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2023年10月

2023年10月24日 (火)

英語のハノン

最近、英語とフランス語を両方やっているので、色々まじるんですよね。。。

英語の方は、「英語のハノン」をちまちまと。

英語のハノン 初級 ――スピーキングのためのやりなおし英文法スーパードリル

英語のハノン 中級 ――スピーキングのためのやりなおし英文法スーパードリル

 

「英語のハノン」は、英会話、パターン・プラクティスのための教本です。

ハノンといわれるとどうにも素通りできないピアノ・クラスタ。

パターンプラクティスとは、ある英文を元に、指示に従って、元の英文に語句を代入したり、変換したりして口に出すことによって、スピーキング能力を上げるトレーニングです。

初級、中級、上級、フレーズ編がありますが、初級でも結構負荷が高いです。

私は初級の後半(イギリス英語版)から初めて、今は中級を半分くらいまで終えたところ。

中級以降の音声は今のところ米語のみです。

 

やり方は、本を閉じた状態で元になる英文の音源を聴いて、まずはその英文を復唱。

その後、音源の指示に従って作文(言い換え)をする、を繰り返します。

 

たとえば、中級編、p.20

 

元の文:You should run. You don't want to miss the train. 

 

まずはこの文の音源が2回繰り返されるので、テキストを見ずに口に出して言ってみます(リスニング+スピーキング)。

その後、「if」 という音声が流れます。

これは先程流れた文に対して、「if」 を使って意味の通る文を作りなさい、ということなので、

You should run, if you don't want to miss the train.

という文章をまずは自力で作って口に出してみます(作文+スピーキング)

ここで作文ができない場合は、正解の音声がその後に流れるので、それをリピートします(リスニング+スピーキング)。

そして、指示どおりに作文できるようになるまで練習します。

この後、別の指示、例えば「reverse」という指示が流れたら、これは前半と後半を逆転させなさい、ということなので、

If you don't want to miss the train, you should run.
という作文をします(作文+スピーキング)。

その後正解が流れるので、自分が作った文が合っているかどうかを確認。

 

別の例。

同じく中級編、p.71

 

元の文:Is sending troops overseas constitutional? (海外に派兵するのは合憲ですか?)

 

指示:It's unclear(It's unclear〜という構文で作文をしなさい)

↓ 言い換え

It's unclear whether sending troops overseas is constitutional.

指示:change(前後を入れ替えなさい)

↓ 言い換え

Whether sending troops overseas is constitutional is unclear.

 

大体こんな流れです。

 

私は音源を車の中で流しながらブツブツ練習していて、本は聞き取れなかった時の確認用として補助的に使っています。

文法が怪しい場合は、まずは本の文法解説の部分をしっかり読んだ方が良いですが、文法事項が大体頭に入っている場合は、上記の使い方で問題ないでしょう。

ただ、聞き取れない箇所も結構あるので、なんだかんだ本を開くことも多いのですが(女性のスピーカーより男性のスピーカーがちょっと早くて難しいです)。

 

一冊やり切ると、かなりやった感はある気はします。

まずは中級を終えられるように頑張ろう。

 

 

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