カテゴリー「音楽」の62件の記事

2014年12月 1日 (月)

2014年生モノ記録(随時更新)

◆1月 9日(木) 19:00 東京芸術劇場
第5回読響メトロポリタン・シリーズ
指揮=シルヴァン・カンブルラン
ピアノ=ロジェ・ムラロ
シューマン:「マンフレッド」序曲
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ&スペイン狂詩曲

◆1月10日(金)19:00 武蔵野市民文化会館
クリスチャン・ツィメルマン ピアノ・リサイタル
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111

◆1月20日(月)19:00 サントリーホール
クリスチャン・ツィメルマン ピアノ・リサイタル
ベートーヴェン後期3大ソナタ

◆1月23日(木)19:00 フィリアホール
クリスチャン・ツィメルマン ピアノ
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111

◆2月3日(月)19:00 すみだトリフォニ―ホール
エリソ・ヴィルサラーゼ ピアノ・リサイタル
モーツァルト/ドゥゼードの「ジュリ」の「リゾンは眠った」による9つの変奏曲 ハ長調 K.264(315d)
ブラームス/ピアノ・ソナタ第1番 ハ長調 作品1
ハイドン/アンダンテと変奏曲 ヘ短調 Hob.XVII:6
シューマン/交響的練習曲 作品13

◆3月15日(土)14:00 新国立劇場
死の都

◆3月16日(日)19:00 サントリーホール
アンドラーシュ・シフ ピアノ・リサイタル
東北に捧げるコンサート
【ベートーヴェン・プログラム】
6つのバガテル op.126
ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 op.111
ディアッベリの主題による33の変奏曲 ハ長調 op.120

◆4月8日(火)19:00 武蔵野文化会館小ホール
レイフ・オヴェ・アンスネス ピアノ・リサイタル
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第11番 変ロ長調 op.22
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 op.101
ベートーヴェン:創作主題による6つの変奏曲 op.34
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 op.57「熱情」

◆4月17日(木)19:00 水戸芸術館
イアン・ボストリッジ テノール・リサイタル
マーラー、ブリテン他

◆5月3日(土)
LFJ3公演

◆5月4日(日・祝)15:00 サントリーホール
エフゲニー・キーシン ピアノ・リサイタル
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第17番 ニ長調 Op.53 D.850
スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第2番「幻想ソナタ」嬰ト短調 Op.19
スクリャービン:「12の練習曲」 Op.8より

◆5月15日(木) 19:00 紀尾井ホール
マティアス・ゲルネ シューベルト三大歌曲連続演奏会
マティアス・ゲルネ(Bar),アレクサンダー・シュマルツ(Pf)
ベートーヴェン:歌曲集「遙かなる恋人に寄す」Op.98,シューベルト:歌曲集「白鳥の歌」D.957

◆5月27日(火) 19:00 東京オペラシティ
ミハイル・プレトニョフ 協奏曲の夕べ
現田茂夫 (指揮)
東京フィルハーモニー交響楽団
モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」序曲
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第8番 ハ長調 K.246
シューマン: ピアノ協奏曲 イ短調 作品54


◆5月29日(木) 19:00 東京オペラシティ
ミハイル・プレトニョフ リサイタル
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第4番 イ短調 作品164 D.537
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第13番 イ長調 作品120 D.664
バッハ:イギリス組曲第3番 ト短調 BWV 808
スクリャービン:24の前奏曲 作品11

◆6月24日(火)19:00 サントリーホール
6月都響 第772回 定期演奏会Bシリーズ
指揮/ヤクブ・フルシャ
ピアノ/ピョートル・アンデルシェフスキ
オネゲル:交響的楽章第1番《パシフィック231》
バルトーク:ピアノ協奏曲第3番 Sz.119
ストラヴィンスキー:バレエ音楽《春の祭典》

◆6月25日(水)19:00 東京芸術劇場
第773回 定期演奏会Aシリーズ(東京芸術劇場)
指揮/ヤクブ・フルシャ
ピアノ/ピョートル・アンデルシェフスキ
オネゲル:交響的楽章第1番《パシフィック231》
バルトーク:ピアノ協奏曲第3番 Sz.119
ストラヴィンスキー:バレエ音楽《春の祭典》

◆6月29日(日)19:30 School of the Arts ConcertHall
21st Singapore International Piano Festival Piotr Anderszewski

7月 コジョカルプロジェクト×2、エトワールガラ
8月 エトワールガラ、ロイヤルエレガンスの夕べ、祝祭ガラ
9月 アンデルシェフスキ・リサイタル、ロイヤルコンセルトヘボウ、チェコフィル、ツィメルマン・ブラ1(カトヴィツェ放送響)、某コンクール
10月 JOJ、エマール・リサイタル
11月 ユリアンナ・リサイタル、ツィメルマン・ブラ1(バイエルン)×2、バロックチェロ

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2014年5月30日 (金)

Matthias Goerne recital--Schubert Lieder-Zykler

14, May 2014, 19:00
Kioi Hall
Matthias Goerne, Balitone & Alexander Schmalcz, Piano

Ludwig van Beethoven: An die Ferne Geliebte op.98
Franz Schubert: Schwanengesang D.957


Matthias Goerne, a 47 year-old German baritone singer, performed Schubert's song cycles at three concerts in a row at Kioi Hall in Tokyo.
I attended one of them, at which he sang Schubert's "Schwanengesang" (Swan Song, in English).

Although I had not planned to attend his concerts, I luckily won the concert ticket in a lottery.
I presumed that the ticket sales of the concerts were much worse than expected.
Perhaps, one reason why is that all the concerts were held on weekdays, just in Tokyo.
If they were scheduled on the weekend, more fans could have attended them from a distance.
My guess is that the organizer thought it was better to fill up vacant seats even by free tickets.

At any rate, I gratefully attended the concert in expectation.

Goerne's voice was soft like velvet.
His articulation was flowing and edgeless, and the words were pleasant to the ears, even though the lyrics were written in German.

"Schwanengesang" was composed shortly before Schubert's death, and posthumously published.
This cycle includes several songs which have a dark or somber atmosphere, quite likely reflecting the diseased composer's loneliness and fear in his last days.
Absorbed in Goerne's profound interpretations, I felt like I was on a journey to the inner world of Schubert, which hovers between solitude and intimacy, despair and peace, life and death.

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2014年4月24日 (木)

Ian Bostridge Tenor Recital at Concert Hall ATM, Mito

Ian Bostridge Tenor Recital
Venue: Concert Hall ATM
Date: April 17 (Thu), 2014
Time: 7:00p.m. (doors open at 6:30p.m.)
Performers: Ian Bostridge (Tenor), Julius Drake (Piano)

[Program]
Mahler: "Lieder und Gesänge aus der Jugendzeit", 'Frühlingsmorgen' / 'Erinnerung'
Mahler: "Des Knaben Wunderhorn", 'Der Tamboursg'sell' / 'Wo die schönen Trompeten blasen' / 'Revelge'
Mahler: Lieder eines fahrenden Gesellen
Britten: The holy sonnets of John Donne Op.35
Britten: 'Sally gardens' from Folksongs arrangement Vol.1 "British Isles"
Britten: 'O waly, waly' from Folksongs arrangement Vol.3 "British Isles"
Britten: 'Oliver Cromwell' from Folksongs arrangement Vol.1 "British Isles"

It was a stunning night.
I had a first chance to listen to Ian Bostridge, a leading British tenor, at a concert hall.
I have just one of his CDs.
Frankly speaking, I bought it because I wanted to listen to the playing of the accompanist, Leif Ove Andsnes, and I was not much interested in the singer.
However, a friend of mine is a big fan of him, so I had been thinking of attending his recital, if I had a chance.

Bostridge's career is a little bit unique.
He used to be a scholar of history, and got a PhD in witchcraft in early modern England before he started to sing professionally.
So, I had had an image that his singing style was intellectual and sensitive.
That was partly true but partly wrong.
In fact, his voice had a transparent quality and delicate timbre, with subtle nuances and gradations.
On another front, his interpretations depicted the story of the songs like a play, and conveyed the various and strong emotions in the lyrics.
His voice was spellbinding, even powerful and overwhelming.
I had had an impression that the singer, who was tall and slender, looked more like a nervous and pale sorcerer than a leading tenor.
Actually, he sang as if he were a fighting archangel in armor, not a sorcerer.

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2014年1月 9日 (木)

2013年ナマモノ記録

年はあけてしまいましたが、備忘録として一応まとめてみました。

2013年1月13日(日)18:30開演 水戸芸術館
水戸室内管弦楽団 第86回定期演奏会 
指揮:大野和士/テノール独唱:西村 悟

2013年1月25日(金) 新国立劇場 中ホール
ダイナミックダンス!
新国立劇場バレエ団

2013年1月26日(土)15:00開演 武蔵野市民文化会館 小ホール
ピアノ:デニス・コジュヒン プロコフィエフ:ピアノソナタ 全曲演奏会
※2日連続のコンサートでしたが、27日は行けず

2013年2月10日(日)15:00開演 NHKホール
第1748回NHK交響楽団定期公演Aプロ
指揮:ヒュー・ウルフ/ピアノ:ポール・ルイス

2013年2月7日(木)19:00開演 東京オペラシティコンサートホール
エサ=ペッカ・サロネン フィルハーモニア管弦楽団
指揮:エサ=ペッカ・サロネン/ピアノ:レイフ=オヴェ・アンスネス

2013年2月8日(金)19:00開演 サントリーホール
フィルハーモニア管弦楽団
指揮:エサ=ペッカ・サロネン/ピアノ:レイフ=オヴェ・アンスネス

2013年3月18日(月)19:00開演 すみだトリフォニ―ホール
マリア・ジョアン・ピリス&アントニオ・メネセス デュオ・リサイタル
ピアノ:マリア・ジョアン・ピリス/チェロ:アントニオ・メネセス

2013年4月16日(火)19:00開演 水戸芸術館
ユジャ・ワン ピアノ・リサイタル

2013年4月17日(水)18:30開演 ゆうぽうとホール
マニュエル・ルグリの新しき世界Ⅲ Aプロ

2013年4月21日(日)15:030開演 ゆうぽうとホール
マニュエル・ルグリの新しき世界Ⅲ Bプロ

2013年4月21日(日)19:00開演 サントリーホール
ユジャ・ワン ピアノ・リサイタル

2013年5月14日(火)19:00開演 浜離宮朝日ホール
アレクサンダー・ロマノフスキー ピアノ・リサイタル

2013年7月6日(土)18:30開演 水戸芸術館
水戸室内管弦楽団第87回定期演奏会
指揮:準・メルクル/ピアノ:小菅優

2013年7月10日(水)18:30開演 東京文化会館 大ホール
ロイヤル・ガラ
英国ロイヤルバレエ団

2013年7月13日(土)13:00開演 東京文化会館
白鳥の湖
英国ロイヤルバレエ団

2013年7月13日(土)18:00開演 東京文化会館 大ホール
白鳥の湖
英国ロイヤルバレエ団

2013年7月19日(金)19:00開演 朝日浜離宮ホール
ニコライ・ホジャイノフ
レビュー

2013年9月26日(木)19:00開演 シンフォニー・ホール(バーミンガム)
ピーター・グライムズ
指揮:ウラディーミル・ユロフスキ/ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団/スチュワート・スケルトン(ピーター・グライムズ)他

2013年9月28日(土)19:45開演 The Anvil(Basingstoke)
指揮:エサ=ペッカ・サロネン/ピアノ:ピョートル・アンデルシェフスキ/フィルハーモニー・オーケストラ
レビュー

2013年9月29日(日)15:00開演 ロイヤル・フェスティヴァル・ホールl(ロンドン)
Sunday Matinee Series: Salonen 30th Anniversary Concert
指揮:エサ=ペッカ・サロネン/ピアノ:ピョートル・アンデルシェフスキ/フィルハーモニー・オーケストラ
レビュー

2013年10月6日(日)15:00開演 トッパンホール
フランク・ペーター・ツィンマーマン J.S.バッハ ヴァイオリンとピアノのためのソナタ全曲
ヴァイオリン:フランク・ペーター・ツィンマーマン/ピアノ:エンリコ・パーチェ
レビュー

2013年10月7日(月)19:00開演 東京文化会館
都民劇場音楽サークル第611回定期公演 フランク=ペーター・ツィンマーマン ヴァイオリン・リサイタル
ヴァイオリン:フランク・ペーター・ツィンマーマン/ピアノ:エンリコ・パーチェ
レビュー

2013年10月14日(月) 19:00 いずみホール
ラドゥ・ルプー ピアノ・リサイタル
レビュー

2013年10月15日(火)19:00開演 すみだトリフォニ―ホール
マレイ・ペライア ピアノ・リサイタル
レビュー

2013年11月3日(日)19:00開演 サントリーホール
内田光子 ピアノ・リサイタル
レビュー

2013年11月5日(火)19:00開演 水戸芸術館
内田光子 ピアノ・リサイタル
レビュー

2013年11月22日(金)19:00開演 浜離宮朝日ホール
ヴィデム・ホロデンコ ピアノリサイタル

2013年11月19日(火)19:00開演 東京オペラシティコンサートホール
バーミンガム市交響楽団
指揮:アンドリス・ネルソンス/ピアノ:エレーヌ・グリモー
レビュー

2013年12月4日(水)19:00開演 トッパンホール
アンデレアス・シュタイアー ディアべりを弾く

2013年12月12日(木)19:00開演 横浜みなとみらいホール
クリスチャン・ツィメルマン ピアノ・リサイタル
レビュー

2013年12月16日(月)19:00開演 横浜みなとみらいホール
ラファウ・ブレハッチ ピアノ・リサイタル
レビュー

2013年12月21日(土)17:00開演 所沢ミューズ アークホール
ベートーヴェン・スペシャル クリスチャン・ツィメルマン
レビュー

※会場について、特に記載が無い場合は大ホールです。


その他、旅先の教会コンサートなどもありますが、ノーカンで(というか詳細をよく覚えてないっていうか)。

前半特に、感想を上げてないですね…(アンスネス&サロネンですらまとめてないという事実に愕然)。
記録として残しておいた方が良いと思うんですけどね。
今更ではありますが、気が向いたら、当時書いたメモを追加しようかな。。。

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2013年12月15日 (日)

ネルソンス指揮 バーミンガム市交響楽団

ネルソンス指揮 バーミンガム市交響楽団
2013年11月19日(火) 19時開演 東京オペラシティ コンサートホール

アンドリス・ネルソンス Andris Nelsons (指揮・音楽監督/Conductor, Music Director)
エレーヌ・グリモー Hélène Grimaud (ピアノ/Piano)
バーミンガム市交響楽団 City of Birmingham Symphony Orchestra

<プログラム>
ベートーヴェン:バレエ音楽「プロメテウスの創造物」序曲
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 作品15 (ピアノ:エレーヌ・グリモー)
アンコール
ラフマニノフ:絵画的練習〈音の絵〉Op.33より第2番ハ長調
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ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 作品98
アンコール
エルガー:朝の歌


ちょうどベルリンフィルやコンセルトヘボウと来日時期が重なったこともあってか(11月はパリ管もウィーンフィルも来たし)、チケットセールスに苦戦していたようで特チケが出まして、お安いA席(左バルコニー前方)で聴いてきました。
蓋を開けてみたら、平日の割には善戦したという感じでしょうか(8割~9割?)。

こんなにお安くて良かったのかしら~、もう大満足!
パリ管もコンセルトヘボウも行きたかったけど諸般の都合で行けなくてしょんぼりしていたんですが、コレ聴けたからもう良いだろ、と。
個人的には、今年のコスパ最高公演。
オケのグレードとしては上の超一流オケには及ばないところもあるでしょうが、とにかくネルソンス凄いよ、ネルソンス。
っていうか、ネルソンスを聴きにヨーロッパまで行っても良いです、私。

ネルソンス、そういえば、2010年にVPOで来てたな(私がサロネンに振られた時だ……)、誰それって思ったんだよね、というくらいの認識しかなくて、ネットラジオのコンサート中継でちょこっと聴いたくらい。
若くてイケメンの爽やか系俊英指揮者か?と思っていましたが、良い意味で期待を裏切られました。

ベートーヴェンの「プロメテウスの創造物」は、見たことも聴いたこともナッシングな曲でしたが(すみません)、開始10秒後には、すでにネルソンスを好きになっていたという。
いや、もうはじめの音が鳴った瞬間に、一目惚れ状態だったかも。
一気に心臓鷲掴みでしたわー。
若い(1978年生まれ)だけあってフレッシュですが、音に厚みがあります。
よく整いつつも決して大人しいわけではなく、むしろポジティヴなパワーに満ちていて、ワクワクさせるんですよね。
このワクワクさせる、というところが、ネルソンスの最大の魅力かもしれません。

ブラームスのピアノ協奏曲第1番は、1楽章はややまったりしたテンポのように感じましたが、ネルソンスの見事な手綱さばきで終始緊張感をキープ。
とにかく重厚でガッチリとした印象の曲ですが、鈍重にならず、ダイナミックで劇的な表現の合間に顔をのぞかせる情感豊かな旋律がとても美しく響きました。
ブラームス特有のロマンティシズムが美麗な旋律にのってとてもよく伝わってきて、うっとりしてしまう瞬間が何度もありました。
ネルソンスは旋律を流れるように、横方向に歌わせるのが抜群に上手い、という印象。

さてピアノはというと。
実は、この曲は生で聴くとピアノが埋もれるのではないか?という懸念があったんですが、ステージに近かったこともあって、そこそこちゃんと聞こえてきました。
ただ、グリモーのピアノは、この曲にはやや線が細いでしょうかね。
オケとの一体感はあり、2楽章は音楽性豊かで良かったんですが、個人的には、ブラP協1番は音楽的に重厚で構築的、生硬なところもあるので、もうちょっと堅牢なピアニズムであってほしいなと。
まぁこの辺は好みの問題であろうと思います。

後半のブラ4では、思ったよりも落ち着いたテンポで実に丁寧に音楽を紡ぎ、若さに似合わぬ老練の手管を見せつつ、時にアグレッシヴに、俊敏に、果敢に音楽に挑んでいるように見えました。
寄せては返す波のようなグルーヴ感のある歌いっぷりには脱帽するのみ。
まさに大波小波が交互に押し寄せるような感じで、音楽に体ごともってかれるような、あるいは波にさらわれるような、もはや「体験」としか言いようがないものでありました。

そして、ネルソンスはオケを豪快に鳴らし時に熱く煽り、クライマックスに向けて盛り上げますが、決して勢い任せなところはなく、むしろ随所に細やかで丁寧な構築の痕を窺わせます。
指揮者の曲に対する愛情、音楽に対するひたむきさや誠実さが迫ってきて、これまた感動的。

ブラームスのピアノ協奏曲第1番(若書き)とブラ4(円熟期)が並びましたが、どちらもパワーとスケールを保ちつつ、旋律の美しさと音楽の脈動を感じさせる演奏であったと思います。

アンコールは、熱い客席に応えてネルソンスが英語でご挨拶し、曲名を告げた後にヴィオリストを前に押し出し、彼が日本語で重ねてお礼、という流れでした。
ネルソンス、大サーヴィス?
演奏されたエルガー、オケにとってはお国モノということもあるでしょうが、弦の響きが柔らかくて絶品!でした。

ネルソンス、総じて弦の歌わせ方が絶妙に素晴らしかったです。
流麗というか有機的というか。
RCOやバイエルンあたりで是非聴いてみたいものです。
あとは音楽にとにかく誠実に、誠心誠意向かい合っている人の良さだろうと思いますが、音楽がストレートにこちらに飛び込んでくる、本当に細胞レベルに訴えかけるような感じが何ともいえず心地良かったです。
あと、音が終始ポジティヴ光線を放っているというか、常に柔らかい光を帯びているような感じがあり、聴いている間の幸福感ときたらなかったです。
聴いていてとにかく気持ちが良く、ワクワクしてハッピーになれる、そんなコンサートでした。

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2013年11月28日 (木)

フランク・ペーター・ツィンマーマン ヴァイオリン・リサイタル

フランク・ペーター・ツィンマーマン ヴァイオリン・リサイタル
2013年10月7日(月)19:00開演 東京文化会館・大ホール
ヴァイオリン:フランク・ペーター・ツィンマーマン
ピアノ:エンリコ・パーチェ
<プログラム>
J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 BWV1014 ~第6番 BWV1019(全6曲)
アンコール
バッハ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第6番 ト長調 BWV1019a(BWV1019の異稿)第4楽章

こちらも当日で。
当日券は結構余裕ありだったかな?
都民劇場だから会員が多かった&年齢層も高めだったように思いますが、もっと若い人が気軽に当日券で聴きに来られれば良いのに、と思ったりもしました。
(というか、ヴァイオリン科の学生は是非聴くべきでは……)

全体的な印象は前日のトッパンと概ね同じです。
とはいえ、感動が薄れるということもなく。
いや、凄いね、FPZ。
全ての音があるべきところに完璧に収まっているような説得力と安定感。
この日は一階の脇の方で聴いていたけれど、音量的には意外とちゃんと聴こえてきました。
ただし響きは相当デッドでした。
ここはピアノには良いけれど、ヴァイオリンはちょっと、ですね。
会場の音響に豊潤さが無いので、残響が生み出す響きの「旨み」には欠けるのは、まぁ致し方ないところでしょう。
ただ、ヴァイオリンの音色自体は意外なほどに綺麗に、柔らかく聞こえてきました。
本当に良い音で楽器を鳴らしますねぇ。
無駄な負荷が一切かかっていない鳴り方、でしょうか。

FPZの音楽性は正当的かつ王道であるがゆえに、一見優等生的で中庸のようにも聞こえますが、優等生と言ってしまうにはあまりにも、一音一音に確固たる意志と必然性が宿っています。
FPZは冒頭から、丁寧で真摯なアプローチにより、観客を一気に作品世界に引き込む見事な求心力を見せます。
個々のフォルムも全体の設計も実に堅牢ですが、そこに厳しさや冷たさはありません。
そして精錬された音の連なりの中に時折見せるフッと力を抜くような瞬間、ある種の「緩み」、が、思いもかけぬ笑顔のようで大変魅力的です(一種のツンデレ?)。

とにもかくにも、まっすぐにバッハに肉薄しよう、あるべきバッハを追究しようと、至高の何ものかに向けて邁進する演奏家のひたむきさ、しなやかな強さを感じる演奏だったと思います。
「正しさ」というものは、正しいが故に時に息苦しいものでもありますが、「他人を追いつめない正しさ」というものがあるとすれば、FPZのバッハはそういう類のものであろうと思います。
優しい人は強い、そんなフレーズが思い浮かぶ演奏でありました。

個別の曲については、とりわけ2番では、音楽にまっすぐに切り込んで、怯むことも遅れることもないFPZの明るさ、精神の健やさが音楽に現れ出ていたと思います。
4番2楽章の三声のフーガの巻き具合、最終楽章でラストに向けてグングン盛り上げていく様は実に見事。
この楽章が全体のベストだったかな。
6番の最終楽章もFPZの茶目っ気がこぼれ出た快演でした。

こう言ってはなんですが、イケメン・ヴァイオリニストでない分、時々可愛げがあったり(注:演奏が)時々超絶オトコマエ(注:演奏が)だったりすると、心底ぐっとくるのですよねぇ。

いやいや、本当に楽しかった&堪能しました。
ありがとう、FPZ&エンリコさん。
またこの組み合わせで来日してくださいませ。
お待ちしております。

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フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
2013年10月6日(日)15:00開演 トッパンホール
フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
エンリコ・パーチェ(ピアノ)
<プログラム>
J.S.バッハ: ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 全6曲
第1番 ロ短調 BWV1014/第2番 イ長調 BWV1015/第3番 ホ長調 BWV1016/
第4番 ハ短調 BWV1017/第5番 ヘ短調 BWV1018/第6番 ト長調 BWV1019
アンコール:
J.S.バッハ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第6番 ト長調 BWV1019aより 第4楽章

割と直前に行くことを思い立ったのですが、トッパンでFPZでは当然Sold Out。
まぁでもめげずに、当日チケットがあることもままあるので(戻りチケットとかそこは色々あるんでしょう。もちろん当日券が出ないこともあります、念のため)、行ってきました。
結論からいうと、無事チケットゲット。
いつもながら細やかな対応で、感謝感謝。

ピアノはエンリコ・パーチェさん。
こちらのCD、DVDでもおなじみの共演者です。

B0020LSX42Sonatas for Violin & Piano Bwv 1014-1019 [DVD] [Import]
J.S. Bach Pace Zimmermann
Medici Arts 2009-06-29

by G-Tools

B000RO8T7KBach: Violin Sonatas
Johann Sebastian Bach
Sony Bmg Europe 2007-12-02

by G-Tools

バッハのソナタ集はフランク=ペーターだけではなくエンリコ・パーチェさんのピアノも素晴らしいので、エンリコさんのピアノも生で聴ける!と本当にワクワク状態でした。

前半終了時点で、もう溜息。
はー、もう文句のつけようが…。
フランク=ペーター、力みのない、端正かつ生き生きした演奏で、過不足の無い、卓越したバランス感覚の持ち主ですね~。
エンリコさんのピアノも、鈴を転がすようなエレガンスを体現。
そして、前半も良かったけれど、後半はさらに凄かったです。
ケレンや虚飾の無い、それでいて人間味や温かみのあるバッハに満たされた幸せ空間でした。
演奏はもちろんすごく端正で美しいんですが、決して天上の音楽ではない、というのがミソだったかと。
この世に在りながら俗っぽさや雑味とは無縁、という、人の世の至高の領域、ともいうべきバッハだったのでは
FPZの音楽って、基本的には「ああドイツ」と思わせる、非常に生真面目な作りで、地に足の着いた音楽でもあるんですが、同時に軽さも柔らかさもあり、決して四角四面に非ず、なのが最大の魅力ではないかと思います。
彼はすごくマジメで真摯な人なんだろうと思うのですが、基本的には陽性だし茶目っ気もあるよね、という感じで、音楽にも愛すべきキャラクターーがにじみ出ているように感じます。

演奏技術という点では、FPZは緩急の付け方が非常に上手く、特に緩徐楽章から速い楽章にかけては空気が一変します。
速い楽章のここぞというところでの追い込みや畳み掛けにも抜群のキレを見せます。
特に5番の2楽章の集中度の高さには目を見張るものがあり、完全に別次元に連れていかれた感がありました。
それにしても、FPZは途轍もなく上手い、です。
鬼のように上手い。
バカウマ。
右手は死角無しだし、シャキッとした音もフワッとした音も自由自在、音の減衰のコントロールも完璧なボウイングに痺れました。
音程の正確さもいうに及ばず。
特に和音の音程が素晴らしい~(きちんと合っている、のさらにもう一段上をいく合い方をしている。倍音が良く鳴っているんじゃないだろうか)。
まじめに、この人が今一番上手いんじゃないでしょうかね。
そして、単に上手いだけではなく、音楽への誠実な姿勢と、今まさに音楽が生まれてきているような新鮮さがあります。
文句のつけようがありません。

そして、楽しみにしていたエンリコ・パーチェのピアノ。
表情に富み、イタリア人らしく歌心が豊かで、それでいて決して大仰ではなく、音色にはどこか清々しさがあり、ピュアな透明感も漂います。
上品で典雅な雰囲気もあり、こじんまりとした空間が良く似合いますね。
エンリコさんのピアノは、FPZのきちんとした、それでいて器の大きい伸びやかな演奏と実に好相性でした。
この組み合わせでバッハというのは本当に僥倖といえるのではないでしょうか。
ドイツ的な堅牢な構築美とイタリアらしいロマンチックな歌心の融合、というと、ちょっと単純に過ぎるかもしれませんが、なんとも素晴らしいケミストリーでした。

終演後はお二人揃ってのサイン会がありました。
とても和やかで、お二人ともアハハウフフと気さくにお客さんと色々お話をされてました。
フランク・ペーターさんは良い人オーラ全開。
とってもチャーミングで、あちらから握手して下さって、久々に舞い上がりましたわ、ワタクシ。
お手手ほわほわでしたよ。
エンリコさんもお声が渋くてカッコよくて、本当に素敵でした。
ああイタリア男。

そんなわけで、つい翌日の東京文化も行ってしまったのでした……。

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2012年5月12日 (土)

3月11日のマーラー

3月にNHKで放映された「3月11日のマーラー」が、NHK World にて視聴可能です。
Performing Mahler on March 11
May 12, Sat. 0:10/ 4:10/ 8:10/ 12:10/ 16:10/ 20:10 (UTC)
UTCとの時差は9時間なので、今日これからだったら、21:10~、日付が変わって1:10~、5:10~、の放送となります。

東日本大震災が発生した3月11日の夜に、東京・すみだトリフォニーホールで演奏会を決行した新日本フィルハーモニーのドキュメンタリーです。
指揮者はイギリス人のダニエル・ハーディング、曲目はマーラーの交響曲第5番。
1800人収容のホールに集まった観客は、105人。

一人でもお客さんが来るなら上演すべきである、というのは舞台人としてあるべき姿勢であろうし、他方であんな非常時にコンサートどころではない、という意見ももちろん理解できます。
そして、当然、演奏する側だって不安があっただろう(東北の親戚の無事が分からないまま舞台に上がった団員もいたし、ハーディングは3.11が人生初の地震だったそうだ)などと思い、見てると本当に色々な思いが交錯して上手く感想を書けないのですが、とにもかくにもハーディングの率直な言葉に胸を打たれました。

「あのような時に大切なのは一人でいないということです。仲間がいることの心強さを感じる必要があります。演奏会を開けば同僚、お客様、そして音楽がそばにあり、決して一人にはなりません」
「音楽は苦しみの大きさを理解するための助けになります」
「我々がすばらしい演奏をしたかどうかはどうでもよいことなんです。大切なことはお客様も演奏者も音楽を必要としたあのときに音楽を演奏できたことです。そこに価値があったのです」

音楽って、芸術って何だろう?と考えさせるドキュメンタリーです。
生きる死ぬの瞬間には役に立たないけれど、その次の段階には必ず誰かを、あるいは何かを救い得るもの、そんなことを強く感じさせるハーディングのブレのない姿が印象的でした。

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2011年6月18日 (土)

ルノー ・ カプソン ヴァイオリン・リサイタル

ルノー ・ カプソン ヴァイオリン・リサイタル
2011年6月10日(金)19時開演(18時30分開場)
紀尾井ホール

ルノー・カプソン (ヴァイオリン)
ダヴィッド・カドゥシュ (ピアノ)

<プログラム>
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 op.12-2
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調 op.13

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調 op.24「春」
ラヴェル:ツィガーヌ


それにしても、「フランスから来た弦の貴紳が奏でるときめきのヴァイオリン」ってすごいキャッチコピーですね。。。
まぁ結果的には、あながち間違ってるとも言い切れない、と思わされたあたり、ルノーさん恐るべし、ですが。

えーと、もともとルノー兄さんは、フランス国立リヨン管弦楽団&メルクルの日本公演のソリストで来日予定だったのですが、リヨンがキャンセルになってしまったのですよね(実はルノーさんもですが、メルクルを楽しみにしていたので、ダブルでショックでした…)。
でも、ルノーさんは「何があっても来ようと決めていました」と、この紀尾井のリサイタルのためにちゃんと来日してくれたのでした(ルノー・カプソン(Renaud Capucon)インタビュー2011年6月8日)。
…よよ落涙。

私は、音楽家の来日するしないについては、基本的には誰が何をキャンセルしても、それ自体をネガティヴに思う気持ちはありません。
周りの家族友人は間違いなく反対するだろうって思いますし、特に家族の制止を振り切るっていうのはものすごくエネルギーが必要なことですから。
扶養家族がいたりすれば責任だってあるわけで、もし自分に何かあったら…って考えたら、そうそう来られませんよね。

とはいえ、来てくれれば嬉しいのですよね。
ものすごく。
来る人にだって大人の事情や思惑があるのやもしれませんけれど、少しでもこちらのことを思ってくれている、心配してくれているということを言葉だけではなく行動で示してくれるというのは、本当にパワフルなことだと思うのです。

そんなわけで、先のクレーメル・トリオ、LFJのベレゾフスキー、ブラレイ、シャニ・ディリュカ、そしてそしてアンデルさんに続き、心からありがたいな~と頭を垂れるような心持で、そしてみんなみんな大好きだ、、、と泣きそうな気持ちで聴いて参りました。

実際の演奏はというと、ザ・ストレスフリー。
いや、すごいですよ、実際。
何がって、ボーイング。
左手が上手(指が回る・音程が性格)という人はまぁそれなりにいると思うのですが、その上でボーイングまで超一級、となるとなかなか、、、と思っているのですが、ルノーさんのボーイング技術は本当にもう目が点でしたわ~。
ルノーさん、弦と弓の物理的な摩擦というものを一切感じさせないのですよね……。
例えていえば、よく斬れる日本刀で物を斬る感じ?
刀を振り下ろしたら抵抗無くさくっと入る、みたいな(たとえが痛くて恐縮ですが)。

そして、ルノーさんって、ものすごく良い人なんだろうな。
とてもポジティヴで。
陽光の中、まっすぐ前を向いてすっくと立っているようなイメージ。

ケレンやあざとさとは無縁の、骨の太い清々しさを感じました。
そして、心技色々な意味でバランスが取れていて安定していると思うのですよね。

あの音色のまろやかさは室内楽向きかな?という印象もありましたが、決してこもらず上に立ち上がっていく鳴りの良さは間違いなく独奏者のものですね。
ジュリアード系ともブロン系とも違って、善きヨーロピアンスタイルとでも言ったら良いのかな(あ、フランコ=ベルギー派なのか)。
ちょっとグリュミオーを連想しました。

ベートーヴェンのソナタは、軽やかでどこか典雅さもある2番もとても魅力的でしたが、やはり春がルノーさんのお人柄そのもののようで、α波がたっぷり出ましたです。

フォーレは非常に真摯で、緩みのない疾走感、そして格調に満ちた演奏。

ツィガーヌなんかは、もしかしたらちょっと合わないのでは?と思いきや、ストレートな熱演で、勢いもパワーもあり、意外なほど良かったです。

アンコールはタイスの瞑想曲。
こういう手垢のついた曲であっても、しっかりうっとりさせてくれるのは大したものだなぁと思いましたよ。
フォーレのヴァイオリン・ソナタ第1番より第3楽章も。


終演後のサイン会は所用があってパスしてしまいましたが、ちょっと残念だったかも。
わざわざ来日してくれたお礼を言いたかったな~と。。。


この日は(多分)NHKのカメラが数台入っていたので、何事も無ければいずれ放映されることでしょう。
楽しみです。

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2010年1月 9日 (土)

ネットラジオ備忘録

France Musiqueのサイトを見ていたら、今月下旬はナントのラ・フォル・ジュルネ(ショパンの宇宙)をガシガシ放送するらしい。ベレゾフスキー、エル・バシャ、ケフェレック、ヌーヴルジェ、ウィスペルウェイ、児玉桃さん等々、いろいろ聴けるようです。

エル・バシャの、バッハとショパンのプレリュードを交互に演奏っての、ちょっと聴いてみたいなぁ。
VENDREDI 29 JANVIER 2010 PROGRAMME FRANCE MUSIQUE - FM
09:07 - 10:00 Concert
par Jean Pierre Derrien
09:07 - La Folle Journée de Nantes
Concert donné le 27 janvier 2010 à 19h15 salle Grzymala à Nantes
Bach : Prélude n°3 en ut dièse majeur BWV 872
Chopin : Prélude en ré bémol Majeur opus 28 n°15
Bach : Prélude n°22 en si bémol mineur BWV 867
Chopin : Prélude en si bémol mineur opus 28 n°16
Bach : Prélude n°17 en la bémol Majeur BWV 862
Chopin : Prélude en la bémol Majeur opus 28 n°17
Bach : Prélude n°12 en fa mineur BWV 857
Chopin : Prélude en fa mineur opus 28 n°18
Bach : Prélude n°7 en mi bémol Majeur BWV 876
Chopin : Prélude en mi bémol Majeur opus 28 n°19
Bach : Prélude n°2 en ut mineur BWV 847
Chopin : Prélude en ut mineur opus 28 n°20
Bach : Prélude n°21 en si bémol Majeur BWV 866
Chopin : Prélude en si bémol Majeur opus 28 n°21
Bach : Prélude n°16 en sol mineur BWV 885
Chopin : Prélude en sol mineur opus 28 n°22
Bach : Prélude n°11 en fa Majeur BWV 856
Chopin : Prélude en fa Majeur opus 28 n°23
Bach : Prélude n°6 en ré mineur BWV 851
Chopin : Prélude en ré mineur opus 28 n°24
Abdel Rahman El Bacha piano
1月29日(金)の日本時間15:07~16:00で合ってます?


あと、ショパンじゃないけど、すっごく聴きたい!って思ったのは、庄司紗矢香ちゃんのパガニーニの協奏曲。
VENDREDI 29 JANVIER 2010 PROGRAMME FRANCE MUSIQUE - FM
11:00 - 12:00 Concert
11:00 - La Folle Journee de Nantes
Concert donne le 27 janvier 2010 a 19h30 Auditorium Fontana a Nantes
Liszt : Les Preludes, poeme symphonique n°3
Paganini : Concerto pour violon et orchestre n°1 en re majeur opus 6
Sayaka Shoji violon
Orchestre Philharmonique de l’Oural
Dmitri Liss direction
1月29日(金)日本時間19:00~20:00。

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