英語のハノン
最近、英語とフランス語を両方やっているので、色々まじるんですよね。。。
英語の方は、「英語のハノン」をちまちまと。
英語のハノン 初級 ――スピーキングのためのやりなおし英文法スーパードリル
英語のハノン 中級 ――スピーキングのためのやりなおし英文法スーパードリル
「英語のハノン」は、英会話、パターン・プラクティスのための教本です。
ハノンといわれるとどうにも素通りできないピアノ・クラスタ。
パターンプラクティスとは、ある英文を元に、指示に従って、元の英文に語句を代入したり、変換したりして口に出すことによって、スピーキング能力を上げるトレーニングです。
初級、中級、上級、フレーズ編がありますが、初級でも結構負荷が高いです。
私は初級の後半(イギリス英語版)から初めて、今は中級を半分くらいまで終えたところ。
中級以降の音声は今のところ米語のみです。
やり方は、本を閉じた状態で元になる英文の音源を聴いて、まずはその英文を復唱。
その後、音源の指示に従って作文(言い換え)をする、を繰り返します。
たとえば、中級編、p.20
元の文:You should run. You don't want to miss the train.
まずはこの文の音源が2回繰り返されるので、テキストを見ずに口に出して言ってみます(リスニング+スピーキング)。
その後、「if」 という音声が流れます。
これは先程流れた文に対して、「if」 を使って意味の通る文を作りなさい、ということなので、
You should run, if you don't want to miss the train.
という文章をまずは自力で作って口に出してみます(作文+スピーキング)
ここで作文ができない場合は、正解の音声がその後に流れるので、それをリピートします(リスニング+スピーキング)。
そして、指示どおりに作文できるようになるまで練習します。
この後、別の指示、例えば「reverse」という指示が流れたら、これは前半と後半を逆転させなさい、ということなので、
If you don't want to miss the train, you should run.
という作文をします(作文+スピーキング)。
その後正解が流れるので、自分が作った文が合っているかどうかを確認。
別の例。
同じく中級編、p.71
元の文:Is sending troops overseas constitutional? (海外に派兵するのは合憲ですか?)
指示:It's unclear(It's unclear〜という構文で作文をしなさい)
↓ 言い換え
It's unclear whether sending troops overseas is constitutional.
指示:change(前後を入れ替えなさい)
↓ 言い換え
Whether sending troops overseas is constitutional is unclear.
大体こんな流れです。
私は音源を車の中で流しながらブツブツ練習していて、本は聞き取れなかった時の確認用として補助的に使っています。
文法が怪しい場合は、まずは本の文法解説の部分をしっかり読んだ方が良いですが、文法事項が大体頭に入っている場合は、上記の使い方で問題ないでしょう。
ただ、聞き取れない箇所も結構あるので、なんだかんだ本を開くことも多いのですが(女性のスピーカーより男性のスピーカーがちょっと早くて難しいです)。
一冊やり切ると、かなりやった感はある気はします。
まずは中級を終えられるように頑張ろう。
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