す以外のことが罪悪であるような、目の前の音楽を言葉で形容するのが空しくなるような、まさにbeyond wordsな演奏だったと思います。

今回の演奏、私のキャパシティをややオーバーしまして(前半が終わった段階で気持ち悪くなった…)、どうにも上手く言葉にならないんですが、30番も31番も別世界に入っていたような。
別次元というか、それとも入魂、というべきでしょうか。
ツィメルマンさんの、一曲弾き終わって一瞬放心するような表情、今回のツアーでは初めて見たような気がします。

この日の演奏は終始エモーショナルで、とてもロマン主義的だったと思います。
最初、30番の、丁寧で一歩一歩噛みしめるような音の運びに、一瞬、今日は安全運転モードか?と思ったけれど、決してそうではなく。
一音一音への気持ちの入りようが違ったのではないかと思います。
本人の冒頭のメッセージにあったように、今日亡くなったアバド追悼の気持ちも多分に演奏に反映していたことでしょう。
ツィメルマンが東京でアバドの訃報を聞いて、その夜に私たちは特別な思いの込められた演奏を聴く。
不思議な縁というか、演奏って本当に一期一会だな、としみじみ。

常日頃、ピアノを聴く上でサントリーの音響って必ずしも最善ではないと思っているんですが(基本的にピアノには風呂場過ぎる)、今日は響きがひたすら神々しかったです。
ウェットでもドライでもなく、旨味が乗りすぎていない、それでいて素っ気なくない、えもいわれぬ響きでした。

個人的に一番ドキドキしながら迎えた32番。
いやはや、すごいところに行っちゃったな。
今回は、12月からこっちツィメルマンさんの登山(ベートーヴェン後期ソナタ登頂)に(僭越な物言いながら)ご一緒している気分でしたが、ここで登頂ではなくて、一気に雲上に行かれてしまったというか。
(みなとみらいの32番で、本当にぴくりとも心が動かなかったのが嘘のよーであることよ。。。)

冒頭でいっつもいっつも(ミスるというか引っかけるというかで)アレだった箇所も今日は無事クリアしてまして、良かった良かった。

壮絶で、切実でもあった32番。
ギリギリまで自己を追い込むような(out of control一歩手前か?)、そして魂の深いところにガツンと楔を打ち込むような演奏。
2楽章の冒頭の緩徐部分でもメロディが表面を揺蕩うのではなく、一つ一つの音が静かに深部に到達していきます。

聴けて、あの場にいられて本当に幸せだったと思います。
終演後のロビーで、「今日のこの演奏だけ聴いた人がニクイ!」などと叫んでいた私ですが、12月からこっちのモヤモヤがあったからこその達成感、感動もひとしお、という面もたぶんにあったと思いますので、まぁ結果オーライでしょう。

ホント、これだからコンサート通いはやめられません。

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