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2017年7月

2017年7月18日 (火)

オリジナル・ストラティック

結局ストラティックを購入しました。
アンビータブル2を買うつもりで代理店に見に行ったら、別のものを買ってきてしまいました。。。
買ったのは、オリジナル・ストラティックのMサイズ。

オリジナル・ストラティックは、楽天のお店で見かけて良いなーと思ったんですが、Mサイズが無かったので、インビータブル2で良いかなと思ってたんですが、路面店に行ったら、たまたまサイズのMの店頭サンプルがあり、悩んだ挙句にオリジナルの方にしてしまいました(S以外はサンプルのみで、普通には売ってない模様)。

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↓こちらはオリジナルのSサイズ。


アンビータブル2のMサイズ。


アンビータブル2とオリジナル、両方シェルテック構造で、デザイン以外は大差ないと思います(オリジナルの方が革を使ってたりして高級感があります)。
一番の違いは、オリジナルの方はダブルホイール・キャスターというこででしょうか。
なお、オリジナルは、メイド・イン・ジャーマニーだそうです(アンビーダブル2はボスニア・ヘルツェゴビナ)。

アンビータブル2もオリジナルも、Mは、サイズと容量、重さもほぼ変わりません。

アンビータブル2:H:69×W:41×D:27cm、67L(マチアップ可)、2.6kg。
オリジナル:H67xW41×D27cm、65L(マチアップ可)、2.9kg。

革とダブル・キャスターの分だけオリジナルがちょっと重いって感じでしょうか。


なお、最終的にストラティックにしたのは、結構な耐久テストをやってるようだったから。
これまでいくつキャリーバッグ、スーツケースを壊したか分からないくらい壊してるので(多分7つくらい…)、数回で壊れるのは嫌だなぁと。
とりあえず一番心配なキャスターについては、25kgの荷物を入れた状態で50km(時速4km)走らせてるようです。
あとは、空港で投げられて破けたりしないと良いんですけど。

Mサイズを買ったのは初めてということもあり、私の感覚からすると大分大きいんですが(Mサイズの中では小さ目だと思いますが)、基本的に転がしやすいといういこともあり、持て余すというほどではないです。
取り回しは安定してて、2輪走行でも問題無いです。

このサイズを持ち歩くのは若干憂鬱ではあるんですが、せっかく買ったことだし、次の旅行には持って行こうかと思っています。


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2017年7月 9日 (日)

新しいスーツケースが欲しい

今年は旅行の予定が結構あることもあって、ここしばらくスーツケースを物色しています。

海外でも1週間程度の旅行であれば、ロスバケが嫌ってのもあって、機内持込可の40Lソフトキャリーで行くことが多いです。
ただ、さすがに土産が入らなかったりするので、もう少し大きくて軽いものがあっても良いかなぁと。
MSサイズのファスナー・ハード(53-66L(マチアッ機能付)、4.2キロ、H62×W43×D27cm)も持ってるんですが、今の基準だとちょっと重い。
安くて丈夫で、マチが広がって便利で、コスパはとても良いスーツケースではあるんですが(メーカーはグリフィン・ランドです)。


ちなみに、愛用のソフトキャリーケースは、プロテカのMAXPASS。

[プロテカ] ProtecA MAXPASS トローリーケース47cm 12352 14

40Lで2.5キロ、三辺合計115センチ(H47cmxW38cmxD23cm)で、100席以上なら大体機内に持ち込めます。
40Lは、機内持込ではほぼ最大容量でしょう(たまに42Lってのも見かけますが)。

リモワの機内持込スーツケース(リンボの34L)も持ってますが、使い勝手はプロテカのソフトの方が良いです。
足回り、取回しは、サイズ・形状のバランスもあってか、リモワの方が良いですが。
リンボは見栄えは良いので、荷物が少なくて、かつカッコつけたい時用でしょうかね。

プロテカは、軽くていっぱい入って、片開きなのでパッキングも場所を取らず楽ちんです。
あと、何かって言う時に外側のポケットを使えるのが便利。
ガイドブックなんかをさっと入れてさっと取り出せるのが良いです。

耐久性は、ソフトよりもハードの方が頑丈というイメージがありますが、どうかなぁ。
壊れるのって大体キャスター、ファスナー、鍵、持ち手のあたりでしょうから、ハードもソフトもあまり関係無いような気がします。
もうかれこれ5、6年、プロテカを年1~2回、海外に持っていって石畳の上を転がしたりもしていますが、故障も破損も無いですし、まだまだ元気です(時々帰省にも使ってます)。
ソフトだと空港(航空会社)職員に斬られて物を盗られるって話は聞いたことがありますが、今時もあるのかなぁ。
その国の治安、航空会社にもよるんでしょうが。。。

私が使っているのはもう廃盤で、現行商品はこちら。
2.7キロでちょっと重くなってます。
私はセールでゲットしましたが、普通に買うと結構なお値段ですなー。
まぁでも、信頼のプロテカ、日本製なんで。

B00TTHG8PG[プロテカ] スーツケース マックスパスソフトトローリー サイレントキャスター 日本製 機内持込可 40L 47cm 2.7kg 12732
ACE

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さて、1週間未満なら確実に上の40Lキャリーですが、1週間を超すと微妙です。
洗濯が面倒くさい(夜時間が無さそう)とか、パーティやコンサートがある等でハイヒール、クラッチバッグなどが必要となると、さすがに40Lでは心もとないです(入らなくはないのですが、往路の段階でパンパンになりかねない)。

とはいえ、電車移動がある場合は、自力で棚にああげられないのは困るので、あまり大きいもの、重いものは選択肢に入りません。
あくまでも軽めの中型、60L台を想定しています。

1都市滞在型、空港とホテルの単純往復であれば、大型でもさほど困らないとは思うんですが、私は空港とホテルの往復もバス・地下鉄を使うことが多いので、荷物が小さいに越したことはありません。

なお、欧州鉄道旅の場合は、荷物が大きいと結構ヘビーです。
電車が遅れて、乗り換えるのにスーツケースを持って階段を駆け上ったりとか、番線がいきなり変更になってスーツケースを転がしながらホームを走る、とか、まぁ色々あります。

なので、軽さ重視で、ソフトケースが良いかなと。
軽いハードケースもありますけど、コスモライトとかはかなりお高いのですよね。
あとはソフトの方がサイズの割にいっぱい入る気がする。

そんなこんなで候補は以下。

ストラティックのアンビータブル2(67~76L、2.6キロ、H:69×W:41×D:27cm)か、サムソナイトのポピュライト・スピナー66(70~77L、2.6キロ、H:67×W:46×D:29cm)。
デルセーのダーフィン(60L、2.2キロ、H:66×W:43×D:29 cm)という手もある。


B0184ZIB62[ストラティック] STRATIC キャリーケース アンビータブル2 軽量 中型 拡張 容量76L 縦サイズ69cm 重量2.65kg 3-9800-65
Stratic

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シェルテックという特殊構造が特徴で、かなり頑丈そう。
ドイツブランド(というだけでイメージが良い)。

B01M8KDS93[サムソナイト] Populite ポピュライト スピナー66 保証付 70L 67cm 2.6kg AA4*00002 00 レッド
SAMSONITE

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サムソナイト。

B011KBHOL0[デルセー] DAUPHINE ソフトスーツケース ダーフィン 5年保証 超軽量 中型 容量60L 縦サイズ66cm 重量2.2kg DDAS-57
SUNCO

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この中では一番軽いけれど、デザインがちょっとカジュアルかな。


アンビータブル2が容量の割に大分小ぶりな印象です。
ちょっと背は高いけれど、幅、厚みともに、これくらいだとコンパクトでありがたい。
というか今持ってるMSサイズ(53-66L(マチアッ機能付)、4.2キロ、H62×W43×D27cm)とたいして変わらない。

とりあえず、実物を見てみたいかな。

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2017年7月 6日 (木)

ルイサダのショパン

6月18日(日)に紀尾井ホールでジャン=マルク・ルイサダのリサイタルを聴きましたが、なかなか素敵なショパンでした。

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ルイサダ、ちょっと年期の入ったピアノファンにはお馴染みですね。
ショパンコンクール、ブーニンが優勝してブームを巻き起こした回(1985)の5位。
ショパコン5位って微妙な順位だと思うのですが(その後活躍できるかどうか、という意味で)、長いキャリアを積み上げているのが納得!の演奏でした。

ピアノはYAMAHA。
一音聴くなりすんごい美音でびっくりしました。
近年聴いたYAMAHAの中では断トツに美しい。
ショパンはやっぱり音自体に魅力が無いとね、と改めて思わされました。
ルイサダさん、技巧で聞かせるタイプではありませんが、センスと洗練、深々とした叙情を併せ持つ味わい深い演奏で、ああ良いショパン、良い音楽を聴いてるなぁ、、、としみじみしてしまいました。

ショパン尽くしということもあって、贅沢なサロンコンサートを堪能した気分でした。
個人的に、ショパンは基本ポーランド人で聴きたい、次点ならロシア人よりフランス人って思ってるんですが、ルイサダさんのショパンはフランス人のショパンの理想に近いかもしれません。
特にノクターンの陰影、音のニュアンスが素晴らしいです。

ルイサダのショパンは、音は明るいけれどどこか切なさがあって、涙腺を刺激するようなところがありますね。

マズルカは、民族的なリズムとフランス的あるいは貴族的洗練が素晴らしく融合していて、他の曲も聴いてみたいと思いました。
マズルカに限りませんが、ルバートは時々独特で、単に綺麗なショパン、という感じでもないです。
センスの良し悪しが出がちなスケ2は、随所で工夫、個性を感じさせる演奏。
変わった内声が聴こえてきたりして、面白かったです。

大曲(難曲)をガンガン弾くよりはこぢんまりした曲をじっくり聴かせてもらう方が断然良い気がしました。

アンコールはショパン以外、ペダル踏みっぱなし?のモーツァルト、ドビュッシーの沈める寺など、響きを繊細に聞かせる演奏が出色。
音色の引き出しの多さはさすがでした。


B001DEKI0O舟歌&幻想ポロネーズ~ショパン名演集
ルイサダ(ジャン=マルク)
BMG JAPAN 2008-09-23

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リサイタルと何曲かかぶってたので、買ってみました。
やっぱり音が綺麗です。
全体的には結構個性的だな、という印象。
音が綺麗だからあまり気にならないけれど、フレージングが独特。
所々、さらさらっとは流れていかない感じ。
とはいえ、エチュードの10-10、黒鍵なんかはとても洗練されていて浮遊感もあり、鮮やかでした。


ルイサダは、室内楽版(ピアノ六重奏版)のショパンのピアノ協奏曲1番もオススメです。

B00005EGRNショパン:ピアノ協奏曲第1番&ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲
ルイサダ(ジャン=マルク)
BMGメディアジャパン 1999-02-02

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サロンな雰囲気が何ともたまりません。

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Piotr Anderszewski Piano Recital

今更ですが、備忘録として(もう大分忘れてますが)。

Piotr Anderszewski Piano Recital 安德佐夫斯基鋼琴獨奏會
2017年3月12日(日)19:30 National Concert Hall 國家音樂廳(台北)

<プログラム>
Mozart: Fantasia in C minor, K. 475
Mozart: Sonata No. 14 in C minor, K. 457
Janáček: On an Overgrown Path, Book II
Chopin: Three Mazurkas, Op. 56
Chopin: Three Mazurkas, Op. 59
Chopin: Polonaise-Fantasie, Op. 61

Piotr Anderszewski Piano Recital

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ピョートル・アンデルシェフスキ、台北リサイタルに行ってきました。
ナショナルコンサートホール、キャパは2074席だそうで、結構大きなハコでした。
3階席の販売は無しで、8割くらいの入りでしたかね。

前半はモーツァルトで、1785年出版の幻想曲k.475とソナタk.457。
ソナタの前奏としての幻想曲という意味合いもあってか、幻想曲からソナタは間髪入れずの演奏でした(プログラムにも、連続演奏の記載あり)。

それにしても、昏い。
左手が下支えしていて、重心が低い。
CDの印象よりも大分重厚。

幻想曲は、地を這うような導入。
ウェットな響きは、暗闇の中、湖面を滑るように進む舟を想像させる。
単調から長調に切り替わって、おや浮上するか?と思わせるものの、どうにも浮かびあらない。
希望の光が無いわけではないけれど、あちこち彷徨った挙句、結局は救われない、そんな音楽。

アタッカでソナタへ。
いやそれにしても堅牢なモーツァルトですこと。。。
力強くて骨太な印象で、ベートーヴェン的。
タッチがやや重たいように思ったけれど、これは意図的なものなんでしょう。
3楽章を聴きながら、モーツァルトは「悲しい」のかもしれないけれど、アンデルシェフスキのモーツァルトは、疾走する哀しみではないのだなぁと思う。
後半の間(ま)の取り方のせいだと思うけれど、さっと過ぎ去ってしまう悲しみではなくて、暗い奈落を目にするような、そしてその時が永遠に止まるような、そんな気にさせられました。

黒アンデルさん炸裂で、これはもう、ピアニストのインナーワールドにみっちり付き合う時間だなと。
やり過ぎ感が無くも無い、濃密かつへヴィなモーツァルトでした。


休憩後はヤナーチェク。
繊細なピアニシモで、オーガンジーを何枚も重ねるように、不思議な響きを何層もふわりと浮かび上がらせる至芸。
見事に手の内に入った演奏で、支離滅裂というか、話題が前触れもなくコロコロと変わるかのようなヤナーチェク節を、実にナチュラルに、スムーズに表現。
話題も気分も目まぐるしく変わるのに、音楽の流れに違和感が無いのが不思議。
音楽のアクセントの位置、リズムの重心が独特だと思うけれど、とっちらかった感じにならないのはさすがです(リズムなんかは、言語的な近さも関係あるのかな、と思ったのですが、そんなに近くも無いのかな)。
とはいえ、切迫感、奇矯さ、唐突さといった要素も、随所で見事に前に出てきます。
そして、アンデルシェフスキは、横の旋律の作り方だけではなく、縦の表現(和音)も上手いです。
横の線というか、面的なものを、和音で上から切り裂くような印象。
なんかそういう意味では、ヴィジュアルな演奏でした。

マズルカはお国モノと思ってきくと、え?え?え?と思うかもしれません。
ポーランドの田舎の土っぽい民族舞踊とも、フランスの貴族的洗練ともちょっと違うよなぁ、、、と。
たとえが正しいか分かりませんが、何となくバルトークっぽいなと。
最近思うのは、彼はショパンよりバルトーク、ヤナーチェクの方がしっくりくるということ。

ポロネーズ・ファンタジーは、良かったんですが、一部見通しが悪い気がしたのと、ここぞというところでするっといかれてしまった感が。
うーん、期待値が高過ぎたかな。
冒頭の入り方とか、リズム感なんかは素晴らしいと思ったんですが。
次に期待、というところでしょうか。

次はワルシャワで聴く予定です。
(秋に西日本に来ますが…)

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2017年7月 5日 (水)

ケンブリッジ英検対策

CAEを10月に受けようかなぁとうっすら思っていたのですが、予定が合わず断念。
ケンブリッジ英検はとにかく回数が少ないので、1回逃すと痛い。。。
2017年はCAEは後は実施予定が無く、2018年は未定。
まぁ気長にやりますよ、ええ。
そんなに簡単に受かるとも思ってないし。

とりあえず対策本としては、以下をやろうかと思います。
テスト4回分。
最初にケンブリッジを受けようとした時にやって、全然歯が立たなかったんですけどね。
さて、今度はどうでしょう。

3125399505Cambridge Certificate in Advanced English 5 for updated exam. Student's Book with answers


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あとは、以前紹介したこれも。

4902290200ケンブリッジ実用コロケーション 中級編
Michael McCarthy Felicity O’Dell 武田 修一
Cambridge University Press 2008-06

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微妙に積読してた本も発掘。

4789013871伊藤サムの英語のプロになる特訓
伊藤 サム
ジャパンタイムズ 2010-04-16

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「英語は「やさしく、たくさん」」の伊藤サムさんの著作。
ジャパンタイムズの新人記者の英作文特訓プログラムが元になっているそうで、基本、書くためのトレーニングの本ですが、読解、ボキャブラリーにも有効だと思います。
英文を読んで構造・内容を理解して、穴埋め問題(ボキャ強化)などを経て、日本語から英語を起こす訓練になります。
良い英文をしっかりインプットして、それをアウトプットできるように、ということですね。

しばらく、英語で英語を勉強する/英語で英語を読む方式でやってきましたが、日本語があった方が効率が良い面もあるということに気がついた、というか、要するに年食って色々面倒くさくなってきたというか。

ちょっと前の本なので、冒頭、オバマさんの大統領就任演説(2009)が取り上げられてて少々感慨深いものがあります。
村上春樹のエルサレム賞受賞の際の「壁と卵」のスピーチも収録されていて、教材としてとても興味深い。
こんな文章書けないよ、、、とは思いますが、ちょっと腰を据えて取り組もうと思います。


B00FS9DJ88英語は「やさしく、たくさん」 中学レベルから始める「英語脳」の育て方 (講談社パワー・イングリッシュ)
伊藤サム
講談社 2013-10-18

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477002925X英語は「やさしく、たくさん」―中学レベルから始める「英語脳」の育て方 (講談社パワー・イングリッシュ)
伊藤 サム
講談社インターナショナル 2003-12-12

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